ダークな世界観でありながらもスタイリッシュなデザインが印象的となっている。
本作は、コアな日本語ラップリスナーから絶大な支持を受ける5lackさんが3年ぶりに出すアルバムということから注目を集めている。
なお、ほとんどの過去作と同様にデジタル配信は行わずフィジカル(CD)のみのリリース予定だ。
デビュー当初から異彩を放っていた5lackさん
東京出身、現在、福岡を拠点に活動するラッパー/トラックメイカーの5lackさん。2008年にデビューアルバム『My Space』をリリース。ヒップホップの認知度が今ほど広がりをみせていなくマッチョイズム寄りなラッパーが人気を博していた当時から、独特のリズム感のビートにゆるくて脱力感のあるラップを乗せて歌った5lackさんの音楽は革新的だった。
ソロとしては計5枚のアルバムのほか、EP/MixCD/フリーダウンロード作品なども発表している。
実兄のPUNPEEさんとラッパーのGAPPERさんと結成したヒップホップユニット・PSGをはじめ、トラックメイカーのBudaMunkさんとラッパーのISSUGIさんと結成したSick Team、そして福岡のトラックメイカー・Olive Oilさんと組んだユニット・5Oとしても活動。
さらに、KOHHさんやDJ KRUSHさん、野田洋次郎のソロプロジェクト・illionそれぞれとのコラボ曲の発表、NTTドコモの2020年東京オリンピックのキャンペーンCM「Style ʼ20」への楽曲提供など、活動は多岐にわたる。
2018年には5Oとしての新作リリースに加えて、3月に恵比寿LIQUIDROOMで開催されたワンマンライブではチケットが即完売になるほどの大盛況だった。
2018年。これで何度目だろうか、我々の日本にヒップホップのブームが再来している。実際、きっかけは何処にあったのだろうか。
歴史の更新と共に過去が埋れて行く最中、この男が約3年ぶりにアルバムを発表する。アルバム-KESHIKI-では、時代と共に変化していくラップやビートを 独自の解釈で優雅に乗りこなす5lackの奇才ぶりは 世界的に見ても新しく、どこか懐かしさや愛おしさすら感じられる とても不思議な作品だ。常に変化し続け、そして常に状況を変えてきた5lackの行動は、昔から何一つ変わっていないのかもしれない。
MV発表曲を多数含めた極上の11曲。今作も勿論聴き逃す手は無い。 作品紹介文/公式サイトより
ヒップホップの今
この記事どう思う?
アルバム情報
5lack
- タイトル
- KESHIKI
- レーベル
- 高田音楽制作事務所
- 発売日
- 11月21日 (水)
- 価格
- ¥2400(税込)
- 品番
- TOSJ-020
Track List
1. Intro(KESHIKI)/Beat by 5lack
2. DNS/Beat by Fumitake Tamura
3. Twiligh Dive/Beat by 5lack
4. SITT/Beat by LISACHRIS
5. Turn/Beat by 5lack
6. CUS(Chois Ur Self)/Beat by 5lack
7. 影道 Feat.RUDEBWOY FACE/Beat by Budamunk
8. YES/Beat by 5lack
9. 24365 Feat.KOHH/Beat by 5lack
10.Last day/Beat by 5lack
11.進針/Beat by Howlin’ Bear ※ 本作“ KESHIKI “でのデジタル配信( ダウンロード / ストリーミング )は、現状予定しておりません。
関連リンク
0件のコメント