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シャドバ人気プレイヤー・もこうインタビュー 「完全にYouTuberになった」

もこうさん

6月10日(土)に東京・ベルサール高田馬場にてゲームの最強王者を決める次世代型e-Sports大会「RAGE vol.4 GRAND FINALS」が開かれた。

参戦タイトルは、本格スマホカードバトル『Shadowverse』(シャドウバース)、対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターV』、サッカーゲーム『ウイニングイレブン 2017』だ。

各タイトルの王者を目指し、熱い闘いが繰り広げられた当日。サイドイベントとして、「シャドウバース」の有名プレイヤーと対戦できるブースも設置されていた。

対戦エリア(もこう)

当日は対戦エリアでもこうさんとバトルも可能だった

有名プレイヤーのなかには、ニコニコ動画の王、そして先生とも呼ばれるもこうさんの姿も。

KAI-YOUでもたびたび取材を重ねてきた実況者・もこうさん。今回は「シャドウバース」プレイヤーとして、そして「RAGE」をはじめとする競技ゲームの世界、e-Sportsについて語っていただいた。

取材、文:ふじきりょうすけ

もこうさん、完全にYouTuberになる

──ニコニコをメインに活動されていた時は、「ドワンゴの公式番組になかなか呼ばれなかった」と話していました。でも今ではすっかり「シャドウバース」有名プレイヤーとして、大会やイベントにも引っ張りだこになってますよね。

もこう YouTuberになっちゃったな(笑)。ゲーム系の仕事が増えたのはYouTubeがきっかけだったんです。

昨日の配信でもちょうどニコニコ動画の悪口を30分間言い切ったばっかりなんですけど、やっぱり投稿者目線だと、ニコニコ動画よりもYouTubeのほうが優れてるんですよ。

動画の画質や、そもそもの利便性とか見ていくと、ニコニコって劣ってる点がやっぱり多いから。

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もこう 結局動画あげてる人って数字がほしいわけじゃないですか。それは皆同じだと思うんですけれど、ニコニコ動画だと限界が見えている。

YouTubeはもっと可能性があるんですよね、ニコ動で伸びなかった動画がYouTubeやと何倍も伸びたとか、全然あるし。そういうの見てると面白いし、反応が毎回新鮮なんですよね。

──新鮮?

もこう ニコ動の人って、けっこう頭ごなしに「お前はこれだけやってたらええんじゃ!」みたいなこと言ったりするんですよ。YouTubeのコメントだと、そういうのってないんですよね。

ちゃんとコメントから「面白いよ」っていうのが、伝わってくる。だから投稿のモチベーションも維持しやすいんです。

カードゲームが好きなわけではなかった

──もこうさんが「シャドウバース」を始められたきっかけはなんだったんですか?

もこう スマホのアプリゲームをそのままニコ生で配信できる「ニコニコスマホSDK」って機能があって。

「シャドウバース」にもその機能があったから、テスターの依頼で、最初は仕事としてはじめたんですよね。

シャドバファミ通カップ優勝者の「ふぇぐ」と戦った結果www【シャドウバース RAGE】
もこう ハマってったのはなんやろ? カードゲームがめちゃくちゃ好きなわけでもなかったし。でも、初心者の自分でもランクマッチでわりと勝てたんですよね。

勝つのが楽しかったし、ルールも単純で、とりあえずは細かいところは覚えなくていいから敷居の高さも感じなかった。それですんなり入って行けたんです。

──あれ、遊戯王の動画とかって……?

もこう あれはやってないです、開けてるだけなんで(笑)

6000円分の遊戯王福袋、5000円分の謎福袋、一気に開封した結果www【福袋開封】
もこう アナログのカードゲームってやる相手がいないんすよ。だからコレクションして終わっちゃうことが多いですね。

「シャドウバース」はデジタルでいつでも対戦できるっていうのが、デカいじゃないですか。

e-Sportsへの期待感

──「シャドウバース」はe-Sportsにも注力していて、大会もさかんです。もこうさんは以前のインタビューで「ゲームのプレイでみせれる実況者になりたい」とも言っていましたよね。

もこう 2月に「ファミ通CUP」という賞金制のイベントがあって、Day1の予選を通過したんです。その時、配信卓っていうのに映ったんですよ。そこですごくいい試合もできたし、勝てた。あれは気持ちよかったな。

もこう あれからゲームの大会で大きな実績を残しているわけではないですけれど、やっぱり実況動画じゃなくて、ゲームのプレイングでも人が沸いてくれることに対しての快感も実際に味わうことができて。

引き続き大会もどんどん出て追求していきたいな。……でも、そもそもゲーム実況は『ぷよぷよ』に対しての意欲だったんですよね。

ただ、今はぷよぷよ界自体があまり良くない流れになってるんです。「マジカルストーン(※1)の炎上もありましたけれど、それから有名な『ぷよぷよ』プレイヤーのやる気が軒並みなくなっちゃって、大規模な大会もなくなって。もちろん、S級リーグ(※2)の運営の人とかは凄い頑張ってたんですけど。

【ぷよぷよ!?】謎のパズルゲー、「MagicalStone」を実況してみた!
──コミュニティへの不信感なのでしょうか……。一方で、今回の「RAGE」はどのようにご覧になってますか?

もこう こんだけ大きい会場を借りて、人もしっかり集めて。しかも初戦の前に流れる、選手1人1人にスポットを当てたPVもつくってるじゃないですか。

サッカーとか、野球観戦と同じような、ゲームの試合をみんなで見るっていう空間をつくった「RAGE」はすごいなって思いますよ。

RAGE「Shadowverse」(シャドウバース)

「RAGE」観客の盛り上がりも凄まじい

──今も中継で大会の様子が流れていますが、選手についてはいかがでしょう。

もこう やっぱりゲームがうまい。常々言ってるんやけど、ゲームがうまいっていうのは、野球選手が野球がうまいというのと、ホンマ同じなんですよ。ゲームの試合でみててすごいな! って思う感動はスポーツみて得られる感動と同じやと思ってるから。

実際、韓国とか、ほかの海外でもプロゲーマーがいっぱいいて、価値が認められてる世界があるじゃないですか。

ゲームホンマにやりこんで、うまい人って俺はすごい尊敬してるから、そういう人にもっと日の目があたるような感じになってくれればいいかなって思ってるんです。

※1 マジカルストーン……「ぷよぷよのeスポーツ化」をうたったゲーム。「ぷよぷよ」トッププレイヤーが開発に関与しており、『ぷよぷよ』側からも開発許可を得て制作していたと説明するが、『ぷよぷよ』のセガは「許諾の事実はない」と述べた。また、開発が規約違反行為であるRMTをおこなっていた業者だったため、大きな波紋を呼んだ

※2 S級リーグ……AC版ぷよぷよ通対戦の『最強』を決めるリーグ戦。

運が絡むからこそ興奮できる

──「シャドウバース」の一番のおもしろさってなんでしょう?

もこう ……(少し考えて)トップで解決した時かな。つまり山札から引く次のドローに賭けること、e-Sports力ですね。

みんな思ってるんじゃないですか? 10ターン目に「あと4点が足りひん」って時、グリームニル(※3)引いてきてバシーン決めて終わり! みたいな。そういう瞬間が面白いですね。

運ゲーと言われればそれまでやし、実際運ゲーなんですけど……。結局、運が絡むからこそ盛り上がるんじゃないかって思いますね。見てる人たちが予想つかないことが起きるからこそ、盛り上がれるんじゃないかなと。

GOOD GAMETシャツを着るもこうさん

──『ポケモン』や『ぷよぷよ』と比べるとどうですか?

もこう 『ポケモン』はわりと運が絡みますよ。急所もあるし、交代読みも言ってみたらじゃんけんなんで。でも『ぷよぷよ』に関しては、強い人が絶対勝つんですよ。50本先取もやれば、絶対強い人が勝つんで。あれこそがスポーツなんかもしれへんな。

それが『ぷよぷよ』と「シャドウバース」の違いなんですよね。『ぷよぷよ』は敷居高すぎて、新規が全然入ってこないゲームなんです。

その点、「シャドウバース」は誰でも勝つ可能性がある。だからこそ、ゲーム内の1つのシーンごとに盛り上がるんかなと。醍醐味はトップ解決ですよ。

※グリームニル…「シャドウバース」第4弾パック「Tempest of the Gods/神々の騒嵐」で登場したカード風の軍神・グリームニル。3コスト2/3の守護持ちという使い勝手の良いステータスでありながら、「相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ。これを4回行う。」という盤面一掃やフィニッシャーとしても優秀な能力をもち、大会でも活躍した。同パックを代表するカードの1つ。

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