宮下草薙
みやしたくさなぎ
2016年1月1日に結成されたお笑いコンビ・宮下草薙。所属は太田プロダクション。
とにかくネガティブなボケ担当の草薙航基と、理知的なツッコミを得意とする宮下兼史鷹。霜降り明星やEXITらと並んで「お笑い第7世代」と言われる。
目立ったグランプリでの受賞などはないが、2018年元旦放送のバラエティ番組「おもしろ荘」に出演しブレイク。以降、テレビ番組への出演も増えていった。
お笑いコンビ・宮下草薙とは?
自他共に認める超ネガティブ思考の草薙航基と、時に優しく時に理知的なツッコミを得意とする宮下兼史鷹によるお笑いコンビ・宮下草薙。
目立ったグランプリでの受賞などはないが、2018年元旦放送のバラエティ番組「おもしろ荘」に出演しブレイク。以降、テレビ番組への出演も増えていった。
霜降り明星やEXITらと並んで「お笑い第7世代」として、その盛り上がりの一端を牽引している。
メディア露出当初、ネガティブな草薙にスポットが当たりがちで、“じゃない方芸人”として宮下はいじられ自虐ネタにもしてきた。
しかし、ひねくれたところのある宮下こそが(草薙以上に)変人であるという説が交流のあるお笑い芸人からたびたび語られると共に、筋金入りのおもちゃ好きで地元・群馬のおもちゃショップでは「バトルトイグランドマスター」という唯一の称号を与えられていることや、地下格闘家の父と元キャバ嬢の母を持つといった強烈なエピソードが徐々に広まり、それぞれキャラ立ちし人気を博している。
2人は私生活でも一緒に遊んだりご飯を食べたりするほど公私にわたって交流が深く、2020年夏まで同じアパートの2つ隣の部屋に住んでいたほど(現在は引越し済)。
宮下草薙の結成秘話
コンビ「宮下草薙」結成以前、草薙は、持ち前の変人ぶりを発揮してコンビの解散を3回繰り返していた。その迷走ぶりは、事務所である太田プロから所属を外されるほどだった。
その頃、宮下はすでにラジオに出演するなどピン芸人として活動していた。
しかし、いよいよ草薙が芸人を引退する雰囲気を感じ取った宮下は、かねてから草薙の才能に惚れ込んでいたため、この才能を世に出さないのはもったいないと考え、草薙を誘ってコンビを結成することに。
しかし、事務所に所属していない草薙と組むに当たって、すでに正式な所属に近い状態だった宮下は、また0に戻って「手伝いから始めろ」と指導される。
それならと太田プロを離れて宮下もフリーとなり、「宮下草薙」を結成したという秘話がある。
2022年3月3日放送の「スイモクチャンネル」では、「宮下草薙」のWikipediaの項目を自分たちで確認しながら、当時は養成所に入りたてだったからこそ「尖っていた」とお互いが振り返っている。
その後、1年ほど様々な事務所のオーディションを受けるもどこも受からず、ある時に太田プロの勉強会に参加させてもらった際、「おもしろ荘」のオーディションを受けさせてもらってそれがきっかけで「おもしろ荘」に出演。
その出演がブレイクに繋がり、再び太田プロに戻って、晴れて正式に所属芸人となった。そのため、「おもしろ荘」出演時、2人はフリーだった。
「宮下草薙の不毛なやりとり」2度の書籍化
2019年1月から、雑誌『TV LIFE』にて、宮下草薙として初の連載「宮下草薙の不毛なやりとり」がスタート。2人の不毛ながらコミカルなやりとりに心温まる。2020年1月には書籍化された(Amazon)。
2021年6月1日には、その続編「宮下草薙の不毛なやりとり」が刊行された。
続編では、草薙が4コマ漫画と自身初エッセイの執筆に挑戦している。
草薙は「本当は書きたくなかった」と本音も交えつつ、最初で最後(?)のエッセイを執筆。2人のラジオ「宮下草薙の15分」でもエッセイに苦戦していることは告白されており、締め切りをぶっちぎってしまっていることが明かされていた。
果たして無事に掲載されるのか?と一時期は本人たち・ファンたちの間では五分五分の展開だったが、なんとか無事に脱稿。
前作はほとんど宮下が手がけたことを後ろめたく思っていたという草薙だったが、名実ともに“コンビの本"が完成することとなった。
レギュラー番組や連載情報
2020年1月から、文化放送でラジオ番組「宮下草薙の15分」が開始。お笑いコンビとして、初レギュラー番組にして冠番組。
宮下、草薙、リスナーそれぞれがトークテーマを書いた紙を引いてそのテーマに沿ってトークするという形式だが、たまにガチで番組内で喧嘩することもあるほど素のやりとりが奔放に展開される。
番組はポッドキャストやSpotify、Amazon Musicなどでも配信されている(外部リンク)。
2020年4月から、BS-TBSで、情報バラエティ番組「スイモクチャンネル」がスタート。宮下草薙は、水曜MCとしてレギュラー出演中。番組はYouTubeとも連動している(外部リンク)
発表時の2人のコメントは以下。
宮下「僕は映画が好きなので、今の映画事情を知りたいですね。メインMCということで荷が重いですが、様々な知識を一緒に得て、共に成長できる番組になる予感がしているのでぜひご覧ください!」。
草薙「MCはほぼやったことがなくて、ライブのMCも断ってきたくらいなのによく僕らを選んだなと(笑)僕らを選んでくれた方々を悪者にしたくないので、1つずつ学んで上達していけるように頑張りたいです」
また、2020年6月からは、宮下兼史鷹が、月額定額制のサブスクリプション型ポップカルチャーメディア「KAI-YOU Premium」にておもちゃ愛と知識を語り尽くす連載「バトルトイグランドマスター・宮下兼史鷹の『芸人おもちゃ手帖』」を開始している(リンク)
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