Hi-STANDARD

Hi-STANDARDとは

Hi-STANDARDとは、難波章浩（ボーカル・ベース）横山健（ギター・ボーカル）恒岡章（ドラム担当）からなる3ピースバンド。略称はハイスタ。

いわゆるメロコア（メロディック・ハードコア）を牽引する存在であり、そのフォロワーは後を絶たない。また、ハイスタファンや同ジャンルを好むリスナーからは、ハイスタ主催イベントかつ活動を休止したイベント「AIR JAM 2000」は伝説と言われている。「AIR JAM 2000」は当時のバンドシーンの重要人物が一同に会する超重要イベントであったのだ。

活動休止の理由・活動再開

1991年に結成し、2000年に活動休止。その後、2011年に活動を再開している。

ハイスタは抑鬱状態だった横山休養のために活動休止を決断したが、休止中の2004年に横山がサイドプロジェクトを開始した。横山は「リハビリのつもりだった」ということだが「解散ではなく、あくまで休止」と認識していた難波との間にズレが生じたという。なお一時は難波が脱退状態だったというが、あくまでも解散ではなく活動休止である。

2007年には原盤権を巡って難波が以下の文章を自身のサイトに掲載したこともあった。

警告！PIZZA OF DEATH RECORDSよ！このまま原盤権を3等分する意思が無いのなら、アルバム『MAKING THE ROAD』は廃盤にするべきだ！Hi-STANDARDは君達のものではない。これは単なる金の話ではなく、作品に込めた魂の話だ！！

[ULTRA BRAiN] 難波がPIZZA OF DEATHに警告 - 音楽ナタリー

その後、難波は震災前の数年間には再始動の可能性を探っていたという。メンバーに何度もアプローチしていたが、横山は「正直言ってやりたいって気持ちはそんなにはなかった。今はまだそのタイミングじゃない」と話していたという。

しかし、横山は震災時にパッとHi-STANDARDの名前が浮かび、ソロでの活動だけでなくハイスタとして再度活動するタイミングだと感じたそうだ。

新曲4曲が入った『ANOTHER STARTING LINE』

2016年10月には一切の告知なしで16年半ぶりにシングル『ANOTHER STARTING LINE』をリリースし、ネット上で瞬く間に話題になった。

のサプライズ演出が奏を奏し、10月17日付けのオリコン週間シングルランキングでは星野源・SEKAI NO OWARI等を抑えて堂々の1位を獲得することとなった。

メンバー

難波章浩（ボーカル・ベース）

別名義・別バンド：難波章浩-AKIHIRO NAMBA-、TYÜNK、なんばあきひろ&宇宙船地球号、ULTRA BRAiN、NAMBA69

横山健（ギター・ボーカル）

別名義・別バンド：Ken Yokoyama、BBQ CHICKENS

恒岡章（ドラム担当）

別名義・別バンド：CUBISMO GRAFICO FIVE、LOW IQ & THE BEAT BREAKER、磯部正文BAND

バイオグラフィー

1991年、バンド結成。当初はメンバーが4人だった。

1993年、一時期のライブ活動中止や再開を経て、LEATHER FACE来日公演のオープニングアクトを務める。

1994年、ALL・L7・AGENT ORANGE・SEAWEEDやPROPAGANDHI来日公演のオープニングアクトを務める。

1995年、THE OFFSPRING来日公演のオープニングを務め、LAGWAGON・NOFX来日ツアーに同行。MURPPY’S LAWとも共演。

1996年、GREEN DAY・SNUFFの来日ツアーに参加し、RANCID・WEEZERと共演を果たす。

1997年、8月にはAIR JAM '97を開催し、1万5,000人を集客。

1998年、NOFXとアメリカ・カナダツアー、ヨーロッパツアーを行う。8月にはAIR JAM '98を開催し、3万人を集客。

1999年、7月にFUJI ROCK FESTIVAL '99に参加。

2000年、THE GET UP KIDS来日公演に参加。8月にはAIR JAM 2000を開催し、3万5,000人を集客。このライブをもって活動を休止する。

2011年4月、メンバー3人がそれぞれのTwitterでほぼ同時に「9.18 ハイ・スタンダード AIR JAM。届け！！！」とつぶやき、3人が並んだ写真を掲載した。その後、AIR JAM 2011を開催し活動再開。なお、3万枚のチケットに22万の応募が殺到した。

2012年9月、AIR JAM 2012を開催。2日間で5万人を動員。

ディスコグラフィー

1992年、1stデモテープリリース。同年に当時のボーカルが脱退し、現在のメンバーになる。

1994年6月に1stミニアルバム『LAST OF SUNNY DAY』リリース。

• 『LAST OF SUNNY DAY』

1. WHO'LL BE THE NEXT
2. DIGGING UP THE GROUND
3. SUNNY DAY
4. FALL
5. YOU AND ME
6. HEAD OVER HEELS

1995年11月に1stフルアルバム『GROWING UP』リリース。

• 『GROWING UP』

1. MAXIMUM OVERDRIVE
2. LONELY
3. SUMMER OF LOVE
4. SINCE YOU BEEN GONE
5. WAIT FOR THE SUN
6. TELL ME SOMETHING, HAPPY NEWS
7. GROOVY CREW
8. SATURDAY NIGHT
9. CALIFORNIA DREAMIN'
10. SELFISH GIRL
11. I'M WALKIN'
12. NEW LIFE
13. KISS ME AGAIN
14. IN THE BRIGHTLY MOONLIGHT
15. GROWING UP

1996年、9月には1stシングル『THE KIDS ARE ALRIGHT』リリース。

• 『THE KIDS ARE ALRIGHT』

1. THE KIDS ARE ALRIGHT
2. CLOSE TO ME
3. MY HEART FEELS SO FREE

1997年、5月に2ndアルバム『ANGRY FIST』リリース。

• 『ANGRY FIST』

1. START TODAY
2. ENDLESS TRIP
3. FIGHTING FISTS, ANGRY SOUL
4. SHY BOY
5. MY HEART FEELS SO FREE
6. STOP THE TIME
7. HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN
8. MY SWEET DOG
9. SPREAD YOUR SAIL
10. PATHETIC MAN'S SONG
11. GOTTA PULL MYSELF TOGETHER
12. CLOSE TO ME
13. SUNSHINE BABY
14. THE SOUND OF SECRET MINDS

1999年、6月に3rdフルアルバム『MAKING THE ROAD』リリース。オリコンチャート初登場3位に。

• 『MAKING THE ROAD』

1. TURNING BACK
2. STANDING STILL
3. TEENAGERS ARE ALL ASSHOLES
4. JUST ROCK
5. DEAR MY FRIENDS
6. STAY GOLD
7. NO HEROES
8. GLORY
9. PLEASE PLEASE PLEASE
10. GREEN ACRES
11. CHANGES
12. MAKING THE ROAD BLUES
13. TINKERBELL HATES GOATEES
14. LIFT ME UP DON'T BRING ME DOWN
15. PENTAX
16. NOTHING
17. MOSH UNDER THE RAINBOW
18. STARRY NIGHT
19. BRAND NEW SUNSET

2000年、4月には2ndシングル『LOVE IS A BATTLEFIELD』リリース。オリコンチャート初登場2位に。

• 『LOVE IS A BATTLEFIELD』

1. THIS IS LOVE
2. MY FIRST KISS
3. CATCH A WAVE
4. CAN'T HELP FALLING IN LOVE

2016年10月、16年半ぶりとなるシングル『ANOTHER STARTING LINE』をリリース。事前告知なしでゲリラ的にCDをリリースし、ネット上で瞬く間に話題になった。

• 『ANOTHER STARTING LINE』

1. Touch You
2. Another Starting Line
3. Nothing To Lose
4. Rain Forever

Tシャツ・パーカー等のグッズ販売

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