合わせてトレーラーも公開。彼ら自身が映像を制作しており、意欲的なアルバムの一端が垣間見れる。
気鋭のDTMユニット・パソコン音楽クラブを知っているか?
パソコン音楽クラブ/アーティスト写真
80~90年代のシンセサイザーを中心とするハード音源のみで楽曲制作。古い機材ならではのローファイサウンドでありながら、現代的なアプローチも感じさせる手腕で着実に人気を獲得している。
2017年にはネットレーベル・Maltine Recordsより『PARK CITY』をリリース。 その後はTVドラマ『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』の劇伴へ参加や、同作で主題歌となっていたtofubeatsさんの「ふめつのこころ」のリミックス。また「ラフォーレ原宿グランバザール2017」のTV CM曲提供など、TVで耳にする機会も増えている。
そんなパソコン音楽クラブが、初の全国流通盤となるフルアルバムを発表。tofubeatsさんやMaltine Recordsのtomadさん、group_inouのimaiさんからコメントも寄せられている。
山を切り開いた景色、無人のショッピングモール、まっすぐな舗装された道、カタカナの名前のついた広場。
同じような形のマンション、区画整理が行き届いた住宅地。ベッドタウンへと向かう線路。
それぞれの孤独が息づく町となぜかそんな町に感じるノスタルジー。
我々は今日も他の誰かの手放した機材を探し、再び鳴らす。
クールなのにエモーショナル。教科書にまだ載っていない歴史。
夢のようで夢じゃない。でもやっぱり夢かもしれない。 tofubeats
「最近のクラブミュージックは全然面白くないからなー」なんてボヤいていた自分に強烈なビンタをかましてくれたのが、パソコン音楽クラブです。
ローファイな音像、奇妙な電子音、美しいメロディー。
彼らの音楽には自分がテクノを好きになった時のワクワクが詰まっています。
忘れ去られてしまった中古機材と音源モジュールを使った錬金術!
最高のアルバムをありがとうございます。 imai(group_inou)
見知らぬ土地のパーキングエリアで見た朝焼けのような、日常からすり抜けて空虚と悦楽が近づく稀有なひとときをこのアルバムはとらえようとしている。 tomad (Maltine Records)
耳を貸すベキ音楽たち
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