MMD研究所が、株式会社レコチョクと共同での「音楽とゲーム機に関する調査」(外部リンク)の結果を公開した。
調査は2018年8月24日から26日の期間で、15歳から59歳の男女2,000人と小・中学生214人(小学生の子を持つ親107人、中学生の子を持つ親107人に対して、自身の状況と別に子どもの状況に関して聴取)を対象に実施。
小・中学生では携帯電話よりもゲーム機の所有率が上回り、とくに小学生では音楽視聴時に利用するデバイスとして「ゲーム機」がもっとも多かった。
【調査概要】調査対象:15歳~59歳の男女 2,000人/調査期間:2018年8月24日~8月26日/調査方法:インターネット調査/調査実施機関:MMD研究所、株式会社レコチョク
これは各世代においても全体的にいえることで、30代以降に「Play Station3」や「Play Station4」など上位間の差は小さくなるものの、各世代の1位は小学生~30代で「ニンテンドー3DS」、40代が「ニンテンドーDS」、50代が「Wii」。
ここでは、スマホゲームを含めた「ゲームに利用するデバイスの割合」はわからないが、少なくとも据え置き機の中では任天堂ハードの人気が表れた結果となった。
スマホを所持している割合が少ないこともあるが、それが「家庭用ゲーム機・ポータブルゲーム機」に集中しているのが意外だった。「小学生」では44.1%で1位、「中学生」では38.6%で2位となっている。またニンテンドー3DSでの音楽視聴の経験者が多いことは、若干のカルチャーショックでもあった。
ちなみに、10代後半から30代は「スマートフォン」が圧倒的に多く、40代から50代では「パソコン」が1位という結果だった。
またゲーム機所有者が今後ゲーム機に求める機能としては、小・中学生の「特にない」という結果が目立つものの、上位は「音楽再生機能」「動画再生機能」「インターネット機能」という結果に。
現在スマートフォンが音楽視聴機能を取り込んだことで、ポータブルプレーヤーとスマホの境界線はもはやなくなった。ゲームに関しては、スマートフォンのゲームアプリが爆発的に増え、”もっとも手軽で身近なゲーム機”としての地位は確立した一方で、ゲーム体験においてはいまだ専用ゲーム機のそれには及ばない(ここではスマホの音質などによる音楽体験の質の違いは置いておく)。
しかし、ポータブルゲーム機を中心に専用ハードが上記の機能を取り込んでいくことがあれば、音楽、ゲーム、スマホ、デバイスそれぞれの境界線はますますなくなっていくかもしれない。
調査は2018年8月24日から26日の期間で、15歳から59歳の男女2,000人と小・中学生214人(小学生の子を持つ親107人、中学生の子を持つ親107人に対して、自身の状況と別に子どもの状況に関して聴取)を対象に実施。
小・中学生では携帯電話よりもゲーム機の所有率が上回り、とくに小学生では音楽視聴時に利用するデバイスとして「ゲーム機」がもっとも多かった。
【調査概要】調査対象:15歳~59歳の男女 2,000人/調査期間:2018年8月24日~8月26日/調査方法:インターネット調査/調査実施機関:MMD研究所、株式会社レコチョク
小・中学生は携帯電話よりゲーム機の所有率が上回る
調査結果によると、小・中学生214人に所有しているデバイスについて聞いたところ、ゲーム機の所有率は「小学生」が60.7%、「中学生」は73.8%。携帯電話(スマートフォン、フィーチャーフォンを合算)の所有率はそれぞれ35.5%、57.0%と、所有率においてゲーム機(据え置き型、ポータブル型)が携帯電話よりも多いことがわかった。 子供に携帯電話を持たせることに抵抗感を持つ親が少なくないことも要因としてあるかもしれないが、興味深いのは小・中学生が所有するゲーム機だ。 小学生が所有するゲーム機は1位が「ニンテンドー3DS」(66.2%)、2位が「Nintendo Switch」(36.9%)、3位が「Wii」、「Wii U」(ともに20.0%)、4位が「ニンテンドーDS」(16.9%)と、任天堂製品が上位を独占している。これは各世代においても全体的にいえることで、30代以降に「Play Station3」や「Play Station4」など上位間の差は小さくなるものの、各世代の1位は小学生~30代で「ニンテンドー3DS」、40代が「ニンテンドーDS」、50代が「Wii」。
ここでは、スマホゲームを含めた「ゲームに利用するデバイスの割合」はわからないが、少なくとも据え置き機の中では任天堂ハードの人気が表れた結果となった。
意外と多い、音楽視聴に「ニンテンドー3DS」
音楽聴取時に利用しているデバイスについても調査が行われ、各年代で異なる結果となった。 とくに興味深いのは、小・中学生において音楽視聴用のデバイスとしてゲーム機が多く使われているということ。スマホを所持している割合が少ないこともあるが、それが「家庭用ゲーム機・ポータブルゲーム機」に集中しているのが意外だった。「小学生」では44.1%で1位、「中学生」では38.6%で2位となっている。またニンテンドー3DSでの音楽視聴の経験者が多いことは、若干のカルチャーショックでもあった。
ちなみに、10代後半から30代は「スマートフォン」が圧倒的に多く、40代から50代では「パソコン」が1位という結果だった。
またゲーム機所有者が今後ゲーム機に求める機能としては、小・中学生の「特にない」という結果が目立つものの、上位は「音楽再生機能」「動画再生機能」「インターネット機能」という結果に。
現在スマートフォンが音楽視聴機能を取り込んだことで、ポータブルプレーヤーとスマホの境界線はもはやなくなった。ゲームに関しては、スマートフォンのゲームアプリが爆発的に増え、”もっとも手軽で身近なゲーム機”としての地位は確立した一方で、ゲーム体験においてはいまだ専用ゲーム機のそれには及ばない(ここではスマホの音質などによる音楽体験の質の違いは置いておく)。
しかし、ポータブルゲーム機を中心に専用ハードが上記の機能を取り込んでいくことがあれば、音楽、ゲーム、スマホ、デバイスそれぞれの境界線はますますなくなっていくかもしれない。
数字から見えてくるもの
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