『終物語(下)』、アニメイトの天井を突き抜ける──嘘41連発の中のホンモノ

『終物語(下)』、アニメイトの天井を突き抜ける──嘘41連発の中のホンモノ
『終物語(下)』、アニメイトの天井を突き抜ける──嘘41連発の中のホンモノ

アニメイト秋葉原店の写真

3月28日に、小説家・西尾維新さんによるライトノベル「〈物語〉シリーズ」による謎のティーザーサイトが公開され話題になっていた。そして、「2014.04.01」と書かれていた通り、エイプリルフールに合わせて本サイトが公開され、同作らしい嘘の数々が披露されている。

その中でも、「『終物語(下)』、驚愕の十万ページ越え!」という嘘が、なんとアニメイト秋葉原店で現実になっている。

ファンなら現実になってほしい企画ばかり

公開されたエイプリルフールサイトには、41個もの嘘が並んでいる。

しかし、嘘は嘘でも、「『鬼物語』巻物版の発売」や、「物語中で千石撫子が書いていたマンガ『キミとなでっこ!』のアニメ化」など、ファンならば実現してほしい嘘ばかりが並んでいる。

〈物語〉シリーズ『嘘物語 -貝木エイプリル-』のスクリーンショット

嘘が現実に!? 『終物語(下)』が10万ページ越え、店の天井を突き破る

そして、事前に報道されていた通り、その嘘の中には現実になっているものもある。

41個の嘘のうち、「『終物語(下)』、驚愕の十万ページ越え!」という、いかにもな嘘が現実になっているというのだ。実際に、アニメイト秋葉原店でその実物が目撃されている

えっ、まじで…?

現場にかけつけたところ、10万ページの『終物語(下)』は長過ぎて天井を突き破って、次の階まで伸びていた。

完全に突き抜けてます

ただの嘘で終わらせないのが、一筋縄ではいかない、西尾維新さんの「〈物語〉シリーズ」という作品だということか……。

本当の『終物語(下)』は4月3日発売

本当に10万ページで構成されていたら読者としては嬉しい反面、物怖じしてしまいそう。

ただ、本物の『終物語(下)』は、4月3日(木)に、常識の範囲内のページ数での刊行が決まっている。

上下巻を含めてそれぞれ6巻づつからなるファーストシーズン・セカンドシーズン・ファイナルシーズンが展開される「〈物語〉シリーズ」は、西尾維新さんの中でも最長篇作品となっている。

そしてついに、『終物語(下)』、2014年夏に発売されるシリーズ最終巻となる『続・終物語』で幕となる。

関連商品

終物語 (下) (講談社BOX)

著者:西尾維新
発売 : 2014年4月2日
価格 : 1,620円(税込み)
発売元 : 講談社

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

本・文芸の週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ