Netflix「ゲット・ダウン」打ち切りへ ヒップホップ誕生を描く大作ドラマ

Netflix「ゲット・ダウン」打ち切りへ ヒップホップ誕生を描く大作ドラマ
Netflix「ゲット・ダウン」打ち切りへ ヒップホップ誕生を描く大作ドラマ

ゲットダウン/画像はバズ・ラーマンさんのFacebookより

世界最大級のオンラインストリーミングサービス・Netflixオリジナルドラマ「ゲット・ダウン」が、シーズン1で打ち切りとなることが、監督をつとめたバズ・ラーマンさんのFacebookにて明かされた。

Netflixオリジナル「ゲット・ダウン」

『ゲットダウン』2016年 Netflixにて独占配信
「ゲットダウン」は、『ムーラン・ルージュ』や『華麗なるギャツビー』で知られるバズ・ラーマンさん監督による初のドラマ作品。

貧しく波乱に満ちた1970年代のアメリカ・ニューヨークのサウス・ブロンクスを舞台に、音楽やダンス、グラフィティで自己表現しようと模索する5人の若者たちから、ヒップホップの誕生の瞬間を描いていく。

また、ヒップホップの創始者と呼ばれるクール・ハークアフリカ・バンバータグランドマスター・フラッシュという3名の伝説のDJたちもコンサルタントとして参加。リアルな音楽が高く評価され、若者を中心に多くのファンを獲得した。

2016年8月からシーズン1のパート1が配信開始。2017年4月に完結編となるパート2も公開されたばかりだ。

ゲットダウン、打ち切りの理由は?

バズ・ラーマンさんのFacebookによれば、打ち切りの理由は自身の映画制作のためだという。 パートナー・サポーターであるNetflixとソニーが、「ゲットダウン」シーズン2制作のため、同作に専念するようにという事項があり、それがバズ・ラーマンさんの新作映画のスケジュールと折り合いがつかなかったようだ。

仮に、「ゲットダウン」の制作に入った場合、新作映画が2年間の延期を余儀なくされる状況にあったとも記されている。

ヒップホップの黎明期を豪勢に描いた話題作であっただけに、悲しみも大きい。

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