東京ビッグサイトや幕張メッセ、東京ディズニーリゾートへ向かうときにだれもが一度は目にしたことがあるだろう駅ナカの書店。
2006年のオープンから利便性の高さに加え、店頭ショーケースに展示される漫画家などの色紙でも利用者を楽しませていた。
利便性の高い書店BOOK EXPRESS
限られたスペースながら文庫やコミック、雑誌に加え、実用書や児童書も取り扱い、通勤・通学の途中や旅行前など、時間の限られた利用者のニーズを満たしてきた。
実際に閉店日に訪れた筆者としても、雑誌や新書、漫画が充実しており、わかりやすく移動中の需要が高いものが揃っていると感じた。
コミケやワンフェス、イベント時の利用者からも惜しむ声
閉店の告知は8月上旬の段階から出ていたため、Twitterでは手描きのイラストやコミケ・ワンフェスのカタログ、さらには一番くじまで、利用者のさまざまな思い出が語られている。とともに閉店を惜しむ声が上がっている。
特別なイベント開催時に、渋谷を経由してそれぞれの現地へと参戦していった人たちにとっては、思い出も人一倍。おなじみの光景が、惜しまれつつも姿を消すことになる。
BookExpress (ブックエキスプレス)渋谷店様のショーケースに夏目義徳先生の色紙が‼︎ うわーい水堂だー🙌 バスケのミニボールも装飾してあるし「B-TRASH‼︎」1巻も新刊コーナーに平積みだし嬉しいなー🏀✨
— しう (@ruri_no_me) 2018年8月4日
…と思ったら衝撃の貼り紙が。#btrash #サイコミ pic.twitter.com/RZISl5ZtrC
お世話になってたBOOK EXPRESS渋谷店さんが今月21日で閉店だそうで…寂しい…現在オレ腐女の色紙と共に既刊展開して頂いてるようです。オレ腐女1巻の頃から本当にお世話になりました！ありがとうございました！ pic.twitter.com/eVn5lIdPVw
— ｱｼﾞｲﾁ@予行恋習カノジョ①発売中！ (@ajiichi_nomoto) 2018年8月8日
渋谷駅のBOOK EXPRESS、明らかに手練れのオタクが店員にいて、手書きのポップとかすごいクオリティだったし、一番くじのラインナップ充実してるしエキナカなのにコミケカタログ即入荷してるしで独自の進化をしてて面白かったんだよなー。閉店かー。
— やまもと (@sunday_monday) 2018年8月17日
渋谷のbookexpressの店員さんには間違いなく弱虫ペダルのファンがいるとみた。
— kyukyu (@kyukyu17) 2018年8月10日
毎回弱ペダの新刊時に案内掲示に気合のはいったイラストが描かれていて目に毎回はいる。それももう見れないのが寂しいなあ、、
駅構内にありながら一番くじ、コミケのカタログはもちろん、ワンフェスのガイドブックまで取り扱ってくれていたBOOK EXPRESS渋谷店が駅改良工事に伴いいよいよ閉店の様です
— 速水舞斗＠JammingMix (@MYT1117) 2018年8月11日
一番くじの私的穴場としてお世話になりました pic.twitter.com/qGjIEqtWz8
渋谷駅内の本屋、BOOK EXPRESSついに閉店… https://t.co/zSAN6Fzdyl pic.twitter.com/s1mmuSaPTw
— 文園太郎/パブリック娘。 (@MikanShena) 2018年8月21日
書店の閉店が続く渋谷
連載
日本が世界に誇るべき最高のポップシティ、渋谷。 あらゆるカルチャーと人種が集まるこの街で、毎日のように繰り広げられるパーティー、愛のはじまり、夢の終わり、高揚感と喧噪、その捉えがたきポップの断片をかき集める人気連続企画。 2010年代は渋谷から発信されていく、と思う。
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