フランス人が集う神楽坂に新名所 新潮社倉庫を使った「la kagu (ラカグ)」とは

フランス人が集う神楽坂に新名所 新潮社倉庫を使った「la kagu (ラカグ)」とは
フランス人が集う神楽坂に新名所 新潮社倉庫を使った「la kagu (ラカグ)」とは

「la kagu (ラカグ)」

出版社・新潮社の昭和40年代に建てられた本の倉庫を利用したキュレーションストア「la kagu (ラカグ)」が、10月10日(金)に東西線・神楽坂駅前にグランドオープンする。

ここでは、日用品や生活雑貨、ファッションアイテム、ブックスペース、カフェなど、世界各国から独自の目線でセレクトした商品の販売やスペースを展開。

ブックスペースでは、新潮社の倉庫をそのまま使用し、ブックディレクターの幅允孝さんが選んだ本を販売。さらに新潮社とのパートナーシップならではの「知」を体験できる場所として、作家によるトークショー等も行われる。

外観の設計デザインは神楽坂に10年以上住んでいる建築家の隈研吾さんが、施設の運営はライフスタイル事業を行うサザビーリーグが手がける。

フランス人は神楽坂をラガクと発音

「la kagu(ラカグ)」は、“REVALUE” をコンセプトに、新潮社とのパートナーシップのもとで展開されるストア。“REVALUE”には、流行に流されず“昔からあるもの” や “これからも大切にしたいもの” に価値を見出すという意味が込められている。

ストアの名前「la kagu」は、フランス人が神楽坂と発音する際、“ラガク”と呼ぶ人がいることが由来のよう。神楽坂は、フランス人が非常に多く訪れる街として知られている。

「la kagu」の総面積962.45㎡の巨大フロアには、1階にウィメンズファッションや生活雑貨、カフェ、2階にメンズファッション、ブックスペース、家具、レクチャースペースを配置するという。

「la kagu (ラカグ)」

大手セレクトショップのバイヤーを務めた安藤桃代さんやスタイリストの岡尾美代子さんらがセレクト、キュレーションしたファッションアイテムや生活雑貨など、コンセプトの“REVALUE”にも通じる、“本当に良いもの”の価値を見出したアイテムが展開される。

作家によるトークショーも開催!

角田光代×河野丈洋/画像はPeatixより

ブックスペースに併設されるレクチャースペース「soko (ソーコ)」では、本にまつわるイベントやワークショップ、落語の公演などが開催される予定だという。

10月15日(水)には、映画化もされた『八日目の蝉』の原作など、直木賞受賞経験のある作家・角田光代さんと、ロックバンド・GOING UNDER GROUNDの河野丈洋さんによる、夫婦でもある2人の対談。

10月17日(金)には、『キッチン』や『TUGUMI』などで知られる作家・よしもとばななさんと、『野蛮な読書』で「第28回講談社エッセイ賞」を受賞したエッセイストの平松洋子さんによる対談などが発表されている。

ほかにも池内紀さん、川本三郎さん、松田哲夫さんによる座談会、山下裕二さんと千宗屋さんによる対談などが決まっている。それぞれチケット販売サイト・Peatixにて、前売りを購入することができる。

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