動画では、「変わる時代、変わらないもの、思い出のソフィア」をテーマに、入学試験から在学中のことまで、大学生時代のエピソードが語られています。
上坂すみれ「ロシア語学科はシベリアのようかと思いきや…」
およそ24分にわたる動画では、上智大学OBで、現在はGoogle株式会社に勤める金谷武明さん(@jumpingknee)がホストとなり、上坂すみれさんの大学時代の思い出をトーク。相変わらずの上坂すみれ節で、上智大学を知らずとも興味が沸くエピソードが飛び出します。2014年度に外国語学部ロシア語学科を卒業した上坂すみれさん。ロシア語学科は「厳しい教育」としても知られていると振られるや、入学前からそのイメージはあったと話します。
思い出の場所を聞かれると、複数あるうちから「図書館やパソコンルーム」を上坂すみれさんは挙げます。入学する前に受験の段階で、私は公募推薦だったので、ちょっと自己PR的なやつとか、小論文も書いたりする入学試験だったんです。色々調べたんですけど、とにかく「地獄のロシア」っていう言葉が出てきて。
そこはもうシベリアのような学部であって、木を数えさせられたりするような(※)恐ろしい学部と思ったら、そういうことはなかったんですね。
ただ出席は厳しくて、「代返」などという概念はなくて、先生がすべての生徒を網羅されているので、「今日は誰々がいないな……」とわかって粛清されてしまう。
(※)シベリアへ流刑となる、いわゆる「シベリア送り」になると、産業がないため成すことがなく、たくさんある森林を数えるくらいしか出来ることがないという意味。シベリア送りの比喩のひとつ(参考リンク)。 ──1:30〜(一部文章として改変)
昼食時、愛用していたのが「11号館の地下食堂」だったそう。パソコンルームで休憩を取る民族っていうのは、ちょっと独特の種類というか……日陰に生きる人です。彼らの憩いの場で。日陰に生きている人か、レポートが終わらない人か、みたいな。パソコンルームには様々なドラマがあって、いるだけで楽しい。 ──6:52〜(一部文章として改変)
他にも、声優業の傍らで「放送研究会」に属して活動していたことなども話されました。1995年卒業の金谷武明さんとは約20年の差がありながらも、キャンパスの思い出話に花が咲いていました。割と日差しも少なく、快適だったので。あと「お一人様用のスペース」があったんですよね。壁に向かって食べる……「味集中コーナー」がありました。こんなソフィアのようなおしゃれ大学にも、このような救世措置があったのだと、非常に心がやすらぎますね。 ──16:02〜(一部文章として改変)
All Sophians' Festivalとは
オールソフィアンズフェスティバル(ASF)は、現役の上智大学生、卒業生、教職員、関係者の家族向けに開かれるイベント。毎年5月下旬に上智大学の四谷キャンパスにて開催され、1万人以上が来場するといいます。2018年度は、今週末の5月27日(日)に開かれます(外部リンク)。イベントでは、上智大学の卒業生ゲストによる講演会やステージをはじめ、学生時代を思い起こさせるような企画を展開。上智大学の関係者向けではありますが、一般来場も可です。
学術講演会などに関心のある方、あるいは入学希望者も、上智大学キャンパスでの一時を楽しめることでしょう。なお、上坂すみれさんは2015年度のAFSに参加した経歴がありますが、本年度の登壇はありません。
すみぺ〜〜〜!
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