私たちは選ばれた人間じゃない──地下アイドル・仮面女子に密着取材

アニメ、マンガ、フィギュア、コスプレなど、今や日本の一大コンテンツを生み出してきた街・秋葉原。

無論、秋葉原には、これらのコンテンツ以外にも、一時期はアキバ系アイドルという呼称が流行った程、アイドル文化も強く根付いています。

いまや国民的アイドルグループとなったAKB48も、もちろん秋葉原に根を張り、常設劇場で公演を重ね、今の地位を築きました。

その中でも、AKB48グループ以外に、自分たちだけの常設劇場を持っているのが、数百人の地下アイドルを擁するアリスプロジェクト。アリスプロジェクトは、アキバの大型カラオケBOX・パセラリゾーツAKIBAの7Fに、最新の音響・照明機器を備え、さらにはアイドルの常設劇場としては最大規模となる400人収容の専用常設劇場「P.A.R.M.S」を構えています。 アリスプロジェクトは、この「P.A.R.M.S」で、平日は1日2公演、休日は3公演と年中無休で365日ライブを行い、年間1000本を超えるライブをこなしています。ちなみに現在ギネス記録に申請中だそう。

快進撃を続ける仮面女子！

そして現在、このアリスプロジェクトの中でも快進撃を続けているのが、仮面女子というアイドルグループ。“最強の地下アイドル”として結成された仮面女子は、ジェイソンマスクのアリス十番、ガスマスクのスチームガールズ、鉄仮面のアーマーガールズ、3つの仮面アイドルユニットからなる大型グループです。 彼女たちは、2013年3月にシングル「仮面女子」でデビュー。オリコンシングルチャートで、地下アイドルとしては異例の13位を記録し、同年12月にリリースした「妄想日記」ではオリコンシングルチャート4位を記録。2013年12月31日には、新メンバーとして新たにアーマーガールズを迎えました。

快進撃を続ける仮面女子！ しかし、地下アイドルというジャンルのせいか、少し取っ付きづらい一面も。そこで今回は、仮面女子とは一体何者なのかを知るために、常設劇場である「P.A.R.M.S」の公演を取材！

彼女たちはどんな思いで活動し、何のために頑張っているのか。インタビューや、楽屋裏、リハーサル、ライブ中の様子などを通して、彼女たちの仮面に隠された素顔に迫ってきました！

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