飲食店が数多く立ち並ぶ渋谷区。中でも、ラーメンはやはり大人気だ。
やってきたのは、去年オープンしたばかりの「Tonari」。
老舗から新店舗まで、種類も魚介に豚骨、鶏白湯と、あらゆるラーメンが揃っているここ渋谷区でも、一風変わっている。 名物「牡蠣ラーメン」が有名だが、人気の理由は他にも存在する。
この食レポでは、アイドル応援アプリ「CHEERZ」(外部リンク)とコラボ。毎回、アプリ内で行われる応援投票で1位に選ばれた方にレポーターとして参加してもらう。 青森県出身で、講談社主催のオーディション「ミスiD2017」にて審査員個人賞を受賞した、グラビアアイドルの麻倉ひな子(愛称は「ひなぺち」)さんに、Tonariの絶品ラーメンをレポートしてもらった。
モデル:麻倉ひな子 撮影:時永大吾
レポーターをつとめるのは、ローカルアイドルとして活動していた親戚の影響で小学生からアイドルに憧れていたという麻倉ひな子さん。本格的なアイドル活動を始めたのは21歳のことだった。
「冬だと牡蠣、シーズン通してだとパクチーが一番好きです」と語る麻倉さんに、「Tonari」はピッタリだろう。
元々、渋谷に数店舗を展開する牡蠣とイタリアンのお店「Spiral(スパイラル)」が2013年にオープン。その後、牡蠣と和食の「IKKOKU(イッコク)」、そして新たに開店したのが牡蠣と炭火の「Tonari」だった。
本店「Spiral」の隣にオープンしたからお店の名前がそのまま「Tonari」に。 店長の青木さんが料理の道に入ったのは18歳の時、高級料亭からエスニック料理店など、あらゆるジャンルを30年以上渡り歩いてきた。しかし、ラーメンに手を出したのは「Tonari」が初めてだったという。
「隣のテナントが空いたから牡蠣と炭火のお店をやることになったんですが、深夜営業禁止のビルだったんです。じゃあランチもやろうという話から、僕がラーメン好きだったので昼はラーメンを出すことになりました」(青木さん) 牡蠣専門店が経営するラーメン屋の本格「牡蠣ラーメン」(1,000円)がこちら。
この日は、店長さんがオススメだという「鶏白湯」スープでいただいた。
濃厚なのに重たくないスープに細麺を絡ませながら口に運ぶ。
牡蠣好きの麻倉さん、一品目から箸が止まらない。「コクのあるスープと、牡蠣の組み合わせが最高です」。 店で提供されているラーメンの具材は、ほぼすべて手作りだ。しっかり味のついたメンマもお店で煮ている。
青木さんが「生食用だと広島より美味しい」という兵庫県産の牡蠣は、その筋では有名な、赤穂市で牡蛎を生産しているオイスターシスターこと「船曳商店」から卸しているという。
エスニック料理の有名店「モンスーンカフェ」でチーフもつとめていたため、ナンプラーやパクチーを使い慣れている青木さんがラーメン用にアレンジしている。
口にするやいなや、「えー!?」と驚愕の声をあげる。
パクチーにライムを絞って、チャーシューと糸唐辛子を絡め、よく混ぜてから口に運ぶと、口の中からさっぱりとした爽快感が広がる。「口の中が完全に夏です」とは言い得て妙だ。 「パクチーを主役にした料理って、そこまで多くない。パッタイくらい? パクチーをメインにした料理の中で一番美味しいかも」と絶賛。パクチーが好きすぎて自宅で栽培を始めたという麻倉さんをも唸らせた。
開店当初、夏の暑い日に外のお客さんを呼び込むためにその場で考案されたという「パクチーあえそば」の誕生秘話に、二度目のビックリ。
麻倉さんは、「これってオリジナルなんですか? すごい、感動」と驚きを隠せない。 「今度から、パクチー好きには絶対オススメします!」(麻倉さん)
開店から1年経ったばかりの「Tonari」の人気の秘密は、牡蠣ラーメンやパクチーあえそばといった定番メニューだけではない。
メニュー表に載っているのはごく一部で、現在、お店のメニューは40種類以上存在する。
メニューの開発が大好きだという青木さんが、いつも新メニューを構想しているからだ。一ヶ月に数品ペースでメニューは増えている。
「料理の神様が降りてきた時にだけつくってます(笑)」(青木さん)
驚くのは、その創作意欲だけではない。思い付いたメニューをお店に出すまでに試作するのは、せいぜい2、3回。頭の中でイメージしたレシピを試作して、細かい味の調整程度で済んでしまうのだという。
その道20年の腕前は伊達ではない。
しかも、気さくな店長の青木さんは、普段からお客さんとよく会話するため、お客さんの要望から新メニューが誕生することも多い。
メニュー表に載っていない料理、というよりも、載っている料理はごく一部なので、Tonariに行く際は店舗のInstaをチェックしていくことを強くオススメする。
定番の牡蠣フライがメニューにない「Tonari」(外部リンク)では、牡蠣の唐揚げを頼んでみてほしい。 醤油などで下味をしっかりつけて揚げた牡蠣の唐揚げ(5個で1,000円)を、「本当に最高」と言いながら平らげる。 そして最後は、岩牡蠣の4種盛り合わせ(1500円)。三重県の「桃こまち」や島根県の「春香」などが並ぶ。麻倉さん、食べる前から目を輝かせている。
左から順に口に運んでいくと、徐々に濃厚な牡蠣を堪能できる一皿。よく育った岩牡蠣で、縦はもちろん横幅も広い。
麻倉さんが一番気に入ったのは、身もプリプリでしっかりした歯ごたえのある福岡県門司の「もんじ」。
唐揚げ、生牡蠣を堪能しながら、麻倉さんもつい「お酒が呑みたくなりますね〜」と一言。 ちなみに、生牡蠣を食べる際に2つだけ注意すべき点を青木さんが教えてくれた。
煮沸しない限り、牡蠣の殻に付着している菌は死なないため、極力、生牡蠣の殻には口をつけないこと。 そして、殻ごと口にして汁と一緒に味わう人が多いが、生牡蠣の汁は飲まないこと。
生牡蠣の殻に残っているのは、細かい殻を落とすために牡蠣を洗った電解水が残った水でしかないからだ。汁が美味しいのは、焼いた際に牡蠣から溢れる焼牡蠣の時だけなので気をつけよう。
また、夜でもミニラーメンが用意されているため、お酒の〆に極上のラーメンを味わうのも一興だ。
確実に行きたい場合は事前の予約をオススメする。 最後、麻倉さんにお店の感想を聞くと、「プライベートでも絶対行きます、すぐ行きます」と最高の笑顔で断言してくれた。
去年は国内最大規模のアイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL」(TIF)に出場していた麻倉さんだが、今年は、同時期に行われる地元・青森名物のねぶた祭で「ミスねぶたコンテスト」に出場したいと意気込みを語った。
活動の幅を広げる麻倉ひな子さんの今後は、是非「CHEERZ」(外部リンク)でチェックしてほしい。
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東京都渋谷区円山町14-3 日興パレスビル渋谷 1F
【営業時間】
ランチ 12:00~17:00
ディナー 17:00~22:00(LO)23:00
※日曜・祝日は不定休
URL:https://www.instagram.com/tonari0701/
やってきたのは、去年オープンしたばかりの「Tonari」。
老舗から新店舗まで、種類も魚介に豚骨、鶏白湯と、あらゆるラーメンが揃っているここ渋谷区でも、一風変わっている。 名物「牡蠣ラーメン」が有名だが、人気の理由は他にも存在する。
この食レポでは、アイドル応援アプリ「CHEERZ」(外部リンク)とコラボ。毎回、アプリ内で行われる応援投票で1位に選ばれた方にレポーターとして参加してもらう。 青森県出身で、講談社主催のオーディション「ミスiD2017」にて審査員個人賞を受賞した、グラビアアイドルの麻倉ひな子(愛称は「ひなぺち」)さんに、Tonariの絶品ラーメンをレポートしてもらった。
モデル:麻倉ひな子 撮影:時永大吾
インスタの飯画像投稿を禁止されるほど食べるのが好き
渋谷の文化村通りから横道に入った、神泉駅に近い場所にあるのが、2016年7月にオープンし、先日一周年を迎えたばかりの「Tonari」。レポーターをつとめるのは、ローカルアイドルとして活動していた親戚の影響で小学生からアイドルに憧れていたという麻倉ひな子さん。本格的なアイドル活動を始めたのは21歳のことだった。
食べるのが好きな麻倉さんは、一人でラーメン店にもよく訪れるそうだ。どこのラーメンが好きかという質問に「青葉(中華そば)だと飯田橋店が好きです」と答えてくれた麻倉さんは信用できると確信した。
「冬だと牡蠣、シーズン通してだとパクチーが一番好きです」と語る麻倉さんに、「Tonari」はピッタリだろう。
牡蠣専門店によるラーメン屋の本格「牡蠣ラーメン」
お店の由来からしてユニークだ。元々、渋谷に数店舗を展開する牡蠣とイタリアンのお店「Spiral(スパイラル)」が2013年にオープン。その後、牡蠣と和食の「IKKOKU(イッコク)」、そして新たに開店したのが牡蠣と炭火の「Tonari」だった。
本店「Spiral」の隣にオープンしたからお店の名前がそのまま「Tonari」に。 店長の青木さんが料理の道に入ったのは18歳の時、高級料亭からエスニック料理店など、あらゆるジャンルを30年以上渡り歩いてきた。しかし、ラーメンに手を出したのは「Tonari」が初めてだったという。
「隣のテナントが空いたから牡蠣と炭火のお店をやることになったんですが、深夜営業禁止のビルだったんです。じゃあランチもやろうという話から、僕がラーメン好きだったので昼はラーメンを出すことになりました」(青木さん) 牡蠣専門店が経営するラーメン屋の本格「牡蠣ラーメン」(1,000円)がこちら。
この日は、店長さんがオススメだという「鶏白湯」スープでいただいた。
濃厚なのに重たくないスープに細麺を絡ませながら口に運ぶ。
牡蠣好きの麻倉さん、一品目から箸が止まらない。「コクのあるスープと、牡蠣の組み合わせが最高です」。 店で提供されているラーメンの具材は、ほぼすべて手作りだ。しっかり味のついたメンマもお店で煮ている。
青木さんが「生食用だと広島より美味しい」という兵庫県産の牡蠣は、その筋では有名な、赤穂市で牡蛎を生産しているオイスターシスターこと「船曳商店」から卸しているという。
パクチー好きの麻倉さんが驚愕したパクチーあえそば
続いて麻倉さんが食べたのは、「パクチーあえそば」(900円)。牡蠣ラーメンと並んで「Tonari」の人気のメニューだ。エスニック料理の有名店「モンスーンカフェ」でチーフもつとめていたため、ナンプラーやパクチーを使い慣れている青木さんがラーメン用にアレンジしている。
口にするやいなや、「えー!?」と驚愕の声をあげる。
パクチーにライムを絞って、チャーシューと糸唐辛子を絡め、よく混ぜてから口に運ぶと、口の中からさっぱりとした爽快感が広がる。「口の中が完全に夏です」とは言い得て妙だ。 「パクチーを主役にした料理って、そこまで多くない。パッタイくらい? パクチーをメインにした料理の中で一番美味しいかも」と絶賛。パクチーが好きすぎて自宅で栽培を始めたという麻倉さんをも唸らせた。
開店当初、夏の暑い日に外のお客さんを呼び込むためにその場で考案されたという「パクチーあえそば」の誕生秘話に、二度目のビックリ。
麻倉さんは、「これってオリジナルなんですか? すごい、感動」と驚きを隠せない。 「今度から、パクチー好きには絶対オススメします!」(麻倉さん)
Tonariの人気を支える、豊富な隠しメニュー
8席という小さな店構えのため、ランチ時に混み合うと待つことも少なくない。開店から1年経ったばかりの「Tonari」の人気の秘密は、牡蠣ラーメンやパクチーあえそばといった定番メニューだけではない。
メニュー表に載っているのはごく一部で、現在、お店のメニューは40種類以上存在する。
メニューの開発が大好きだという青木さんが、いつも新メニューを構想しているからだ。一ヶ月に数品ペースでメニューは増えている。
「料理の神様が降りてきた時にだけつくってます(笑)」(青木さん)
驚くのは、その創作意欲だけではない。思い付いたメニューをお店に出すまでに試作するのは、せいぜい2、3回。頭の中でイメージしたレシピを試作して、細かい味の調整程度で済んでしまうのだという。
その道20年の腕前は伊達ではない。
しかも、気さくな店長の青木さんは、普段からお客さんとよく会話するため、お客さんの要望から新メニューが誕生することも多い。
上の写真は、「Tonari」に足繁く通うKAI-YOUスタッフ考案の「牡蠣の唐揚げ定食」。牡蛎唐揚げ6個、ミニ鶏そば、ライス、小鉢をセットで1250円だ。
メニュー表に載っていない料理、というよりも、載っている料理はごく一部なので、Tonariに行く際は店舗のInstaをチェックしていくことを強くオススメする。
牡蠣の唐揚げ、岩牡蠣の5種食べ比べ
せっかくなので、牡蠣単品も食べておきたいところ。定番の牡蠣フライがメニューにない「Tonari」(外部リンク)では、牡蠣の唐揚げを頼んでみてほしい。 醤油などで下味をしっかりつけて揚げた牡蠣の唐揚げ(5個で1,000円)を、「本当に最高」と言いながら平らげる。 そして最後は、岩牡蠣の4種盛り合わせ(1500円)。三重県の「桃こまち」や島根県の「春香」などが並ぶ。麻倉さん、食べる前から目を輝かせている。
左から順に口に運んでいくと、徐々に濃厚な牡蠣を堪能できる一皿。よく育った岩牡蠣で、縦はもちろん横幅も広い。
麻倉さんが一番気に入ったのは、身もプリプリでしっかりした歯ごたえのある福岡県門司の「もんじ」。
唐揚げ、生牡蠣を堪能しながら、麻倉さんもつい「お酒が呑みたくなりますね〜」と一言。 ちなみに、生牡蠣を食べる際に2つだけ注意すべき点を青木さんが教えてくれた。
煮沸しない限り、牡蠣の殻に付着している菌は死なないため、極力、生牡蠣の殻には口をつけないこと。 そして、殻ごと口にして汁と一緒に味わう人が多いが、生牡蠣の汁は飲まないこと。
生牡蠣の殻に残っているのは、細かい殻を落とすために牡蠣を洗った電解水が残った水でしかないからだ。汁が美味しいのは、焼いた際に牡蠣から溢れる焼牡蠣の時だけなので気をつけよう。
遅めのランチ、夜も牡蠣と炭火を堪能できる
「Tonari」は、ランチが17時までと遅くまでやっているのもありがたいが、夜は夜で、牡蠣と炭火焼きを堪能できる。麻倉さんが一番気になっていた「パクチーの豚バラ巻き」も、夜限定のメニュー。
また、夜でもミニラーメンが用意されているため、お酒の〆に極上のラーメンを味わうのも一興だ。
確実に行きたい場合は事前の予約をオススメする。 最後、麻倉さんにお店の感想を聞くと、「プライベートでも絶対行きます、すぐ行きます」と最高の笑顔で断言してくれた。
去年は国内最大規模のアイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL」(TIF)に出場していた麻倉さんだが、今年は、同時期に行われる地元・青森名物のねぶた祭で「ミスねぶたコンテスト」に出場したいと意気込みを語った。
活動の幅を広げる麻倉ひな子さんの今後は、是非「CHEERZ」(外部リンク)でチェックしてほしい。
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Tonari(トナリ)
【住所】東京都渋谷区円山町14-3 日興パレスビル渋谷 1F
【営業時間】
ランチ 12:00~17:00
ディナー 17:00~22:00(LO)23:00
※日曜・祝日は不定休
URL:https://www.instagram.com/tonari0701/
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麻倉ひな子
ドリームクリエイター
青森県出身のアイドル。ミスヤングチャンピオン2014のファイナリスト。「ミスiD2017」大郷剛賞を受賞。グラビア活動をはじめ、ゲームの公式番組などでレギュラーをつとめる。ゲームやアニメが好きで、趣味でコスプレも行っている。
麻倉ひな子さんのCHEERZページ:https://cheerz.cz/idol/1339
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