中古ホビー/エンタメ商品の大手である駿河屋が12月17日(水)、フリマアプリ・メルカリを運営する株式会社メルカリと、資本業務提携契約を締結したと発表した。
提携を通じて両社は、商品データや在庫、鑑定ノウハウなどを連携させ、国内外に向けたリユース流通の拡張と、安心・安全な取引環境の構築を目指すとしている。
駿河屋、メルカリ上で日本最大級の商品数を展開
駿河屋は、アニメ/ゲーム/フィギュア/トレーディングカードなどを中心に、数千万点規模の商品在庫と約3,000万件の商品カタログデータを保有する、国内有数のエンタメ系リユース事業者。
今回の資本業務提携では、メルカリ上に駿河屋の全商品を連携させることにより、日本最大級の商品数を実現。
駿河屋.jpとメルカリ駿河屋店の両サービス上で、全商品を同一価格で購入可能となる。
駿河屋の真贋鑑定とメルカリのAI技術で海外市場へ
この他、メルカリが強化してきた越境取引の仕組みを活用し、日本のエンタメ文化を支えてきた中古商品を、より広い海外市場へ届ける狙いもあるとも説明。
駿河屋が長年培ってきた真贋鑑定や商品管理のノウハウと、メルカリのAI技術の知見を組み合わせることで、偽造品の排除や、ユーザーが安心して取引できる環境づくりを進めるという。
メルカリはこの提携を起点に、オンラインとオフラインを連携させた新しい循環型リユースモデルを推進。駿河屋も、ボーダーレスで安全な商流を確立し、世界規模でのエンタメ・ホビー商材の循環と事業の拡大を推し進めていくと発表している。
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