次世代Virtual eSportsプロジェクト・ぶいすぽっ!を運営する株式会社バーチャルエンターテイメントが5月13日、所属タレントへの誹謗中傷を繰り返していた人物(以下、当該人物)を特定し、示談金238万6490円を回収したと発表した。
当該人物は所属タレントに対する誹謗中傷、プライバシー侵害を含む記事を多数掲載していたが、投稿記事は全て削除されており、将来も投稿しないことで合意している。
なお、バーチャルエンターテイメントは2023年10月にも誹謗中傷を行った人物を特定し、示談金116万円を回収したことを発表している。
Brave group傘下のVTuberプロジェクト「ぶいすぽっ!」
ぶいすぽっ!は、Brave group傘下のバーチャルエンターテイメント社が運営するVTuber/e-Sportsプロジェクト。
ゲーム実況や大会への参加など、所属タレントがゲームに関する活動を中心にしているのが大きな特徴。橘ひなのさん、 胡桃のあさん、一ノ瀬うるはさん、小森めとさん、花芽すみれさんらが所属している。
5月2日には、VTuber/イラストレーターのしぐれういさんがキャラクターデザインを担当した21人目のメンバーとして、千燈ゆうひさんがデビューしたばかりだ。
株式会社viviONとも協力して誹謗中傷に対処
人気タレントを多数抱えるぶいすぽっ!では、2021年10月から、顧問弁護士を含めたメンバーによる誹謗中傷対策委員会を設立。
2023年11月からは、誹謗中傷対策のノウハウを株式会社viviONと共有してトラブルへの対処に当たっている。
誹謗中傷対策の活動においては、ファンにも協力を求めており、タレントへの攻撃的な行為を通報する相談窓口が設けられている(外部リンク)。
今回の発表では、前述の該当人物とは別に、5ちゃんねる上でタレントに対して、女性蔑視かつ事実に反する誹謗中傷を含む投稿を行った人物を特定したと報告。
特定にあたっては、プロバイダに対し、発信者情報開示請求訴訟を提起。東京地方裁判所はバーチャルエンターテイメント社の主張を認め、プロバイダに対して開示を命じた結果、特定に至った。
こちらの人物についても、今後適切な対応を行なっていくという。
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