11月から放送される、HoneyWorks原作の「告白実行委員会」シリーズ『いつだって僕らの恋は10センチだった。』で総監督をつとめる難波日登志さんが監督。
そして、元フジテレビの「ノイタミナ」プロデューサーとして知られた山本幸治さんがSF小説家である故・伊藤計劃さんのデビュー作『虐殺器官』映像化のために設立したジェノスタジオが、アニメーション制作を手がける。
『ゴールデンカムイ』待望のアニメ化、メインスタッフも解禁
『週刊ヤングジャンプ』にて連載中の、野田サトルさんによる漫画『ゴールデンカムイ』。明治の北海道を舞台に、元軍人・杉元佐一とアイヌ民族の少女が、アイヌの遺した金塊を求める冒険譚で、作中でのアイヌ文化の紹介や、猟奇的な犯罪者が次々に登場するスリリングな展開から高い人気を誇る。
2016年に「マンガ大賞2016」大賞などを受賞していた人気漫画、この8月に、待望のアニメが発表されていた。
今回の発表では、ついにメインスタッフが判明。
シリーズ構成を、『夏目友人帳』などの脚本を手がけてきた高木登さん、キャラクターデザインを、アニメ『ガンダムビルドファイターズ』や『モンスターストライク』でキャラクターデザインをつとめた大貫健一さんが担当する。
野⽥サトル先⽣が「映像化、やれるもんならやってみろ」というつもりで漫画を描いているとおっしゃっていましたが、果敢にも無謀にもアニメ化を、そしてその監督をやらせていただくことになりました。もちろん野⽥先⽣がいわれているように厄介な作品ではありますが、チャレンジ精神でスタッフ⼀同と共に放送規制に挑みます!杉元とアシ(リ)パと仲間たちの⾦塊探し大冒険!ぜひ放送をお楽しみに!! 難波日登志さんコメント
怪作『刻刻』アニメ化、さらに大森貴弘新作も同時発表
さらに、講談社『モーニング・ツー』にて連載されていた、堀尾省太さんによる漫画『刻刻』のアニメ化、および、『デュラララ!!』や『夏目友人帳』で監督をつとめてきたアニメ監督・大森貴弘さんによる新作の制作も、ジェノスタジオから発表された。 大森貴弘さんによる作品名は未定となっているが、不自由な世の中で互いを想い合う無垢な⼼を描いた物語だという。企画構想からおよそ10年を経て、今回の作品へと至ったという監督の⼤森さんからのコメントも寄せられている。©野⽥サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会今回描きたいのは、⼈は何を以てして⽣きると決めているのかというところです。
⼀⾔で⾔えば糧と⾔うか、希望と⾔い換えてもいいかも知れない。次の作品の登
場⼈物たちは皆、ごくか細い希望を⽣きる縁として、⾃らの活路を開こうともがいて⾏きます。
⻑い間、映像化を夢⾒ていた企画です。もちろん、その時、取り掛かっている作品の事を常に第⼀に考えて仕事をしていますが、頭の隅にこの作品の事を置いて、引き出しを半分、開けたり閉めたりしていたように思います。その集積を表現出来たら、と願っています。 ⼤森さん、コメント
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1件のコメント
CKS
〝野⽥先⽣がいわれているように厄介な作品ではありますが〟