Billboard JAPAN（ビルボード・ジャパン）が、海外でヒットしている日本の楽曲をランキング化するグローバル・チャート「Global Japan Songs Excl. Japan」をスタートした。
同チャートは、米Billboardが発表する「Global 200」の元となる、世界200以上の国と地域をカバーした主要デジタル・プラットフォームにおける、有償・無償のストリーミング数（オーディオ／ビデオ）とダウンロード数に、それぞれ比重をつけて算出したデータから、日本市場を除外して抽出したもの。
つまり、海外でヒットした日本の楽曲を世界基準（=「Global 200」）でランキング化したものである。
Billboard JAPANによれば、日本の楽曲の「世界でのヒットやトレンドを把握」できるものだという。
「Japan Songs （国名）」は、米Billboardの「Hits of the world（※）」のデータから、世界各国でヒットしている日本の楽曲を抽出したものとなる。
9月14日（木）からは韓国・シンガポール・インド・フランス・イギリス、その後アメリカ・ブラジル・台湾・ドイツ・南アフリカなど、各国における毎週の順位が発表される。
Billboard JAPANは、「国ごとに異なる日本のヒット曲やトレンドを可視化するとともに、各国のヒットチャートにランクインするための傾向などが把握」できるとしている。
（※）米Billboardの「Hot 100」の計算メソッドを活かした各国別チャート
昨今、世界に広がる日本の音楽、あるいは世界へ日本の音楽を広げる動きに注目が集まっており、その潮流はますます加速している。
しかし、IFPI（国際レコード産業連盟）の調査（外部リンク）によれば、2023年現在、日本の音楽業界の市場規模はアメリカに次いで世界2位を記録している。
これまでのグローバル・チャートには、そんな日本市場のデータも含まれており、真に日本を除いた世界──つまり、海外でヒットした日本の楽曲をランキング化したものは存在していなかった。
今回のBillboard JAPANの新チャートは、世界を目指す日本の音楽業界の動きに応えたものだといえる。
同チャートは、米Billboardが発表する「Global 200」の元となる、世界200以上の国と地域をカバーした主要デジタル・プラットフォームにおける、有償・無償のストリーミング数（オーディオ／ビデオ）とダウンロード数に、それぞれ比重をつけて算出したデータから、日本市場を除外して抽出したもの。
つまり、海外でヒットした日本の楽曲を世界基準（=「Global 200」）でランキング化したものである。
Billboard JAPANによれば、日本の楽曲の「世界でのヒットやトレンドを把握」できるものだという。
目次
国・地域別の日本の楽曲ランキング「Japan Songs （国名）」も開始
また「Global Japan Songs Excl. Japan」の開始に併せて、各国における日本の楽曲チャート「Japan Songs （国名）」もスタート。「Japan Songs （国名）」は、米Billboardの「Hits of the world（※）」のデータから、世界各国でヒットしている日本の楽曲を抽出したものとなる。
9月14日（木）からは韓国・シンガポール・インド・フランス・イギリス、その後アメリカ・ブラジル・台湾・ドイツ・南アフリカなど、各国における毎週の順位が発表される。
Billboard JAPANは、「国ごとに異なる日本のヒット曲やトレンドを可視化するとともに、各国のヒットチャートにランクインするための傾向などが把握」できるとしている。
（※）米Billboardの「Hot 100」の計算メソッドを活かした各国別チャート
真に"海外"でヒットした日本の音楽ランキングが始動した背景
4月にはYOASOBIの楽曲「アイドル」がBillboard The Global Excl. U.S.で1位を獲得。6月にはSpotifyがグローバル・プレイリスト「Gacha Pop」を新設。
昨今、世界に広がる日本の音楽、あるいは世界へ日本の音楽を広げる動きに注目が集まっており、その潮流はますます加速している。
しかし、IFPI（国際レコード産業連盟）の調査（外部リンク）によれば、2023年現在、日本の音楽業界の市場規模はアメリカに次いで世界2位を記録している。
これまでのグローバル・チャートには、そんな日本市場のデータも含まれており、真に日本を除いた世界──つまり、海外でヒットした日本の楽曲をランキング化したものは存在していなかった。
今回のBillboard JAPANの新チャートは、世界を目指す日本の音楽業界の動きに応えたものだといえる。
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