現在、キャンペーンページには350人ほどの賛同者が集まっている一方、今回の署名運動を疑問視する声も同時に上がっているようだ。
数多くのケモナーに愛される『ズートピア』
『ズートピア』予告編
数多くの擬人化された動物のキャラクターが登場することから、欧米では"Furry"(ファーリー=擬人化された動物のキャラクター)を愛好する、いわゆるケモナーと呼ばれる人々による二次創作イラストが盛んに投稿されている。
しかし、中にはポルノ要素を含んだイラストも数多く出回っており、「『ズートピア』を通してケモナーが認知されるかもしれないのに、その品位を損なうようなことはしないでほしい」という思いから、反対署名運動が立ち上げられたとのこと。
The one chance disney gave us to make our spotlight in the world and people are making porn of it so then people will think that furries are nothing but sex freaks. Theyre ruining their own chances and ours as well. Pleas sign this petition to put an end to zootopia porn. I can't stress this enough. We can't mess this up. It may be the only chance weve got to show the world that we have dignity and arew normal people. Change.orgキャンペーンページより抜粋
『ズートピア』2次創作ポルノの反対に疑問の声も
しかし、海外のカートゥーンに関するニュースサイト・Cartoon Brewによると、『ズートピア』の内容そのものが二次創作ポルノを誘発しているのではないかという意見も上がっているという。確かに、セクシーな衣装に身を包んだガゼルのキャラクターが登場したり、ゾウやキリンといった動物が全裸でくつろぐシーンなど、些かアダルトな要素が見受けられるのも事実であると述べている。
さらに、この署名運動の発起人は「好みのポルノが結構あったのでもっとつくってほしい。この署名運動のことは忘れてくれ」というコメントをキャンペーンページに残しており、署名運動は単なるネタではないかという声も。
海外ではネット上で"If it exists, there is porn of it(すべてのコンテンツにおいて、それを題材としたポルノは必ず存在する)"と言われるように、ケモナーたちの愛する"Furry"とポルノも切っても切れない関係である。
今回の署名運動が海外の二次創作シーンにどのような影響をおよぼすか定かではないが、そのような関係性を理解した上で、ポルノを見たい人と見たくない人がすみ分けできる環境の構築が重要なのではないだろうか。
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