開幕前日に実施された内覧会で香取慎吾さんは、国内2度目となる個展の開催を「すごく嬉しいです」と表現。
「一人でも多くの人に知ってもらいたい。しんごちゃんの絵を見たことがない人や、少しでも見たことのある人には、こんな絵もあると、より深いところを知ってもらいたい」とコメントした。
【写真】会見での香取慎吾さんと作品画像
香取慎吾「闇と光に分けた」展示内容
開幕に先立ち12月6日に開催された内覧会には香取慎吾さん本人が登壇。個展のタイトルにある「WHO AM I」について、「僕の中身をもっと皆さんに知ってもらいたい」と語った。「いろんな顔をもっている自分、常に変化している自分。ポジティブな『WHO AM I』もあれば、時には下を向いてしまう時間もあったり、その両面をこの個展を通じて、僕の絵を通じて、僕の中身をもっと皆さんに知ってもらいたい」
今回、展示室内のエリアが闇と光に分かれており、「前向きで上を向く光の部分と、もうちょっと深い部分で、下を向いてしまう時の闇な部分。作品をカテゴライズしていって、闇と光に分けた」と説明。
大阪、福岡、石川、福島などの全国巡回について、「全国をまわるのも夢のようです。いろんな方に見てもらえるのが嬉しい。巡回先に必ず行こうと思ってます」と、巡回を楽しみにしているとコメントした。
国内2度目の個展「出し惜しみはしない」
香取慎吾さんは、ジャニーズ事務所を退所後の2017年より稲垣吾郎さん、草彅剛さんと共に「新しい地図」としての活動を開始スタート。2020年1月に『20200101(ニワニワワイワイ)』、2022年4月には『東京SNG』とアルバムをリリースし、ソロアーティストとしても活動している。
一方で、2018年にパリ・ルーブル美術館で自身初の個展を開催。翌年には国内初の個展「BOUM! BOUM! BOUM! 香取慎吾 NIPPON 初個展」を開催するなど、クリエイターとして絵画も制作している。
およそ3年ぶり国内2度目の個展「WHO AM I」の会見は、香取慎吾さんの作品である等身大の『くろうさぎ』の横での実施。
香取慎吾さんは、「初めて『くろうさぎ』が登場したのが2003年のスケッチ。今回初めて立体でつくったこともありますし、これぞ闇という作品です」と紹介しつつ、「これから先何回、個展を開催できるのかを考えた時に、出し惜しみはしないと思った」と、個展開催へ力を込めた。
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