その脚本を『すいか』『野ブタ。をプロデュース』『セクシーボイスアンドロボ』『Q10』などの名作ドラマで知られる脚本家・木皿泉さんが手がけたことが明かされた。
Perfume×木皿泉×テレ東のSPドラマ『パンセ』
2000年に結成されてから、年々着実に人気を集め続け、現在は年末の「紅白歌合戦」にも常連となる国民的ユニットに成長。日本国内でのアリーナツアーやドームコンサートだけでなく、海外でのツアーも成功を収めている。
そんなPerfumeにとって初の主演ドラマとなる『パンセ』。「パンセ」とはフランス語で「三色スミレ」を表す言葉。
なにげない日常の中で「夢ってなんだった?」「働くってどういうこと?」「死ぬとどうなる?」など、ふと立ち止まって考えたくなるテーマについて、3人の女の子による他愛ない会話で展開されていく。
単なるワンシチュエーションドラマにはとどまらず、ドラマ『すいか』で、優れたTVドラマの脚本作家に与えられる「向田邦子賞」を受賞した木皿泉さんの手腕が発揮されている。
木皿泉、Perfume、プロデューサーからのコメント
「テレ東でやってるみたいなドラマ」というのは、悪口にも聞こえるし、ものすごくリスペクトしているようにも聞こえます。とんがった枠なんだと思います。ずっと前から、そういうところでやってみたいと思ってました。「さすがテレ東さん」と言ってもらえるようなドラマになればうれしいです。
Perfumeと聞いて、甘すぎるのも違うし、リアル過ぎるのも違うし、夢みたいだけど実感があるというか。Perfumeにしかできないものをと思って書きました。
「パンセ」というタイトルは、Perfume の三人にちなんで三色スミレがいいかな、と思ってつけました。たまたま本棚にパスカルの本があって、その題名も「パンセ」だったので、ドラマの中で引用させてもらいました。はずさないつもりで書きましたが、もしかしたら、思いっきりはずしてるかもしれません。どっちにしろ楽しんでいただけると思います。なにしろ、Perfume主演のドラマなんですから。脚本・木皿泉 コメント
17年Perfumeとして、歌しかやって来なかった私達。お話を、今のタイミングで持ってくるテレ東さんは本当に変わってるな、と思いました(笑)。
若いころレッスンを受けていたと言っても、演技を急にやるなんてその道のプロの方に申し訳ないし、自信ないし...一年にもわたる口説き落としでした(笑)。
粘り強い!!阿部さんと後藤さんに感謝です。木皿さんが当て書きしてくださった本はまた面白くて、不思議で、そして私達の芯を捉えてくださっている役柄で、「もしも私達三人が Perfume じゃなかったら」という想像ができるような作品になりました。
どんちゃん、のりぶう、おかみどが笑いあってるシーンはもう Perfumeです(笑)。
こんなとこでも出るんだなぁ、と嬉し恥ずかし...17 年の賜物だなぁとも思いました。ドラマ「パンセ」。
それでも一生懸命やらせていただきましたので、Perfume の活動の思い出の1つに見てください。ちょっと、恥ずかしいけど(笑)。主演・Perfume あ~ちゃん(どんちゃん役)コメント
今回初めてドラマの主演をさせていただくことになりました...っていうこの言葉自体に緊張してます!!!(笑)
最初に脚本の木皿泉さんやスタッフさんからお話を頂いた時、信じられなくて私たちがやってもいいんだろうかと不安でいっぱいでした。でもこんなチャンスをいただけることは今後ないかもしれない!
そして是非!と言ってくださる方々がいる!その想いを信じたい、と挑戦させていただくことになりました。
撮影している時はワクワクと緊張が入り混じり、音声さんに心音がすごく聞こえると言われるほどにドキドキしていました(笑)。
共演してくださった方々やスタッフさんの優しさに助けられあっという間に撮影を終えました。
いつも見ている Perfumeのような、だけど違う三人が現状や将来に悩み、何かを変えたくて動き出す。どこか切ないけれど笑えて優しくなれる、そんなドラマになっているのであたたかく見守っていただけると嬉しいです。主演・Perfume かしゆか(おかみど役)コメント
未知です...。未知です。
驚きましたか?いや、それ以上に!私が!驚いています!!
木皿泉さんが、私たち 3 人へお話を書いてくださるらしいぞと聞いた日から、お話をお受けするまで。
こんな幸せな事は二度とない!が、音楽畑の私たちが足を踏み入れてよい世界なのか云々、3人で悩みに悩みに悩みました。
やろう!と手を取り合ってからは、楽しみながら苦しみ、懸命に取り組ませていただきました。
本当に素敵な脚本で、読めば読むほど好きになります。私たちから生まれた物語。一生の宝物です。
Perfumeらしい空気感、なのに少しだけズレた世界線の3人、としてみると不思議。楽しいです。
へへ。素敵な方達に囲まれて一緒にものづくりできたこと、とっても幸せです。
なかなか決断できなかった私たちを、粘り強く口説きおとしてくれた、プロデューサー阿部さん後藤監督をはじめ、木皿泉さん、支えてくださった皆さま、ありがとうございました!大好きです! 主演・Perfume のっち(のりぶう役)コメント
「Perfume が芝居!?しかも木皿泉の脚本で!?」
Perfume ファンも、木皿泉ファンも、業界も、ビックリすると思います。
作り手である自分が、木皿泉×Perfume という組み合わせに、上がってきた台本に、現場での演技に、これまでで一番ワクワクし、ビックリしました。化学反応ってこういう感じで起こるんですね。
大好きな木皿泉さんの台本に唸りました。面白い、に尽きます。なんでこんな世界が描けるのか...。
そして、Perfume さんのお芝居が、ある瞬間に、神がかります。
「絶対に出来る」という確信があったからオファーをしましたが、想像を遥かに超えるお芝居をしています。まずはひっそりと、テレビ東京だけで放送しますが、一人でも多くの人にご覧いただければ幸いです。 プロデューサー:阿部真士(テレビ東京 編成局ドラマ制作部) コメント
(C)テレビ東京ちょっとした奇跡が起こりました。
木皿泉×Perfume×テレ東って・・・尋常じゃない!と思っていたところに、スゴい脚本が届きました。
面白くて、深くて、先の読めない高級な脚本を、一体どう演出したらいいんだ?!と思っている間に、もう撮影が始まってしまいました。そして撮影当日、Perfume3人の演技は・・・これはもう作品を見て頂きたいです。上手いなんてもんじゃありません。「天才」同士の奇跡的コラボ、演出が足を引っ張ってなければ良いのですが。バカバカしくて、行き当たりばったりで、ちょっと切ない。宝箱「パンセ」には、我々の「人生」が詰まっています。沢山の人が見てくれたら、新たな奇跡が起こるかも??
宜しくお願い致します! プロデューサー&監督:後藤庸介(共同テレビ) コメント
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番組情報
ドラマスペシャル『パンセ』
- 放送
- 2017年3月31日(金)24:52~25:23
- 4月1日(土)25:15~25:45 2 夜連続放送
- 放送局
- テレビ東京
- 主演
- Perfume
- 出演
- 後日発表
- 脚本
- 木皿泉
- 監督
- 後藤庸介『代償』『世にも奇妙な物語』『妄想彼女』
- プロデューサー
- 阿部真士(テレビ東京)後藤庸介(共同テレビジョン)
- 制作協力
- 共同テレビジョン
- 製作著作
- テレビ東京
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