ショップ店員の投げやりな「どうぞご覧くださ〜い」を譜面にする鬼才現る

ショップ店員の投げやりな「どうぞご覧くださ〜い」を譜面にする鬼才現る
ショップ店員の投げやりな「どうぞご覧くださ〜い」を譜面にする鬼才現る

RyutaさんTwitter(@ryutabeat)より

ショッピングをしている最中に、ショップ店員さんの「いらっしゃいませ〜」「どうぞご覧くださ〜い」などの一本調子な呼び込みが気になったことはないでしょうか?

そんな店員さんの「どうぞご覧ください」を、なんと楽譜にしてしまった鬼才があらわれました!

この譜面をTwitterに投稿し話題を呼んだのは自身も音楽活動をしているというRyutaさんです。

セールに突入するとアレグロでダ・カーポに!

Ryutaさんは、買い物中にショップ店員さんの「どうぞご覧くださ〜い」の投げやりな感じが妙にジワり、タイムセールに突入した瞬間の変化に着目して譜面制作に踏み切ったといいます。

なお、スマホで採譜し、特に楽器などは用いていないとのことです。

譜面をよく見てみると、通常時の「いらっしゃいませ どうぞご覧ください」には、「ゆるやかに」を意味する速度記号・ラルゴ(Largo)が。

また「小声でささやくように」を意味するソットボーチェ(Sotto Voce)も使われています。確かにショップ店員さんって、ささやきかけるような絶妙なボリュームで声を出していますよね。

しかし、いざタイムセールに突入すると、「急速に/テンポの速い」を意味するアレグロ(Allegro)。そして「元気に」を意味するコンブリオ(con brio)も入ってきます。

挙句には「セール終了までリピート」。そして、ダ・カーポ(D.C.)で最初に戻るなど、店員さんのただならぬ気合いが譜面から伝わってくるようです。

実際に呼び込みが行われている現場を音楽的に再現しようというRyutaさんの試みには、あっぱれです! また、「どうぞご覧ください」の番外編となる「ビブレ店員」の譜面では、「さ〜い」の部分が大幅なベンドレンジで下がっていきます。

楽譜が読める人は是非とも声に出してその違いを楽しんでみてください!
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