野木亜紀子、NHKドラマ初執筆 『フェイクニュース』で北川景子とタッグ

野木亜紀子、NHKドラマ初執筆 『フェイクニュース』で北川景子とタッグ
野木亜紀子、NHKドラマ初執筆 『フェイクニュース』で北川景子とタッグ

野木亜紀子さんとは初タッグとなる北川景子さん/画像はNHK公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • 北川景子・野木亜紀子の初タッグによるドラマがNHKで10月放送
  • 「フェイクニュース」を切り口にした普遍的なテーマを描く
  • 「NHK!社会派!現代社会に警鐘!」でも「軽い気持ちで」
女優・北川景子さん主演、脚本を『逃げるは恥だが役に立つ』の野木亜紀子さんが手がけるNHKドラマ『フェイクニュース』が、10月20日(土)・27日(土)の2週にわたってNHK総合で放送される。

北川さんはNHKドラマ初主演、野木さんもNHKでのドラマ脚本は初執筆。

世界的に注目を集める「フェイクニュース」を切り口に、「真実と嘘」「分断」「人は何を信じるのか」という普遍的なテーマが、エンターテインメント性豊かに描かれる。

野木亜紀子が当初のプロットを捨てた『フェイクニュース』

野木亜紀子さんといえば、大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』をはじめ、高評価を獲得した『重版出来!』『アンナチュラル』などのドラマを手がける脚本家。

本日8月14日には、日本テレビ系で10月から放送される新垣結衣さん・松田龍平さん主演のドラマ『獣になれない私たち』が発表されたばかり(外部リンク)。

同日、自身のTwitterで8月7日のツイートを引用しながら、「このつぶやきは、嘘なのか?」と意味深な発言をしていたが、『フェイクニュース』の制作発表というかたちで真相が明らかになった。 『フェイクニュース』の制作にあたって野木さんは、「2017年の春、北野プロデューサーから『オリジナルが作りたい』という話をいただき、じゃあ互いに興味があるネタはなんだろう、と話し合っているうちに合致したのが『フェイクニュース』でした」とコメント。

当時は、フェイクニュースという言葉が浸透していなかったため、「どういうもので何が問題かという『フェイクニュース入門』のドラマを考えていました」という。

しかし、『アンナチュラル』終了後、執筆に取り掛かろうとした2018年の年明け、「当初のプロットはすべて捨て、まるっきり新しいドラマを作ることにしました」と言うほど、フェイクニュースを取り巻く状況は一変。

おそらく半年もすれば今の内容も古くなっていることでしょう」と状況が変化する可能性を指摘しつつ、「一方で、このドラマで描いている混乱は、半年後、一年後、十年後ですら変わらずに起こるような気もしています」とテーマとしての普遍性にも言及。

最後はフィクションであり、エンターテインメントであることを強調しながら、「軽い気持ちで観ていただけたら幸いです」と締めくくっている。

2017年の春、北野プロデューサーから「オリジナルが作りたい」という話をいただき、じゃあ互いに興味があるネタはなんだろう、と話し合っているうちに合致したのが「フェイクニュース」でした。当時はまだファクトチェックどころかフェイクニュースという言葉そのものが一般に浸透していなかったため、フェイクニュースとはどういうもので何が問題かという「フェイクニュース入門」のドラマを考えていました。年が明け2018年。前の仕事がようやく終わり、さあ書くぞと周囲を見まわしたら、フェイクニュースを取り巻く状況は一変していました。 当初のプロットはすべて捨て、まるっきり新しいドラマを作ることにしました。おそらく半年もすれば今の内容も古くなっていることでしょう。一方で、このドラマで描いている混乱は、半年後、一年後、十年後ですら変わらずに起こるような気もしています。まったく喜べません。とはいえ、これはフィクションです。エンターテインメントドラマです。「NHK!社会派!現代社会に警鐘!」なんていうと難しいドラマのようですが、いうても青虫です。青虫と登場人物たちの悲喜こもごもを、軽い気持ちで観ていただけたら幸いです。 野木亜紀子さんコメント

星野源さんとは対談も

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作品情報

フェイクニュース

放送予定
2018年10月20日(土)前編 10月27日(土)後編
総合 土曜よる9時から9時49分
野木亜紀子(「アンナチュラル」「逃げるは恥だが役に立つ」など)
音楽
牛尾憲輔 (映画「モリのいる場所」「サニー/32」「聲の形」など)
出演
北川景子 光石研 永山絢斗 矢本悠馬 / 新井浩文 岩松了 杉本哲太 ほかの皆さん
制作統括
土屋勝裕
プロデューサー
北野拓
演出
前編:堀切園健太郎、後編:佐々木善春

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1件のコメント

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:2212)

1人の男の真偽不明なSNSへの青虫混入の投稿を発端とした事件はしだいに企業間の紛争にまで拡大し…
現実では防犯カメラもあり、みーんなカメラ付き携帯スマホを持ち歩いてるので
嘘はすぐバレます。
従ってネットメディアでは拡大しませんよ。
テレビ新聞メディアでは拡大するでしょうけどね。