一方で、アビス・ホライズン側も声明を発表。「セガ及びC2の主張には理由がなく、『アビス・ホライズン』に違法な点はないと考えています。当社は、今後の裁判手続を通じて、その正当性を主張していく所存です」と、互いの主張は真っ向から対立している。
アビス・ホライズン側「話し合いによる解決を望んでいた」
セガの発表によると、MorningTec Japanがリリースした『アビス・ホライズン』は、ゲーム中の表現などに関して自社が開発する『艦これアーケード』の著作権を侵害しており「不正競争防止法違反にも該当する」と主張。対してアビス・ホライズン側は、公式サイトで「違法な点はない」との考えを説明。【セガ・インタラクティブ】『艦これアーケード』等に係る権利保全を目的として、本日、MorningTec Japan株式会社に対して、「アビス・ホライズン」の日本国内での配信等の差止めを求める仮処分命令申立てを東京地方裁判所に行いました。
— セガ公式アカウント (@SEGA_OFFICIAL) 2018年7月11日
詳細⇒https://t.co/NrlOmmub5O
「もとより当社は、セガ及びC2と、話し合いによる解決を望んでいました。しかし、『アビス・ホライズン』の配信が開始された直後に、このように仮処分の申立てを受けたことは、誠に遺憾に感じております」と続けている。
公式Twitterでも同様の主張に加えて、「豊富な独自コンテンツを有するオリジナルタイトルとして、著作権を侵害した事実は一切ないものと確信しております」とコメント。このたびの仮処分申立てについて、当社は、セガ及びC2の主張には理由がなく、「アビス・ホライズン」に違法な点はないと考えています。当社は、今後の裁判手続を通じて、その正当性を主張していく所存です。
— アビス・ホライズン【公式】 (@abyss_horizon) 2018年7月11日
詳細は下記の公式ページをご覧ください。https://t.co/T2wGBQonqr
続いて「従って、今回の件の影響によって、サービス終了になることは絶対にないことをユーザーの皆様にお約束致します」と違法性がない点を強調するとともに、サービスの継続を宣言している。
今回の件につきまして、「アビス・ホライズン」は豊富な独自コンテンツを有するオリジナルタイトルとして、著作権を侵害した事実は一切ないものと確信しております。従って、今回の件の影響によって、サービス終了になることは絶対にないことをユーザーの皆様にお約束致します。
— アビス・ホライズン【公式】 (@abyss_horizon) 2018年7月11日
類似性が指摘されていた『アビス・ホライズン』
リリース前から『艦これアーケード』との類似点が度々指摘されていた『アビス・ホライズン』。ゲームと著作権の問題
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