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テクノロジーで拡張するMCバトル──「STREET CYPHER 2」レポ

『STREET CYPHER 2』

東京・渋谷はパルコパート1にあるスタジオから、音楽ライブやイベント、トークショーなどを世界へ向けて配信するソーシャルTV局「2.5D」。きたる2013年10月6日(日)、日々ビートに乗せて言葉を巧みに繰り出す凄腕のラッパーたちが続々と「2.5D」に大集結した。

ここでは、ラッパーが1対1で交互に即興でラップを行うプライドをかけたMCバトルと、某格闘対戦ゲームの名作タイトルを彷彿とさせる斬新なシステム・ビジュアルによる世界初のMCバトルSTREET CYPHER 2』が行われた。

SKY-HIさん対KLOOZさんといった世紀のMCバトルをはじめ、アスベストさん、daokoさん、電波少女など、豪華出演者によるミニライブが行われた。最先端技術によってMCバトルが持つ魅力がより引き立てられ、HIP HOPのさらなる可能性を大いに感じられる偉大なイベントだった。

そんな世界初の試みとなったイベントに「KAI-YOU.net」編集部が潜入! 当日のイベントの熱い熱い様子を、貴重なオフショットを交えながら紹介していこう。

その前に、テクノロジーとMCバトルを融合させた、いまだかつてない試みとなる今回の『STREET CYPHER 2』のシステムやルールについて説明していく。早くイベントの様子が知りたい! という方は2ページ目(http://kai-you.net/article/1294/page/2)から読んでほしい。

テクノロジー×MCバトル

ルールは8小節の3本勝負。『STREET CYPHER 2』では、Xbox 360用のゲームデバイスとして知られるキネクト(Kinect)による動作検知人物のマスキング合成CG映像合成など、すべてをリアルタイムで処理することで、ステージ上にいるラッパーを映像として格闘ゲームの世界に映し出すことに成功。

それにより、配信された映像上では、まるで本当に格闘ゲームにキャラクターとして参戦しているかのようなMCバトルを行うことができるという、新時代のスタイルを確立している。

開発を手がけたのは『アホな走り集』などで知られる映像作家の大月壮さんと「2.5D」、そしてSPACE SHOWER TVでオンエア中の音楽番組「Black File」。この3者がタッグを組み、今回の最先端システムの開発に取り組んだ。

言葉で説明してもその凄さが伝わりにくいかもしれないので、まずは以下のデモ対戦動画を見てほしい。

street cypher 2 mc battle system - demo battle


動くことで3種類の必殺技を発動!

デモ動画にもあるように、ステージ上に立つラッパーの動きを検知し、それに応じて3種類用意されている「波○拳」のような技を放ったり、相手がMC中にはガードをすることが可能になり、格闘対戦ゲームのような映像的に動きのあるバトルを実現させた画期的なシステムを実現している。

つまり、MCバトルをしながら激しく身体を動かすことで、必殺技を発動! それで相手の体力を減らしていくというわけだ。基本的には耳で楽しむMCバトルに、新たに目でも楽しめる要素が加わったことで、その楽しさや盛り上がりも通常のバトル以上だ。

しかし、動きに応じた格闘システムだけで勝敗が決まってしまっては、ラッパーが火花を散らしながら熱いラップをぶちかます意味がまるでないことになる。

「Hoo!」システムでオーディエンスもバトルに参加

そこで『STREET CYPHER 2』では、当日戦いを見守るオーディエンスにURLを配布。

Hoo!

このページの状態でシェイクすると「Hoo!」ゲージに反映される

MCバトル中に交互に繰り出されるラップに「熱い!」「ヤバい!」と興奮したときに、配布されたURLからアクセスできるアプリを開き、「Hoo!」と叫びながらスマホやガラケーを振る

すると「Hoo!」パワーがゲージとして溜まり、対戦が終わったあとに必殺技を受けて減った体力と溜まった「Hoo!」ゲージを合算して勝敗が決められる。

こうすることで、オーディエンスの反応で勝敗を決めるMCバトルの重要な要素をきちんと加味することができている。なお、大月さんによると、体力ゲージよりもこの「Hoo!」ゲージの方が、勝敗を決める大きな決め手となっているそうだ。

通常のライブ同様、何よりも大事なことは、オーディンスからの反応というわけだ。

ネットのユーザーもリアルタイムで参加

当日は、その場にいるオーディエンスだけではなく、2.5DによるUstream配信に加えてニコニコ生放送でも中継され、インターネットのユーザーもUst画面から「ラブコール」ボタンをクリックすることでリアルタイムでMCバトルに参加することができるようになっていた。

「ラブコール」ボタンも「Hoo!」システムと同じく、MCバトルの勝敗に大きな影響を与えるアイテム。ただし、現場での参加者による「Hoo!」回数には制限はなかったが、ネットからの「ラブコール」ボタンは一度のみクリック可能という仕様だった。

さて、前置きが長くなってしまったが、10月6日(日)に行われた『STREET CYPHER 2』の肝心のレポートをご覧いただきたい。
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