絵文字を紐解く洋書『The Story of Emoji』 生みの親インタビューも

絵文字を紐解く洋書『The Story of Emoji』 生みの親インタビューも
絵文字を紐解く洋書『The Story of Emoji』 生みの親インタビューも

『The Story of Emoji』/画像はすべて公式Webサイトより

絵文字のルーツや歴史を網羅した海外書籍『The Story of Emoji』が、4月15日(金)に国内で刊行される。

日本の携帯電話から生まれた絵文字の歴史や関係者へのインタビューのほか、エモーティコン(欧米の顔文字)や顔文字、アスキーアート、LINEスタンプなど、さまざまな記号表現を分析していく内容となっている。

絵文字や記号表現の歴史に迫る洋書『The Story of Emoji』

1990年代に携帯電話の普及に合わせて日本で誕生し、現在では国際標準規格として世界中のパソコンや携帯電話で使用されている絵文字。

嬉し泣きを表す絵文字(Face with Tears of Joy)が、オックスフォード英語辞典の「2015年を代表する英語」として選出されるなど、SNSが発達した現代を象徴するコミュニケーションツールとして親しまれている。 そんな絵文字の歴史を紐解く『The Story of Emoji』では、iモードの開発者のひとりであり、絵文字の生みの親である栗田穣崇さんへのインタビューを収録。

また、ヨーロッパで活版印刷が普及した中世から、SNSが発達した現代に至るまでの記号表現の歴史をたどる解説も盛り込まれている。 そのほかにも、さまざまなアーティストによる創作絵文字や、絵文字を使ったアート作品など、世界を魅了する絵文字カルチャーのエッセンスを詰め込んだボリューム満点の1冊となっている。 イラストレーター・たかくらかずきさんによる、絵文字を組み合わせて描くペイントツール「emoji.ink」で制作されたイラスト作品も掲載されている。
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