ヘッドマウントディスプレイ(以下「HMD」)を装着して、360°全方位の映像やゲームを楽しむことができるVR(仮想現実)技術。テレビのワイドショーなどで紹介されることも増えて、目にした人も多いはず。
そんな中、昨年12月に発売され、すでに最新ガジェットに興味を持つギークたちの間で話題となっているのが、Samsungの「Gear VR」です。本機の特徴は、なんといってもその手軽さ。スマートフォンの「Galaxy S6/S6 edge」もしくは今後発売される「Galaxy S7 edge」を装着するだけで、VR動画を思う存分に楽しめます。VRで有名なOculus社との共同開発ということで、VR技術としてもお墨付き。
しかも、「Gear VR」で楽しめるのは動画だけではありません。スマートフォン用王道アクションRPGゲーム「白猫プロジェクト」のVR版「白猫VRプロジェクト」では、ゲーム世界に入り込んで冒険をすることが可能。今年4月末には、全世界で人気を博している箱庭ゲーム「Minecraft」のVR版「Minecraft for Gear VR」が登場し、没頭する人続出のようです。
今回、この「Gear VR」の魅力をもっと色々な人に知ってもらいたい! ということで、「Gear VR」を片手に街へ飛び出しました。KAI-YOU編集長の「VRやったことある女子高生ってまだ少ないはず。だから、女子高生にVRを初体験してもらおう! VRでキャピキャピはしゃぐ女子高生とか絶対可愛いし」という一言で、いざ原宿へ。果たして、女子高生はVRでキャピキャピはしゃぐのか!?
多くのおしゃれピープルが行き交う夕方の原宿で女子高生を物色する取材班。スマホに取り付けた「Gear VR」を携えて「これで360°見渡せる映像が見れるんだけど、ちょっと試してみない?」と声をかける姿は本当に新手のナンパのようですが、説明すると不思議がりながらもすんなり試してくれることに。
街ゆく女子高生も興味を持ってくれるなんて、VRの力ってすごい!!
取材・文/須賀原みち 撮影/時永大吾
なので、みんな「何この機械? えっ、何が見えるの?」と戸惑う中、前知識なしでとりあえず「Gear VR」を着けてもらいます。さて、VR初体験やいかに?
まずVRのスゴさをわかってもらうために、動画「Samsung 360 Tour Trailer」を見てもらいます。これはヘリコプターや気球からの高層都市や氷河といった空撮のほか、象やライオンたちを間近に捉えた姿が360°広がる映像で、VRのスゴさがひと目でわかるもの。女子高生たちに見てもらった360°映像
これを目にした女子高生たちは……
「ヘリコプターだよ! あ、次は船に乗ってる!! 景色が変わってる〜。今、川の上にいます。やば〜い! すごい!!」(アオイちゃん 15歳)。映像が切り替わり、見える景色がどんどん変わっていきます。「あ! ライオン! ここにいる!!」本当に自分の目の前にいるかのようなライオンの映像に、「Gear VR」を着けながら思わず手を伸ばしてしまうアオイちゃん。 もちろん前方には何もなく、その姿に友達のアカネちゃん、アヤノちゃんは「変な人みたいw」と大爆笑。アオイちゃんは「いろんなものがあって、近くにいそうな感じがする! 汗がヤバイw」と、かなりGear VRを楽しんでました。
見終わった感想を聞くと、「むっちゃ面白かった! これは一回、みんなやったほうが良いですね!!」と太鼓判をくれました。続けて体験をしたアカネちゃん、アヤノちゃんも「超おもろかったです!」「映画っぽい!」と好評です。
実際、Gear VRを体験してみると、その実在感に驚きます。なので、ついつい手を出して触ってみようとしたり、近づいてくるものがあると避けてしまいそうに。女子高生たちも原宿の街中でVRを着けながら、360°くるくるその場で回っちゃいます。 「マリオカートでも体が動くほうなんで、一緒に動いちゃいますね。外から見てると、絶対恥ずかしい姿だったw」(なぎ氏)
「想像してたのと違って、奥行きとかすごい! もっとゲームセンターにあるような平面の映像なのかな、と思ってた」(仁平さん 18歳)
また、ギャルっぽいAちゃんに見てもらうと、「なんか出てきた! キャハハハハ!! 空、飛んでる〜! すごいすごい!!」と思わず笑い声を上げます。映像を見終わると、「周りも動いて、すごい良かった! いろんな世界に行けた〜」とだいぶご満悦のよう。 そんなAちゃんのはしゃぎっぷりを最初はバカにしていたBちゃんでしたが、体験をしてもらうと「(Aちゃんが)言ってたこと、ホントだって感じ! 足がグラグラする〜。見る前はまじナメてたんだけどw」。
百聞は一見にしかず、Gear VRは体験してみてそのスゴさがわかるのです。
鈴木さんは「白猫プロジェクト」を初めてやったそうですが、無事一面のボスを撃破! また、スマホアプリ版「白猫プロジェクト」のプレイ経験ありだという、なぎ氏とゆのちゃんも一面を難なくクリアです。 「白猫は久しぶりにやって、操作してる時に(攻撃したいのに)間違えて避けちゃったりして少し難しかったけど、面白かったです! めっちゃキレイで、新鮮な体験でした」(なぎ氏)
「これ、ハマりますね! 最初は難しいんですけど、スカっとしてずっとやっちゃいました。これなら 部屋に引きこもって、一人の世界に入りこんで出来ますね」(鈴木さん)
HMDでの操作というと難しいように思えますが、慣れてしまえば初心者から経験者まで楽しめています。
また、普段スマホの小さい画面でプレイしていたものを、ゲーム世界に入り込んでプレイするという没入感は、VRを知らなかった女子高生にも未知の体験として高評価でした。
「宇宙とかマグマ、深海とか空の上からの映像を見たい!」(アオイちゃん)。
「海外ドラマが好きなんで、海外の映像を見れたらいいなって思います」(仁平さん)
「いつも行かないところとか、そういうのを体験出来たらいい」(ゆのちゃん 18歳)
やっぱり普段は訪れることができない非日常的な光景に憧れるよう。
ほかにも、「Gear VR」では現在、アイドルグループ・ももいろクローバーZが「ももいろクローバーZ 桃神祭2015」のVRライブを配信中。VRでライブも見れると言うと──
「ももクロ大好きなんですよ! それやったら、(見ながら)ずっと一人で踊ってそう。絶対買っちゃいそう!」(鈴木さん 18歳)
「ライブとか行けなかったら嫌だし、DVDだと全然違う。だけど、これだったら絶対盛り上がる! サイサイ(Silent Siren)のライブが見たいなぁ」(ゆのちゃん)
「じゃあ、もうライブ行かなくてよくねw 三代目J Soul BrothersとかAAA、(EXILE TRIBEの)Project TAROとか見たい!」(アオイちゃん、アカネちゃん、アヤノちゃん)
ライブ映像が観れるというのは、女子高生的にはかなりポイントが高いみたいです。
また、憧れの人の部屋をVRで訪れるといった楽しみ方にも期待がかかるところ。
「VRで誰かの部屋の中に行ってみれるとしたら?」との質問に、アイドル好きだという鈴木さんは「乃木坂46や欅坂46、ハロプロが好きなんですけど、“部屋を見たい”っていうなら……アイドルを卒業した前田敦子の部屋を360°で見てみたいです!!」だそう。ぜひ「有名人の部屋VR」が出てきてほしいですね……!
ほかにも、「ファッションショーでモデルを下から見たいw」(アオイちゃん)、「スカイダイビングとかジェットコースターとか絶対楽しい!」(ゆのちゃん)と、女子高生たちから次々とアイディアが飛び出します。中には「ホラーゲームやりたい! ホラーゲーム苦手なんですけど、実況とか見るの好きなんでw」(なぎ氏)なんて声も。
誰かに襲いかかられたり、カラスが自分の周りを飛び交ったり、ガラス片や投げナイフが自分めがけて降ってきたりと、サスペンスホラー要素が強くなっています。
Gear VRでこの動画に挑戦してみた女子高生Aちゃん。「これ絶対怖いよ! ヤバイヤバイ! 無理無理!! ちょっと待って!」とパニック状態に。 「キャ〜!」と絶叫して、周辺を右往左往しちゃってます。「人、死んでる!!(動画内には横たわる死体)やべ〜、ガラス刺さる!! ガラスの破片が目に入りそう!!」。
驚きのあまり激しい動きをしていたため、思わず彼女のつけまつげも片方が取れてしまいました…。
実際に体験してみるとわかりますが、3DCGで表現されたガラスや木片が自分の目の前に来ると、思わず体がのけぞってしまいます。その様子を見てる友達は爆笑してますが、VRの世界に入り込んでいる方としては本当に怖いんですよね……。
「これ、売ってるの?」という質問に、1万5000円前後で発売中と答えると「そんな安いの!?」「10何万円もするのかと思った!」と、これまた驚きの声。HMDの価格は5万〜10万円程度するものが多いため、「Gear VR」の値段は女子高生でも手が届きそうなのも嬉しいところ。
一方で、彼女たちからはこんな声も上がっていました。
「これって、目が悪くならないんですか? ゲーム画面が(3Dで)バーって来るから、ちょっと気になりました」(なぎ氏)
「長くやってると酔いそう!」(ゆのちゃん)
こうした、いわゆる「VR酔い」や視力の低下を心配する声も……。
「Gear VR」については、見る人の視力に合わせてピントを調節するダイヤルがついていて、ユーザーの負担にならないよう設計されています。
また、3Dテレビが登場してきた頃から、3D映像と視力に関する精力的な研究が行われていて、現在では、正常な視覚の成人の場合であれば、大きな問題はないだろうとされています(参照)。
これらを踏まえて、「Gear VR」では「13歳未満のお子様は、Gear VRを使用しないでください」とも明記しています。なので、正しい使用法を守って、VRを楽しんでもらいたいと思います。 そんなわけで、女子高生のようにVRを楽しんでみたい大人の方は、ぜひ「Gear VR」をチェックしてみてはいかがでしょうか? なお、「Gear VR」を持っていれば女子高生とお話が出来る、とは限りませんので、あしからず。
※スタッフ監修のもと安全に配慮の上街中での撮影を行っておりますが、通常は座った状態でのご使用を推奨しております
しかも、「Gear VR」で楽しめるのは動画だけではありません。スマートフォン用王道アクションRPGゲーム「白猫プロジェクト」のVR版「白猫VRプロジェクト」では、ゲーム世界に入り込んで冒険をすることが可能。今年4月末には、全世界で人気を博している箱庭ゲーム「Minecraft」のVR版「Minecraft for Gear VR」が登場し、没頭する人続出のようです。
多くのおしゃれピープルが行き交う夕方の原宿で女子高生を物色する取材班。スマホに取り付けた「Gear VR」を携えて「これで360°見渡せる映像が見れるんだけど、ちょっと試してみない?」と声をかける姿は本当に新手のナンパのようですが、説明すると不思議がりながらもすんなり試してくれることに。
街ゆく女子高生も興味を持ってくれるなんて、VRの力ってすごい!!
取材・文/須賀原みち 撮影/時永大吾
百聞は一見にしかず! 女子高生VR初体験で大興奮
今回、「Gear VR」を体験してもらった女子高生は4組。まず、「VRって知ってる?」と聞くと、やはりほとんどの子が「知らな〜い」という反応。ただ一人、女子高生と一緒にいた短大生のなぎ氏(18歳)だけが「あの機械、テレビで見たことあります」と答えてくれましたが、どんなものかはほとんど知らないよう。なので、みんな「何この機械? えっ、何が見えるの?」と戸惑う中、前知識なしでとりあえず「Gear VR」を着けてもらいます。さて、VR初体験やいかに?
まずVRのスゴさをわかってもらうために、動画「Samsung 360 Tour Trailer」を見てもらいます。これはヘリコプターや気球からの高層都市や氷河といった空撮のほか、象やライオンたちを間近に捉えた姿が360°広がる映像で、VRのスゴさがひと目でわかるもの。
「ヘリコプターだよ! あ、次は船に乗ってる!! 景色が変わってる〜。今、川の上にいます。やば〜い! すごい!!」(アオイちゃん 15歳)。映像が切り替わり、見える景色がどんどん変わっていきます。「あ! ライオン! ここにいる!!」本当に自分の目の前にいるかのようなライオンの映像に、「Gear VR」を着けながら思わず手を伸ばしてしまうアオイちゃん。 もちろん前方には何もなく、その姿に友達のアカネちゃん、アヤノちゃんは「変な人みたいw」と大爆笑。アオイちゃんは「いろんなものがあって、近くにいそうな感じがする! 汗がヤバイw」と、かなりGear VRを楽しんでました。
見終わった感想を聞くと、「むっちゃ面白かった! これは一回、みんなやったほうが良いですね!!」と太鼓判をくれました。続けて体験をしたアカネちゃん、アヤノちゃんも「超おもろかったです!」「映画っぽい!」と好評です。
実際、Gear VRを体験してみると、その実在感に驚きます。なので、ついつい手を出して触ってみようとしたり、近づいてくるものがあると避けてしまいそうに。女子高生たちも原宿の街中でVRを着けながら、360°くるくるその場で回っちゃいます。 「マリオカートでも体が動くほうなんで、一緒に動いちゃいますね。外から見てると、絶対恥ずかしい姿だったw」(なぎ氏)
「想像してたのと違って、奥行きとかすごい! もっとゲームセンターにあるような平面の映像なのかな、と思ってた」(仁平さん 18歳)
また、ギャルっぽいAちゃんに見てもらうと、「なんか出てきた! キャハハハハ!! 空、飛んでる〜! すごいすごい!!」と思わず笑い声を上げます。映像を見終わると、「周りも動いて、すごい良かった! いろんな世界に行けた〜」とだいぶご満悦のよう。 そんなAちゃんのはしゃぎっぷりを最初はバカにしていたBちゃんでしたが、体験をしてもらうと「(Aちゃんが)言ってたこと、ホントだって感じ! 足がグラグラする〜。見る前はまじナメてたんだけどw」。
百聞は一見にしかず、Gear VRは体験してみてそのスゴさがわかるのです。
実際にGear VRで「白猫プロジェクト」をプレイ
冒頭でも説明した通り、Gear VRでは動画を見るだけでなく、ゲームをプレイすることだって出来ちゃいます。というわけで「白猫VRプロジェクト」をプレイしてもらいましょう。ゲームの操作は、HMDの横についたタッチパッドで行います。操作方法を教えて、いざプレイ! 「これ楽しい! どうしよう!? なんかデッカイの(ボス)来た! めっちゃ真剣になっちゃう……(ボスを倒して)あっ! やった〜!!」(鈴木さん)鈴木さんは「白猫プロジェクト」を初めてやったそうですが、無事一面のボスを撃破! また、スマホアプリ版「白猫プロジェクト」のプレイ経験ありだという、なぎ氏とゆのちゃんも一面を難なくクリアです。 「白猫は久しぶりにやって、操作してる時に(攻撃したいのに)間違えて避けちゃったりして少し難しかったけど、面白かったです! めっちゃキレイで、新鮮な体験でした」(なぎ氏)
「これ、ハマりますね! 最初は難しいんですけど、スカっとしてずっとやっちゃいました。これなら 部屋に引きこもって、一人の世界に入りこんで出来ますね」(鈴木さん)
HMDでの操作というと難しいように思えますが、慣れてしまえば初心者から経験者まで楽しめています。
また、普段スマホの小さい画面でプレイしていたものを、ゲーム世界に入り込んでプレイするという没入感は、VRを知らなかった女子高生にも未知の体験として高評価でした。
女子高生はVRで何を見てみたい?
実際にVRを体験してもらい、「これを使って、見てみたいものとかある?」と聞いてみると──「宇宙とかマグマ、深海とか空の上からの映像を見たい!」(アオイちゃん)。
「海外ドラマが好きなんで、海外の映像を見れたらいいなって思います」(仁平さん)
「いつも行かないところとか、そういうのを体験出来たらいい」(ゆのちゃん 18歳)
やっぱり普段は訪れることができない非日常的な光景に憧れるよう。
ほかにも、「Gear VR」では現在、アイドルグループ・ももいろクローバーZが「ももいろクローバーZ 桃神祭2015」のVRライブを配信中。VRでライブも見れると言うと──
「ももクロ大好きなんですよ! それやったら、(見ながら)ずっと一人で踊ってそう。絶対買っちゃいそう!」(鈴木さん 18歳)
「ライブとか行けなかったら嫌だし、DVDだと全然違う。だけど、これだったら絶対盛り上がる! サイサイ(Silent Siren)のライブが見たいなぁ」(ゆのちゃん)
「じゃあ、もうライブ行かなくてよくねw 三代目J Soul BrothersとかAAA、(EXILE TRIBEの)Project TAROとか見たい!」(アオイちゃん、アカネちゃん、アヤノちゃん)
ライブ映像が観れるというのは、女子高生的にはかなりポイントが高いみたいです。
また、憧れの人の部屋をVRで訪れるといった楽しみ方にも期待がかかるところ。
「VRで誰かの部屋の中に行ってみれるとしたら?」との質問に、アイドル好きだという鈴木さんは「乃木坂46や欅坂46、ハロプロが好きなんですけど、“部屋を見たい”っていうなら……アイドルを卒業した前田敦子の部屋を360°で見てみたいです!!」だそう。ぜひ「有名人の部屋VR」が出てきてほしいですね……!
ほかにも、「ファッションショーでモデルを下から見たいw」(アオイちゃん)、「スカイダイビングとかジェットコースターとか絶対楽しい!」(ゆのちゃん)と、女子高生たちから次々とアイディアが飛び出します。中には「ホラーゲームやりたい! ホラーゲーム苦手なんですけど、実況とか見るの好きなんでw」(なぎ氏)なんて声も。
VRホラーに絶叫&右往左往!! 思わずアレも…
ホラーゲームではないですが、「Gear VR」ではアプリ「Oculus Video」にて、ステルスアクションゲーム「アサシンクリード シンジケート」の360°ティーザー動画が公開されています。 19世紀のロンドンで暗躍した殺人鬼ジャック・ザ・リッパーに焦点を当てたゲームのプロモーション映像であるこの動画。誰かに襲いかかられたり、カラスが自分の周りを飛び交ったり、ガラス片や投げナイフが自分めがけて降ってきたりと、サスペンスホラー要素が強くなっています。
Gear VRでこの動画に挑戦してみた女子高生Aちゃん。「これ絶対怖いよ! ヤバイヤバイ! 無理無理!! ちょっと待って!」とパニック状態に。 「キャ〜!」と絶叫して、周辺を右往左往しちゃってます。「人、死んでる!!(動画内には横たわる死体)やべ〜、ガラス刺さる!! ガラスの破片が目に入りそう!!」。
驚きのあまり激しい動きをしていたため、思わず彼女のつけまつげも片方が取れてしまいました…。
実際に体験してみるとわかりますが、3DCGで表現されたガラスや木片が自分の目の前に来ると、思わず体がのけぞってしまいます。その様子を見てる友達は爆笑してますが、VRの世界に入り込んでいる方としては本当に怖いんですよね……。
「Gear VR」の手軽さ・安さにびっくり!
こうして初めてのVR体験を楽しんでもらった後、改めて「Gear VR」について説明をすると、女子高生たちは体験する前よりも興味津々。実はスマホに機材を装着しただけの手軽な装置だとバラすと、「え、すげ〜!! ほしい!」と喝采です。「これ、売ってるの?」という質問に、1万5000円前後で発売中と答えると「そんな安いの!?」「10何万円もするのかと思った!」と、これまた驚きの声。HMDの価格は5万〜10万円程度するものが多いため、「Gear VR」の値段は女子高生でも手が届きそうなのも嬉しいところ。
「これって、目が悪くならないんですか? ゲーム画面が(3Dで)バーって来るから、ちょっと気になりました」(なぎ氏)
「長くやってると酔いそう!」(ゆのちゃん)
こうした、いわゆる「VR酔い」や視力の低下を心配する声も……。
「Gear VR」については、見る人の視力に合わせてピントを調節するダイヤルがついていて、ユーザーの負担にならないよう設計されています。
また、3Dテレビが登場してきた頃から、3D映像と視力に関する精力的な研究が行われていて、現在では、正常な視覚の成人の場合であれば、大きな問題はないだろうとされています(参照)。
これらを踏まえて、「Gear VR」では「13歳未満のお子様は、Gear VRを使用しないでください」とも明記しています。なので、正しい使用法を守って、VRを楽しんでもらいたいと思います。 そんなわけで、女子高生のようにVRを楽しんでみたい大人の方は、ぜひ「Gear VR」をチェックしてみてはいかがでしょうか? なお、「Gear VR」を持っていれば女子高生とお話が出来る、とは限りませんので、あしからず。
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