DOTAMAが自伝『怒れる頭』刊行 弟の死やバトルへの思いを吐露

DOTAMAが自伝『怒れる頭』刊行 弟の死やバトルへの思いを吐露
DOTAMAが自伝『怒れる頭』刊行 弟の死やバトルへの思いを吐露

DOTAMA『怒れる頭』(画像はAmazonより)

POPなポイントを3行で

  • DOTAMAが初の自伝を刊行
  • 語られなかった家族やMCバトル、楽曲についての想い
  • 漢 a.k.a. GAMIが推薦文を寄せる
栃木県出身のラッパー・DOTAMAさんが初の自伝『怒れる頭』(DLEパブリッシング)を5月24日に刊行した。価格は1,500円(税込)。

サラリーマンラッパーとして数々のMCバトルで頭角を現し、人気番組『フリースタイルダンジョン』にモンスターとして抜擢、「UMB GRAND CHAMPIONSHIP2017」の優勝などの軌跡を辿る。

DOTAMAさんのこれまであまり語られてこなかった家族や作品、MCバトルへの想いがすべて詰まった一冊となっている。

旧来のラッパー像を打ち砕いたDOTAMA

DOTAMAさんは眼鏡にスーツ姿でラップをするという、従来のラッパーの像とはかけ離れたスタイルで注目を集める異端のラッパー。

しかしそのスタイルと確かなラップスキルは多くのヘッズを唸らせ、数々のMCバトルで名演を繰り広げ、レーベル・術ノ穴からベスト盤を含む3枚のアルバムもリリースしている。
DOTAMA『音楽ワルキューレ3』
今回刊行された自伝『怒れる頭』の帯には9sari Groupの代表をつとめる漢 a.k.a. GAMIさんが推薦文を寄せている。

あれはある日のMCバトル、当時は今のスポーツ化したバトルではなくガチンコだった。現場で「俺はMC漢を倒す為に栃木から来たんだ」とRAPする奴がいた。頭にきた俺は邪魔な客の頭を押しのけ、どんな奴か確かめると、そいつは所謂B-BOYでも不良でもないクソパンピーだった。後にこのクソパンピーが不良の音楽とされたHIPHOPが決してストリートだけの音楽ではないと教えてくれた… 漢 a.k.a. GAMI

公開されている特設サイトでは、本書から「完成された1つのスタイル」「あとがき」の章も掲載。DOTAMAさんの落ち着きながらも熱を帯びた文章を感じることができる。

※記事初出時、DOTAMAさんの出身県に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

DOTAMA『怒れる頭』をAmazonで見る

多様化するラップとストリートの行方

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2件のコメント

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tyanyone

米村 智水

ご指摘ありがとうございます、執筆者です。
先ほど栃木に修正いたしました…。申し訳ございません。

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:2020)

茨城?