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山寺宏一でブレイク? イノベーター理論で紐解く「○○なうって使っていいよ!」

「○○なうって使っていいよ!」の起点となった鹿目凛ことぺろりん先生(@peroperorinko01)のツイートより

声優・山寺宏一さんが5月31日にツイートした「彼氏とデートなう。に使っていいよ」をきっかけにベテラン声優や大手企業が一気に便乗し大きく話題となった「○○なうって使っていいよ!」だが、ぺろりん先生が起点となった投稿からなぜここまで大きく広がったのか?

それはイノベーター理論で紐解くことができる。今回の盛り上がりを時系列に沿って分析した結果をまとめました。

イノベーター理論とは

里咲りさによるイノベーター理論の説明

上記のツイートにあるようにイノベーター理論とは物事のトレンドが情報感度の高いマイノリティからマジョリティへ浸透する過程を表した理論である。

イノベーター、アーリーアダプターといったマイノリティ層からアーリーマジョリティより右のマジョリティ層に浸透するにつれて物事は多くの人に知られることになる。

「○○のアルバムってファーストが一番良かったよね。」や「○○が小箱でやってた頃からの古参だけど、最近は距離が離れちゃってあんま現場行く気しないんだよね〜。」といったサブカルこじらせあるある。


それは、自分が世間ではまだ知られていないアーティストやアイドルを応援しているというマイノリティ的優越感と、世間に知られるようになって自分だけのものでなくなった寂しさからくる、マジョリティへのアンチ精神が集約された発言であるといっても過言ではない。


また、その逆も然りで、マイノリティ層にしか知られていなかった物事がマジョリティ層に知られるようになるためには何かしらのきっかけが必要である。

と、小難しいことを書きましたが、この記事を最後まで読むとあなたもイノベーター理論がバッチリ理解できるはずです。

「○○なうって使っていいよ!」の発祥から山寺ショック前夜まで

ぺろりん先生が産み出したすべての原点

今回のすべての起点となるツイートはこちらのベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)に所属するぺろりん先生(鹿目凛)による投稿だった。

こちらのツイートが瞬く間にアイドルクラスタの中で広がることによって、便乗するかのごとくその他のアイドルや地下アイドルも「○○なうって使っていいよ!」を投稿するようになった。

山寺ショックの仕掛け人

ぺろりん先生による「○○なうって使っていいよ!」の投稿より3ヶ月ほど経過し、アイドルクラスタを含む一部のクラスタ内でごくごく当たり前になってきた頃、チャオベッラチンクエッティの岡田ロビン翔子も他のアイドル達のように「○○なうって使っていいよ!」を投稿していた。

彼女こそが今回の山寺ショックの仕掛け人となる。


上記の投稿より10日後、一部のマイノリティ層の中でスタンダード化しつつあった「○○なうって使っていいよ!」が一気にキャズム(マイノリティとマジョリティの間にある大きな壁)を越えることになる。

キャズムを越えた山寺ショック

一気に飛び越える山寺宏一の「○○なうって使っていいよ!」

「○○なうって使っていいよ!」キャズムを飛び越え、大きくマジョリティ層に知られることとなったツイートは現時点でRT19万オーバーと圧倒的な拡散力によって一部のクラスタのトレンドから日本中に知れ渡ることとなった。

ちなみに前述のとおり、上記のツイートが生まれる経緯となったのはこのツイート。

このように岡田ロビン翔子がきっかけとなった。

仕掛け人であるロビンの「○○なうって使っていいよ!」の1000倍のRTだった。

ベテラン声優が便乗

山寺宏一がツイートしたことによって、その他のベテラン声優も便乗することとなった。


銭形警部碇シンジサトシが、1日にしてぺろりん先生の産み出したトレンドを広げたといっても過言ではない。

そして、大手企業が便乗し始める

1人のアイドルから始まった「○○なうって使っていいよ!」に大手企業が便乗し始めた。ソニー・ピクチャーズポリンキーキリンまで、誰でも名前を知っている企業がどんどんツイートを行った。

このようにぺろりん先生の投稿より3ヶ月半後、「○○なうって使っていいよ!」マイノリティ層のトレンドから、マジョリティ層のトレンドになり大きく世間に知られるようになった。

トレンドが生まれるということ

このように小さなきっかけが、キャズムを大きく飛び越えて世間に広く知られるようになることは、実は珍しいことではない。今回の例をまとめると


(1)ぺろりん先生がツイート
(2)アイドルや地下アイドルがそれに便乗
(3)一部のアイドルクラスタやその周辺クラスタで話題に
(4)山寺宏一がツイートしたことによって大きく広がる
(5)大手企業が便乗し世間で話題に


といった流れである。

今回の最も重要なポイントは(4)であり、これはキャズムを飛び越えるために必要不可欠な要素である。

具体的に言うと、一部のマイノリティで流行っているものを、「圧倒的な拡散力や露出量をもった何か」によって広く大きくマジョリティに知られるようにする、という現象だ。今回は山寺宏一というベテラン声優が、それを担っていた。


「圧倒的な拡散力や露出量をもった何か」という点では今までテレビや雑誌などがわかりやすいメディアがメインだったが、昨年のPPAPに対してのジャスティン・ビーバーのようにSNS上で全てが完結するようなトレンドの発生も生まれていることから、インターネットを起点としたイノベーター理論に基づいた国内事例として今回の件についてもより一層広く知られることを期待し、記事を執筆した。

そして願わくば、このトレンドが良くない大人に食いつぶされることなく、きっかけとなったぺろりん先生が世間に大きく知られるようになって欲しい。

最後に、筆者が見つけた個人的に好きな「○○なうって使っていいよ!」で締めたいと思う。

汎用性がないタイプの「○○なうって使っていいよ!」


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