炎上漫画家micorun 新作『マンガ家になれなかった友達の末路』が突き刺さる……

『マンガ家になれなかった友達の末路』/micorunさんの漫画 (pixiv)

自称・炎上漫画家/イラストレーターのmicorunさんがイラストSNS・pixivに投稿した短編漫画『マンガ家になれなかった友達の末路』が、注目を集めています。

これは、micorunさんが友人からの実話を元にしつつも、あくまでフィクションとして描いた作品。

同氏は3月にも『私が大好きなアニメを見れなくなった理由』というタイトルの漫画をWeb上で公開し、大きな話題を呼びました。

『マンガ家になれなかった友達の末路』が描く現実

『マンガ家になれなかった友達の末路』/画像はすべてmicorunさんpixivページより

主人公は名だたる有名漫画家に憧れ、自らもそうなりたいと漫画を描きはじめた一人の少女。

日夜、原稿制作に励みますが、10年間という月日はあっという間に流れ、画力は上がったものの絵柄は流行遅れ。

生活費を稼ぐために絵が上手くてエロいものを描けば売れるという同人誌で稼ぐという展開に。

その後、自分より下手でつまらない漫画の単行本は本屋に置かれているのに、漫画家デビューできずバイトやアシスタントをこなすという漫画家志望者のリアルな現状が描かれます。

Twitterでも様々な意見が交わされている漫画

5月31日にTwitterに投稿されたこの作品は、現在までに3,000リツイート以上され反響を呼びました。

この漫画を読んだユーザーからは「胸をえぐり過ぎて言葉にならない…」「○○さんのような漫画を描きたい!より、○○が描きたい!の方がいいかもしれませんね」といった投稿も。

また、「結局これって自分でデビューしようとしなかっただけじゃないのか?」「芸術って残酷だな。なまじ力があると逆に苦しむ事になるなんて」といった様々な意見が交わされています。

前回話題になった『私が大好きなアニメを見れなくなった理由』では、『私が大好きなアニメを、さらに好きになった理由』というタイトルのアンサー漫画まで登場しました。 新作『マンガ家になれなかった友達の末路』では、どのような波紋を広げていくのか注目です。
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