Web上で「攻殻機動隊」3D草薙素子を360°堪能 モデルにうしじまいい肉

Web上で「攻殻機動隊」3D草薙素子を360°堪能 モデルにうしじまいい肉
Web上で「攻殻機動隊」3D草薙素子を360°堪能 モデルにうしじまいい肉

※画像は全て「3D Photogrammetry feat. Motoko Kusanagi」スクリーンショット

国内サイバーパンクSF作品の金字塔「攻殻機動隊」シリーズに登場する女性型サイボーグ・草薙素子の3DモデルをWeb上で360度あらゆる角度に動かせるコンテンツ「3D Photogrammetry feat. Motoko Kusanagi」が登場した。

これは、「攻殻機動隊」の世界で描かれた近未来テクノロジーの実現性を探る「攻殻機動隊REALIZE PROJECT」の一環として、現実の物体を高速スキャンし3Dデータ化する先端技術「3Dフォトグラメトリー」を応用して制作された作品。

日本初のフォトグラメトリー専用スタジオ・AVATTAの技術により、カリスマコスプレイヤーのうしじまいい肉さん、モデルの有馬綾香さんの2人をモデルに3D撮影が行われた。

一瞬で3D撮影が可能な、先端技術

Avattaウェブサイトより

フォトグラメトリーとは、3次元の物体を複数アングルから撮影し、そこから得た2次元画像を解析して3Dデータに起こしていく先端技術。

AVATTAは、世界では多くの分野ですでに実用化が進んでいるこの技術を、いち早く日本に取り入れた初のフォトグラメタリー専用スタジオだ。 今回の「3D Photogrammetry feat. Motoko Kusanagi」で撮影を担当したのは、写真家の桐島ローランドさん。

シンクロさせた80台以上のカメラと、前述した最先端のシステムにより、被写体の流れるような動きの中の最も鮮やかな一瞬を切り取った大量の写真は、最新のソフトウェアにより再現性の高い3Dデータに瞬時に変換されるという。 さらにサイト上では、リアルタイムで計測されるモデルの心拍データを3Dモデルに反映させるギミックを実装。現実世界と電脳空間がより濃厚にオーバーラップした体験が可能だ。

首の後ろにはプラグが!

6月20日(土)には、「攻殻機動隊」20周年を記念した『攻殻機動隊 新劇場版』が全国公開となり、一層の盛り上がりをみせる同シリーズ。ビジュアルの可能性を切り拓く最新テクノロジーと、「攻殻機動隊」の世界観がどのように融合しているのか、一度触って体感してみてほしい。
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