連載 | #129 ポップな画像を紹介してみた

変態ベーシスト「サンダーキャット」のシングルがカードダス仕様でポップ!

変態ベーシスト「サンダーキャット」のシングルがカードダス仕様でポップ!
変態ベーシスト「サンダーキャット」のシングルがカードダス仕様でポップ!

サンダーキャット『Final Fight』/画像はHMV&BOOKSオンラインより

POPなポイントを3行で

  • サンダーキャットの数量限定7インチシングルが発売
  • HMV渋谷4周年、レーベル設立10周年記念
  • 任天堂元社長へ捧げた曲などゲーム愛満載の全2曲
アメリカ人アーティスト・サンダーキャット(Thundercat)さんの数量限定7インチシングル『Final Fight』が、8月15日(水)にHMV record shopの3店舗で先行発売される。価格は2300円(税別)、一般販売は8月22日(水)。

フライング・ロータスさん全面プロデュースによるゲーム愛が詰まった「Final Fight」と、2013年に亡くなった任天堂の元社長・山内溥さんに捧げた「Bowzer’s Ballad」を収録。

注目はジャケットのデザイン。「ドラゴンボール」のトレーニングディングカード「カードダス」へのオマージュがあふれたスペシャルパッケージが目印だ。

猫の暮らしは最高さ ニャオニャオニャオニャオ…」の文字が醸し出す妙な雰囲気もさることながら、カードダスで破壊力を意味した「DP」の「972000」という値にも注目したい。

編集部で調べた限り、日本の楽器メーカー・Ibanez(アイバニーズ)から「サンダーキャット」モデルのエレキベースが発売されていて、その販売価格が税込で972000円であることに由来するのではないか、と考えられる。

日本のアニメやゲームを愛するサンダーキャット

ハードコアパンクバンドのスイサイダル・テンデンシーズをはじめ、数々のクラブイベントなどでベーシストとしての腕を磨き上げてきたサンダーキャットさん。
謎の毛皮をかぶってベースを巧みに弾くサンダーキャットさん
2010年に、世界的な音楽プロデューサーであるフライング・ロータスさんの歴史的金字塔とも呼ばれる超大作『Cosmogramma』に参加したことで、ドープで巧みなベース音を世間に轟かせ、一躍超絶技巧のベーシストとしてその名を知らしめた。

2013年には9月に任天堂の元社長・山内溥さんが逝去したことを受け、任天堂の代表作「スーパーマリオ」シリーズに登場するクッパをモチーフに、初期のファミコンでおなじみの音を交えたオリジナル曲「Bowzer's Ballad」を公開。

ジャケットが強烈すぎるサンダーキャットさん

そして2017年、ケンドリック・ラマーさんら豪華な客演陣を迎えた『Drunk』をリリース。強烈すぎるジャケットも大きなインパクトを与え、名実ともに音楽シーンのアイコンとして幅広いリスナーから愛されるまでに。

今回の表題曲「Final Fight」は、2018年4月に配信リリースしたフライング・ロータス全面プロデュースによるゲーム愛が詰まった1曲だ。 かねてから日本のアニメやゲームからヒントを得て音楽を表現すると公言していたサンダーキャットさん。

HMV record shop渋谷のオープン4周年、そしてフライング・ロータスさんのレーベル・Brainfeederの設立10周年を記念した今回のシングルでも、その魅力を存分に感じることができそうだ。

サンダーキャットさんをもっと知る

この記事どう思う?

この記事どう思う?

商品情報

サンダーキャット『Final Fight』

発売日
2018年8月22日(水)
※record shop 3店舗(渋谷、新宿ALTA、コピス吉祥寺)のみ8月15日(水)先行発売
品番
HR7S100
価格
¥2,300 (税抜)
収録曲
Side A:Final Fight
Side B:Bowzer's Ballad

関連キーフレーズ

連載

ポップな画像を紹介してみた

日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。