3月22日(水)より予約が開始されており、価格は1,300円(税抜)となっている。又吉直樹さんの『劇場』単行本が、5月11日(木)に発売されることが決まりました!本日より予約開始しています。装画は、又吉さんがひと目見て気に入った大竹伸朗さんの「路上1」という作品です。目下編集&制作のまっただなか!どうぞお楽しみに!https://t.co/2rBPumfIey
— 新潮社出版部文芸 (@Shincho_Bungei) 2017年3月22日
又吉直樹、待望の2作目『劇場』
又吉直樹さんは、吉本興業所属のお笑いコンビ・ピースのボケ担当。かねてから読書好き芸人として知られていた同氏だが、2015年、自身が執筆した小説『火花』で「第153回芥川龍之介賞」を受賞。お笑い芸人が芥川賞を受賞する史上初の快挙となった。
そんな又吉さんの第2作となる長編『劇場』は、3月7日に発売された『新潮』4月号に一挙掲載。『火花』と同様に大きな注目を集めた。
単行本の装画には美術家・大竹伸朗さんの作品「路上1」が起用され、彼女のヒモとして生活する劇作家のダメ男を主人公とした、切なくも胸にせまる「恋愛小説」に仕上がっている。
公式Webサイトでは、又吉さんからのコメントも掲載されている。
「劇場」という小説を書きました。演劇や恋愛や人間関係の物語です。大雑把な説明になってしまうのですが、自分にとって書かずにはいられない重要な主題でした。
書きはじめてから完成まで二年以上かかりました。変な話ですが、この小説自体が書いてる僕を鼓舞してくれた瞬間が何度かあって、「ありがとう」とか「ごめんな」とか小声で言いながら書いていました。まずは小説として手にとっていただける形になったことが本当に嬉しいです 又吉直樹『劇場』公式Webサイトから引用
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