ナチスを萌えキャラ化!?　自作ゲーム「ゲッペルスちゃん」が資金募集

こんにちは、漫画家の眠田直（みんだなお）です。

私は現在、ナチスを題材としたオリジナルアドベンチャーゲーム『燃え萌えナチス少女ゲッペルスちゃん』の第3話制作プロジェクトを、クラウドファンディングサービス・FUNDIYにて実施しています。

本作では、「前髪切りすぎた」という曲の映像を制作してにわかに注目された、「アニメ界のアウトサイダーアーティスト」こと伊勢田勝行先生といった有名クリエイターにも参加してもらいました。

目標金額は400,000円で、1,000円から20,000円まで各支援コースごとに特典を用意。2月20日（水）まで募集を行っております。

『燃え萌えナチス少女ゲッペルスちゃん』とは？

『燃え萌えナチス少女ゲッペルスちゃん』は、ナチス・ドイツのゲッベルス宣伝相を「ゲッ“ペ”ルスちゃん」として女の子化して、ナチスを徹底的におちょくったアドベンチャーゲーム。

ナチス宣伝相に抜擢された14歳の天才少女・ゲッペルスちゃんが、ラジオ放送を巡ってフランスを対決したり、プロパガンダアニメでアメリカと対決したり……秘書のローリィやフルートとともに、他国の妨害にも負けず大暗躍します。

ナチスネタは「反発もあるかな？」とちょっと警戒していたのですが、ナチスを題材としたSF映画『アイアン・スカイ』がヒットしたおかげで、堂々と世に出すことができました。

プレイ時間は約30分という小規模ゲームですが、その分ギャグやネタはてんこもりにしております。

キュートな絵にも注目！

第1・2話は眠田直が脚本・監督、そして作画もひとりでやったのですが、この時、持病の薬の副作用で手が震えるという状態で、仕方が無いのでヨレヨレ線で下書きし、それをパソコンに取り込んでからグリグリとマウスで修正していました（この時はまだペンタブを持っていなかった）。

そんなわけで、1・2話はあまりグラフィック的には褒められたものではありません。 その後、眠田は出版のお仕事で「オタクのための風俗ガイド」という本をシリーズで2冊つくったのですが、この時に知り合って表紙や漫画を描いてもらったのがKiichi先生。

とてもアマチュアとは思えないほど、萌え～な女の子の絵を描く人です。メカを描かせても上手いし。 で、ダメ元で「『ゲッペルスちゃん』描いてもらえないですか？」と交渉したところ、すんなり快諾。キャラクターデザインがどんどんリファインされ、可愛い絵になってきております。

ミクさんが挿入歌を担当

音楽は1話から一貫して、自主映画界の鬼才・伊勢田勝行先生の曲を使わせてもらっています。

伊勢田監督、アニメの絵はへっぽこでヒドいんですが、音楽だけは上手くて、ゲッペルスちゃんでも挿入歌「こっかしゃかいしゅぎのうた」をつくってもらいました。歌っているのは、同盟国日本の電脳人気歌手・初音ミクさん。

しかしダウンロード数は激減……

さて、この「ゲッペルスちゃん」無料の第1話はダウンロードされまくったのですが、有料化した第2話は、途端にダウンロード数が激減。とても私の資金力では、第3話の制作はできそうにありませんでした。

そこで、クラウドファンディングを利用すれば第3話をつくれる！　と一念発起し、第3話制作プロジェクトを始めさせてもらうことになりました。

1/13（水）現在、支援金は100,000円・達成率25％とやや苦戦しております。ぜひともKAI-YOU読者の皆様のご支援を期待しております。よろしくお願いします。