VTuberハッカソン開幕　輝夜月、ねこますらがバーチャルYouTuberを審査

VR・パノラマ専門メディアのPANORAとVR開発者コミュニティ・SVVR Japanが、2月24日（土）から25日（日）にかけて、コンテンツ開発イベント「第1回Vtuberハッカソン」を開催する。

2月9日には審査員が発表され、会場審査員にはGOROmanさんとにゃるらさんが抜擢。

バーチャル審査員をシロさん、ミライアカリさん、ねこますさん、輝夜月さんという4人の人気バーチャルYouTuber（VTuber）が担当することが明らかになった。

審査員にはVR文化を盛り上げた2人と4人のVTuber

会場での審査員として選ばれたGOROmanさんは、「Mikulus」や「Miku Miku Akushu」といったVRコンテンツを手がけ、昨今のVRムーブメント初期から業界を盛り上げたエクシヴィの代表取締役・近藤“GOROman”義仁さん。

にゃるらさんは、バーチャルYouTuberの1人である「バーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさん」ことねこますさんをブログ「根室記念館」で紹介（外部リンク）。

さらに対談を通じて（外部リンク）、ねこますさんを一気に表舞台に押し上げたライター／コラムニストとして知られている。

ねこますや輝夜月らがバーチャル審査員に

一方、バーチャル審査員には、人気のバーチャルYouTuberたちが名を連ねる。

チャンネル登録者数33万人。大きく立ったアホ毛で食いしん坊、癒し系な見た目と甘い声が魅力のシロさん。 同44万人。初音ミクのキャラクターデザイン／イラストレーターとして知られるKEIさんがイラストを担当したミライアカリさん。 同23万人。かわいい見た目にもかかわらず、声だけが無加工の「バーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさん」（のじゃロリ）こと、ねこますさん。 そして、KAI-YOU.netでもインタビューをした輝夜月さん（関連記事）。その独特な声が話題となり、登録者数も43万人を超える人気VTuberだ。 4人は、当日会場で投稿された動画を後日審査するという。

バーチャルYouTuberをつくって動画を投稿するハッカソン

ハッカソンとは「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、チームごとに短期間でコンテンツを開発するIT業界のお祭り。

Vtuberハッカソンでは、90名近くの応募から抽選で選ばれた52名が参加。2日間でCGキャラクターを制作（または許諾を取って借りて）、番組の校正を考えた上で、声や動きを入れた動画をつくり1分30秒にまとめてYouTubeに投稿する。

その後、システムやVTuberとしての完成度、番組の熱狂度などを審査して最優秀賞を決定するという。

ハッカソン2日目にあたる25日17時からは、完成した作品を披露する試遊会を実施。一般向けの観覧チケットも発売されている。