優等生で心を閉ざしがちな主人公・西見薫をHey! Say! JUMPの知念侑李さん、学校一の荒くれ者ながらジャズに情熱を注ぐ川渕千太郎を中川大志さん、千太郎の幼馴染で薫が想いを寄せる迎(ムカエ)律子を小松菜奈さんが演じる。
小松菜奈の佐世保弁に期待
『坂道のアポロン』は2007年から2012年まで、『月刊flowers』(小学館)で連載。終了後の2012年4月には、フジテレビ深夜アニメ枠・ノイタミナでアニメ化され、本格的なジャズサウンドやクオリティの高い作画が話題を呼んだ。西見薫と川渕千太郎、ジャズを通じて友情を深める2人を演じるにあたり、知念さんは電子ピアノ、中川さんは電子ドラムを自ら購入するなど気合い充分。
一方、中川さんとともに、佐世保弁での演技に挑む小松さんにも注目だ。
アニメも話題を呼んだ最高のジャズシーンを実写化
監督は多くの青春映画でメガホンを取り、『ソラニン』『青空エール』など音楽をモチーフにした作品を手掛けてきた三木孝浩さん。劇場作品以外にも、いきものがかり、ORANGE RANGEといったアーティストのミュージックビデオを制作しており、本作でも、友情・恋模様はもちろん、最高の音楽シーンを目指すと意気込んでいる。
原作者・小玉ユキさんもコメントを発表。映画化に驚きつつも、新たな作品の誕生に期待を寄せた。
さらに、知念侑李さん、小松菜奈さん、中川大志さんのキャスト3名と、監督・三木孝浩さんからのコメントも到着している。坂道のアポロンが実写化ということで、水面下で準備している様子を見てきましたが、自分の作品が実写映画になるということが未だに信じられません。本物の空気と光の中で笑い、泣き、坂道を駆け下り、ジャズを奏でる生身の彼らを大きなスクリーンで見られると思うと、いてもたってもいられなくなります。坂道のアポロンという原曲が実写化によってアレンジされ、新しい命を吹き込まれるのをいち観客として楽しみにしています 原作者・小玉ユキさんもコメント
この度、西見薫という役で主演をさせて頂きます。
脚本を読んだ時、最近の実写化映画にはない素朴さや繊細さが魅力的な作品だと感じました。
そんな魅力を伝えられるよう三木監督の元で素敵なキャストの皆さんと共に演じていきたいと思います。
この作品でキーとなるジャズは絶賛練習中です。主人公のようにジャズを楽しみながら撮影していきたいと思います。 知念 侑李 コメント
川渕千太郎を演じさせて頂く事になりました、中川大志です。
初めて「坂道のアポロン」に出会った時、エネルギッシュで情熱的なジャズ、儚く、繊細な人間関係に、一気に心を奪われました。
僕自身、元々音楽が好きだったので、役を通して音楽も表現出来るこの作品に参加出来る事がとても嬉しいです。
千太郎の叩く、力強く語りかけてくるようなドラムを、スクリーンで思いっきり表現出来るよう全力で臨みたいと思います。
優しくて、真っ直ぐで、孤独だけど力強く生きる千太郎を、魂を込めて演じたいと思います。 中川 大志 コメント
三木監督とは何度かお仕事をさせていただいてますが、
また三木監督の世界観にまた全然違う役柄で生きることが出来て嬉しく思います。
今回この映画では佐世保弁のセリフなので慣れない言葉遣いですがそれに引っ張られず感じた事や感情を大事にして、
初めて共演するお2人と現場で起こる化学反応を楽しみながら撮影に挑みたいです。
迎律子ちゃんという素朴で純粋な1人の女の子を丁寧に演じられたらいいなと思います。 小松 菜奈 コメント
(C)2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会湧き上がる思いがリズムを刻みバチバチと胸を焦がす物語。
大好きなこの原作を素敵なキャスト陣と共に映画化できることを本当に嬉しく思います。
不器用だけれど、音楽を通して自分の気持ちを、在り方を、必死で手繰り寄せようとする若き者達の物語を、
僕自身も心踊らせながら描きたいと思います! 三木 孝浩
実写映画化、まだまだあります
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作品情報
坂道のアポロン
- 出演
- 知念侑李(Hey! Say! JUMP) 中川大志 小松菜奈
- 監督
- 三木孝浩
- 脚本
- 髙橋泉
- 原作
- 小玉ユキ「坂道のアポロン」(小学館「月刊flowers」FCα刊)
- 製作幹事
- アスミック・エース、東宝
- 配給
- 東宝=アスミック・エース
- 制作プロダクション
- アスミック・エース、C&Iエンタテインメント
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