Twitter凍結『COMIC LO』がマストドンへ 「顔のない巨人に立ち向かえ」

Twitter凍結『COMIC LO』がマストドンへ 「顔のない巨人に立ち向かえ」
Twitter凍結『COMIC LO』がマストドンへ 「顔のない巨人に立ち向かえ」

『COMIC LO』編集部からのツイート/画像はTwitterのスクリーンショット

茜新社の成人向け漫画雑誌『COMIC LO』(コミックエルオー)の編集部から、Twitterアカウントの終了と、新たにピクシブが運営するマストドンのインスタンス・Pawoo内での活動開始が発表された。

12月15日に『COMIC 高』のアカウントを使って発表した内容によると、「というわけで、Twitterでの活動はひとまずおしまいです。今後の宣伝はPawooで行っていきます。よかったらご覧ください」と綴られている。

その後、Pawooに『COMIC LO』のアカウントを開設(外部リンク)。

Pawoo内『COMIC LO』アカウントのスクリーンショット

「先日までは、名前をど忘れしてしまったのですがとあるSNS上で新刊・配信等の情報をお知らせしておりましたが、一身上の都合で今後はこちらでごやっかいになります」と、新たな場での活動を報告した。

『COMIC LO』Twitter凍結からPawooへ

12月4日にTwitterアカウントが凍結された『COMIC LO』。その際も、同じく茜新社から発行されている『COMIC 高』のアカウントを通じて、現状を報告していた。 凍結直後の段階では、「担当者が凍結解除を申請中」「次号の発売日ないし単行本発売までに解除していただけたらうれしい」とツイート。Twitterでの活動継続を模索していた。 その後も凍結は解除されないまま1週間以上が経過する中で、14日に『COMIC LO』で執筆している漫画家・あかざわREDさんが、Pawooで「LO編集部がマストドンにアカ作るって、ちょっと待って下さいね」とトゥート(外部リンク)。

そして15日、『COMIC 高』のTwitterが「『COMIC LO』編集部(の中の人)からお知らせがある」旨を知らせた直後、Twitterでの活動終了とPawooへのアカウント開設が発表された。 ちなみにマストドンとは、Twitterに類似した、ミニブログと呼ばれるジャンルのSNSだ。 その後、『COMIC LO』の編集長の署名入りで、これまでの感謝を伝えるとともに、1枚の画像を投稿。 そこには「Confront to the faceless giant. Don't be afraid. We will be with you.」という英文と、以下のようなメッセージが記されていた。

顔のない巨人に立ち向かえ。
恐れるな。
俺たちが一緒だ。『COMIC 高』アカウントのツイートより

8月以降、Twitterで発生したイラストレーター・漫画家アカウントの相次ぐ凍結。凍結されたクリエイターが続々とPawooへと活動の場を移している最中、『COMIC LO』も同じ道を歩むことになった。

Twitterでの凍結と終了と復活と

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