チャンネル登録者数100万人突破を記念して実施されたこのイベント。勢い余りすぎてすでに150万人を突破していますが、とにかく体裁としては100万を記念して行われるものです。
イベントはライブ配信されていたものの貴重な機会に参加しようと、応募者総数は約1万人。その中から抽選で選ばれたわずか100人が会場に招待されました。そんな会場にKAI-YOUも参加! 会場の様子をレポートしていきます。キズナアイ @aichan_nel さん、YouTube Space Tokyo へようこそ!♪( ´▽`)https://t.co/O487Y0ENk6 →https://t.co/Mhe2pwHqxX pic.twitter.com/2ADofBTeUh
— YouTube Space Tokyo (@youtubespacetok) 2018年3月18日
キズナアイさん、初のファンイベント
アイちゃんフィギュア、早くリリースされてほしい!
この日が彩色済み初展示となった1/7スケールフィギュア。ふつくしい
よく見ると"ぴょこぴょこ"のついたロゴ。かわいい、可愛くない?
プレゼントの中身
筆者もオレンジを見たときに「ナンデ!?」と思いましたが、そんな理由でしたか…😂😂😂
ええやろ
バーチャル礼拝? いや現実だ
18時になるといよいよイベントがスタート。登場すると待ってましたとばかりに会場からも声援が上がります。緊張してめっちゃぶれたわ
そんな様子を見ながら「"ぴょこぴょこ"つけてくれてる!」など、次元と物理的な意味の"壁"を超えて会場の盛り上がりを伝えてくれるアイちゃん。その場にいる実感がありありと伝わってきます。
このイベント中、終始感じていたことですが、やはりキズナアイさんと一切違和感のないコミュニケーションが取れるという事実には驚かされるばかり。会場の様子をそのまま見て、伝えてくれることで(「いま"カメラの端に写ってた"女の子〜〜」とメタな発言もありましたが)、リアルタイムで進行していることが明確に伝わってきます。
ネット上では、大きく表示されたキズナアイさんを崇めるような見た目から「バーチャル礼拝」と揶揄もされていましたが、いいや、これは現実で起きているんだ、と強調して言っておきたいです。
ちなみに、キズナアイさんが一番遠いところから来た参加者について聞くと、会場からは「ドイツから!」との声…、訪日アンバサダーの力ハンパねぇな! イベントは2部制となっており、チャンネルBAN(※キズナアイさんのチャンネルが一時的に凍結された事件)以前からの仲だという担当者を司会に交えて進行。
1部ではふれあいもそこそこに、100万人突破を記念したスペシャルムービーを上映。チャンネル開設時から100万人達成までのハイライトがまとめられキズナアイさんの成長が垣間見れます。
ちなみに、イベント開始前の会場でもいままでの「A.I.Channel」の動画も流されており、矢澤にこちゃんのガチャでドブっていく回や、ホラーゲー『INSIDE』をプレイする回を久しぶりに見た筆者は懐かしさで泣きそうになりました…。ED曲も変わってきたんですよねぇ…。
ドヤ顔でV
生身とバーチャル、まだ溝は深い
初のファンイベントだけあって交流の1つひとつが印象深いですが、YouTuberからのビデオコメントについては触れざるを得ません。YouTuberの人気はTVタレント以上といっても過言ではない…と言われて久しいですが、デジタルネイティブなリア充にとっての現実なのか、バーチャルYouTuber好きにその存在はあまり認知されていない様子。
マックスむらいさん、マミルトンさん、おるたなChannelをはじめ、押しも押されもせぬ人気を誇るYouTuberの先輩たちからの祝辞が届いていましたが、会場の空気や生配信中のコメントはいささか冷ややかなものでした。3/18に『A.I. Channel Fan Event 2018』を開催します!ლ(´ڡ`ლ)✨
— Kizuna AI@Virtualの住人 (@aichan_nel) 2018年3月13日
なんとマックスむらいさん、マミルトンさんから100万人達成おめでとうコメントをいただきました!
本当にありがとうございます!😍
マックスむらい→https://t.co/kq9BOa7kw6
マミルトン→https://t.co/Z1jCsQUgWf#youtubespacetokyo pic.twitter.com/CzHKLqdDoR
プラットフォームは同じでも、YouTuber/バーチャルYouTuberでファンが行き交うことはまだ無さそうな印象です。
バーチャルYouTuberからは輝夜月さんがコメント。MixChannelで大流行中の「イイ波のってん ︎NIGHT」を披露する……という、むしろYouTuberよりパリピなネタで攻めてきますが、そこは好意的な様子。
だからこそ、キズナアイさんがいままで以上に広い層の人気を獲得していき、バーチャルと生身の壁を取り払ってくれることに期待せざるを得ない一幕でした。明日3/18はついに『A.I. Channel Fan Event 2018』当日です!ლ(´ڡ`ლ)✨
— Kizuna AI@Virtualの住人 (@aichan_nel) 2018年3月17日
なんと・・・輝夜月ちゃんから100万人達成おめでとうコメントをいただきました!
月っちゃん!ほんとにありがとうーー!しゅきーー!☺️🍣💕✨🍣💕
Kaguya Luna Official→https://t.co/vfzvyMuofD#youtubespacetokyo pic.twitter.com/FsKNUHJWMW
アーティストデビューも決定! 世界に羽ばたくキズナアイ
イベントはそのまま2部へ突入。会場に参加したファン100人のお願いを叶える企画が行われます。「名前を呼んでほしい」「愛してると言ってほしい」といったお願いを書いたファンがことごとく会場に現れないというハプニングもありつつ、その状況を即座にネタにしながら会場を盛り上げていくアイちゃんの対応力には脱帽です。場馴れしている。
キズナアイ「握手はできないけど、ハイタッチならできるよ!」 う、うらやましい。
そして、最後に重大発表として3つの情報が解禁。
キズナアイカフェの実施、6月30日には誕生日イベントを開催。そして、満を持してのアーティストデビューが決定しました。
イベントの締めにはアイちゃんから一言。「見た目も声もつくられた存在だった自分が、動画を出すことで皆に見てもらえる。繋がるって本当に良いですね」と、バーチャルな存在であるからこその苦労をにじませたコメントで場を締めくくりました。
そんなキズナアイさんは4月から冠番組「キズナアイのBEATスクランブル」がスタートするほか、TVアニメ『魔法少女サイト』では声優に初挑戦。さらなる"繋がり"が生まれていくことでしょう。
キズナアイさん、どこまで行ってしまうのか
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連載
2017年末から爆発的な人気と勢いで熱い視線を受けるバーチャルYouTuber。 VR技術を駆使した新たな文化の潮流は、コンテンツを制作するクリエイターと享受する視聴者に革命をもたらしている。 はたしてこれは一過性のブームなのか? ブームの源泉から最前線で活躍するVTuberにスポットを当て、どこよりも早く、深く紐解いてく。
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