コミックマーケット

こみっくまーけっと

コミックマーケットとは、世界最大の同人誌即売会。8月と12月の年2回、東京ビッグサイトで開催。あらゆるジャンルを内包し、3日間の来場者数は50万人を越える。コミックマーケット準備会が主催。

コミックマーケット

コミックマーケットとは

コミックマーケットとは、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で8月(夏コミ)と12月(冬コミ)の年2回開催される、世界最大の同人誌即売会

略称はコミケ。主催はコミックマーケット準備会。

来場者数

▲公式サイトで公開されている情報のスクリーンショット

あらゆるジャンルを内包しており、3日間の来場者数は50万人を越える。コミックマーケットは回を重ねるごとに大規模化し、それに伴いマスメディア・Webメディアにも幾度となく取り上げられるようになった。このようなメディアでの取り扱いにより、一般にもその存在が広く知られるように。

なお、2013年夏に行われたコミックマーケット84(C84)では、東京ビッグサイトを3日間借り切った状態でサークル参加者数は約3万5000スペース、一般参加者数は59万人にも上った。

スペースは抽選制

準備会がサークル参加者に提供するブース(「スペース」という単位で呼ばれる)は常に不足しており、いくつかの特例(用意した大量の頒布物を捌く必要性から毎回2〜3スペース分を与えられる一部の大手サークルへの優遇など)を除いては書類審査と抽選によって選ばれる。

頒布物のジャンルにも大きく左右されるものの、応募のおよそ50〜70%程度が当選し、残りは落選という形になる。

理念

  • コミックマーケットは同人誌を中心としてすべての表現者を許容し継続することを目的とした表現の可能性を広げる為の「場」である。コミックマーケットは、サークル参加者、一般参加者、スタッフ参加者、企業参加者等全ての参加者の相互協力よって運営される「場」であると自らを規定し、これを遵守する

  • コミックマーケットは、法令と最低限の運営ルールに違反しない限り、一人でも多くの表現者を受け入れる事を目標とする

  • コミックマーケットは、全ての参加者に取って「ハレの日」であることを願い、継続を最大の役割として行動する


かつては営利を目的としない、アマチュアのための「システム」であり「ムーブメント」として自らを規定する記述もあった。これらは2013年8月のC84での改訂で削除された。

コミックマーケットに行く際の心得

交通機関・ホテルを利用した前泊

コミックマーケットでは徹夜が禁止されているため、紳士は始発で向かうとされている。なお、自家用車・バイク・自転車等での来場も禁止されており、会場・主催者側では駐車場を用意していない。

また、電車利用ではなく近隣のホテルに前泊する参加者もいる。ホテルで万全な状態にしてから早めに会場に向かうのがオススメという参加者も多い。

絶対に持って行きたい持ち物

  • 小銭
    スムーズな購入のためにも、1000円札・500円玉・100円玉を多く用意するのが◎。

  • カタログのコピー
    お目当てのジャンルが記載されたページのみコピーを取り持っていくのが吉。

  • 購入品を入れるバッグ・キャリーケース等
    近隣のコインロッカーはなかなか空かないため注意!

  • 冷たい飲み物
    夏だけでは?と思われがちだが冬も暑い。

  • 腐りにくく、コンパクトで食べやすい食品

  • タオル・ハンカチ

  • 帽子等の暑さ対策グッズ

  • 日焼け止め

  • 折りたたみ式のイス

コインロッカーは当日より前に埋まる

開催数日前から会場付近のコインロッカーが全て埋まってしまう可能性が高く、期間中はほぼ空くことはない。

また近隣駅のコインロッカーでも全滅という状況も多々。

公式カタログで情報を確認

諸注意・各種変更事項(毎回必ずある)については公式カタログ(冊子版・DVD-ROM版・Web版)を確認すると良い。

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