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いいのか映倫!? 映画『ミュージアム』こんなに過激なのにR指定なし

画像は「映画『ミュージアム』オフィシャルサイト」より

小栗旬主演の映画『ミュージアム』。11月12日(土)に封切られ、オープニングの週末2日間で興行収入2億4千万円突破する大ヒットスタートを記録した。

12月3日・12月4日の全国週末興行成績でも、引き続き国内3位に入っていると報じられている(外部リンク)。

『ミュージアム』は、同タイトルの人気漫画を原作とする実写化作品。雨の日だけ現れる猟奇殺人鬼・カエル男と、家庭崩壊寸前な敏腕刑事・沢村の、息もつかせぬ攻防を描くノンストップ・スリラーだ。

“日本版『セブン』”との声も上がるほど過激な内容であるにも関わらず、本作はR指定されていない一体なぜなのだろうか?

監督も驚いた映倫の審査基準


映画は原作にほぼ忠実で、ショッキングな描写が少なくない。

カエル男はターゲットに選んだ人物を連れ去り、常識では考えられないほど残忍な方法で殺す。自らを『表現者』と認識し、創作活動として犯行を繰り返している。この過激さや異常さは物語の重要な要素だ。

これらの要素についてメガホンをとった大友啓史監督は、中途半端な気持ちでやりたくなかったとインタビューで語り、手加減なしに製作したことを明かしている。

ところが、すでに触れたとおり、本作はR指定されていない。これは監督にとっても意外なことだったという。

死体があったとしても、そこに至るまでが直接描かれていなかったり、裸が無ければOKらしい。映倫の基準っていうのは興味深いね。(ガジェット通信『ミュージアム』大友啓史監督インタビュー「これでR指定無し。映倫の基準は興味深いね」)

猟奇殺人のような過激な内容を扱ったとしても、「どんな風に殺されたか」を明確に描かなければセーフとなるようだ。

R指定されてない…けど要注意

危険なシーンが明確に描かれていないなら、過激といってもそこまでではない…なんてことはなく、本作は非常に過激だ。だから制作側も公式サイトやポスターに『危険』の警告をつける配慮をしている。

なぜR指定にならない描き方にも関わらず、そんなにショッキングな印象を観客に与えられるのだろうか。

理由の一つとして、カエル男が起こす事件の異常性があげられるだろう。

「どんな風に殺されたか」は映像では明確に描かれないが、事件が起こった後のシーンや死体の様子は、一般的な刑事ドラマでは見かけないほど過激でグロテスクなものである。

また明確な描写がなくとも、観客の想像力から過激さが引き起こされるシーンもある。例えば、終盤のカエル男と沢村の対決シーンだ。

妻子を助け出すべく、カエル男から与えられた謎を解こうとする沢村。そんな中、カメラは意味ありげに、沢村の側に転がる『あるもの』を映す。

まさか…と観客の脳裏にはキャッチコピーにある通り、グロテスクそのものな『最悪のラスト』が思い浮かぶ。

大友啓史監督は本作に『危険』の警告をつけたことについて、インタビューで次のようにコメントしている。

誰でもご覧になれますが、気をつけてくださいって(ガジェット通信『ミュージアム』大友啓史監督インタビュー「これでR指定無し。映倫の基準は興味深いね」)

スピード感あるストーリー展開や迫力あるアクションシーンなど、見どころ満載の作品だが、過激さには注意が必要なようだ。

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上映情報

ミュージアム

監督・脚本 大友啓史
原作 巴亮介

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