子供と言いつつも、小学生3人に加え、プロ15年生である巻誠一郎さんとコーチ3年生の柳沢敦さんがサプライズで登場。
Twitter上には、「本家に忠実すぎる」「基本技術を大切にするジーコを見て安心した」「柳沢の件で泣きそうになった」などの感想が寄せられている。
選手・監督としても活躍したサッカー界のレジェンド
ジーコこと、本名アルトゥール・アントゥーネス・コインブラさんは、ブラジル・リオデジャネイロ出身。ブラジル代表として、3度のW杯に出場し、特に1982年のスペイン大会では、「黄金のカルテット」と呼ばれたメンバーの1人としてチームを牽引した(※)。🌻夏休み特別企画🍉#ジーコおじさんの子ども電話相談 📞
— Jリーグ (@J_League) 2017年8月29日
小学生3人と、プロ15年生・コーチ3年生からの質問‼️
ジーコおじさんの回答は?
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※チームは2次リーグで、マラドーナさんやディアスさん(後にジーコさんと同じくJリーグで活躍)を擁するアルゼンチンと優勝国イタリアに敗れ、大会を去った。4年後のメキシコ大会もメンバー入りするが、負傷明けで満足にプレーできずチームも準々決勝で敗退。なお、同大会では「神の手」で知られるマラドーナさんがアルゼンチンを優勝に導いている。
来日後、鹿島アントラーズの前身である住友金属に加入。1993年のJリーグ開幕節では鹿島の一員としてハットトリックを達成した。
引退後の2002年には日本代表監督に就任。チームをアジアカップ優勝、ドイツW杯出場に導いている。選手としても、監督としても日本サッカーの発展に大きく貢献した人物だ。
「この場を借りて、謝りたい気持ちがあります」
「サッカーの神様に答えられない質問はない!」と題して始まった電話相談では冒頭、「なぜ日本でサッカーをしようと思ったんですか?」「ドリブルが上手くなりたいです」といった、小学生らしい相談が寄せられていく。 それぞれに的確かつ丁寧に答えていくジーコさん。そんな中、J2のロアッソ熊本でプレーする巻誠一郎さんが登場。巻さんといえば、ドイツW杯メンバー発表時、FW陣最後の1人としてサプライズ選出された場面が印象深い。 続いて登場したのは、鹿島・日本代表時代にジーコさんに指導された柳沢敦さん。現在、鹿島でコーチをしている柳沢さんは、指導者として心がけていることを相談したあと、ドイツW杯のシュートミス(※)の話を切り出した。(※)グループリーグ初戦のオーストラリアに敗れた日本の第2戦。相手はクロアチア。3戦目の相手がブラジルのため、是が非でも勝利したい試合だったが、柳沢さんが値千金のチャンスを外してしまう。状況だけを見れば、比較的ミスしにくい場面だったため、当時は柳沢さんのコメント「急にボールが来たので」を略して、QBKと呼ばれるなど批判も多かった。
そんな謝罪に対してジーコさんは、「謝ることはなにもない」と即答。柳沢さんへのキャリアを振り返り、その功績をたたえ、最後は「経験を無駄にしないように、彼ら(指導している子供たち)に伝えてあげてください」と締めくくった。ドイツのワールドカップのクロアチア戦で、なんであそこで俺はアウトサイドを出してしまったのかと。それが自分の中で一番の後悔です。ジーコさんにドイツのワールドカップが終わってから会えていなかったし、話もできていなかったので、この場を借りて、謝りたい気持ちがあります。 やなぎさわ あつし君(サッカーコーチ)
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