東京大学発ベンチャーが開発 疑似触感を喚起するゲームコントローラー

東京大学発ベンチャーが開発 疑似触感を喚起するゲームコントローラー
東京大学発ベンチャーが開発 疑似触感を喚起するゲームコントローラー

『触感型ゲームコントローラ UnlimitedHand』

腕に巻くだけで直感的にゲームを操作することができ、ゲーム内の触感を得られる『触感型ゲームコントローラ UnlimitedHand』が、9月22日(火)にクラウドファンディングサイト・Kickstarterにて発表された。

本製品を手がけるのは、東京大学発のベンチャー企業・H2L。現在、同サイトのキャンペーンページにて先行予約を受け付けており、2016年3月の出荷を予定している。価格は188ドルから248ドル(約22,700円から29,900円)。

手指の動きでゲームを操作する新感覚コントローラー

「UnlimitedHand」は、腕に巻いた装置に内蔵されたモーションセンサーと筋変位センサーを通して、ユーザーの手の動きをゲームに入力するとともに、電気刺激やバイブレーションによって手の筋肉を収縮させ、ユーザーに擬似的な触感を与えることができるコントローラーだ。 従来のボタンを押すタイプのゲームコントローラーとは異なり、ユーザーとゲーム内のキャラクターの手指を連動させてキャラクターを撫でたり銃の反動を感じたりなど、直感的な操作、ユーザー体験が可能になる。

本製品は、9月17日から20日にかけて開催された国際最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2015」で実機が展示されたほか、アメリカ・サンフランシスコで9月22日(火)、23日(水)の2日間にわたり開催されるテクノロジーメディアイベント「TechCrunch SF,Startup Battlefield」でも製品発表が行われた。

今後は、ゲーム関連企業や開発者、一般のゲームユーザー向けにも提供していくほか、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)コンテンツやゲームタイトルとの連携なども目指しているという。
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