ボカロ×HIPHOP=ミックホップ? 無料配信「MIKU-HOP EP」がキテる…!

ボカロ×HIPHOP=ミックホップ? 無料配信「MIKU-HOP EP」がキテる…!
ボカロ×HIPHOP=ミックホップ? 無料配信「MIKU-HOP EP」がキテる…!

「MIKU-HOP EP」/画像はOMOIDE LABELより

6月1日、プロアマ問わず数々のアーティストの音源をフリーで配信しているOMOIDE LABELより、ボーカロイド本格的なHIPHOPを融合させた先行EP「MIKU-HOP EP」がフリーダウンロードで配信された。

本作には、ニコニコ動画上に投稿されている約200曲の「ミックホップ」の作品から厳選された5曲を収録。いわゆる「ボカロラップ」とはまた違う、ここ最近提唱されはじめた新たなジャンル「ミックホップ」の魅力を感じられる1枚に仕上がっている。

ボカロラップには収まらない新たなコンテンツ

ボーカロイドとHIPHOPと言えば、ニコニコ動画上に投稿されている、ボーカロイドにラップをさせる「ボカロラップ」というタグを付けられた作品の印象が大きい。タグとは、そのコンテンツのジャンルやカテゴリーなどを指すときに使われるもの。

しかし「ボカロラップ」では、ボーカロイドにラップをさせているものの、サンプリングやブレイクビーツなど、HIPHOP本来の要素を取り入れた楽曲は少ない。

そんなことから、「ミックホップ」は、「ボカロラップ」のタグではカバーしきれない、上述のサンプリングやブレイクビーツなど、ラップ以外のHIPHOPの影響を受けた楽曲や作品をフォローするために生まれた。

自由度の高い楽曲が収録

そんな「ミックホップ」の入門的な作品に仕上がっている本作には、90年代のメロウなHIPHOPを彷彿とさせるものから、Jazzネタによるブレイクビーツラップの手法を追求したものなど、多彩で自由度の高い楽曲が収録されている。

また、夏から秋には、OMOIDE LABELより「MIKU-HOP LP」がリリース予定となっている。

本来のストリートやクラブカルチャー色を帯びるHIPHOPが台頭する一方で、インターネットの普及により、ニコニコ動画をはじめ、様々な場所でいろんな形のHIPHOPが生まれている。「ミックポップ」が、これからさらに大きなコンテンツになる日が楽しみだ。
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