音楽ライター・磯部涼さんが工業都市・川崎のラップやヤクザ、売春の現状などを取材した『ルポ 川崎』が12月15日(金)に刊行される。価格は1600円(税別)。
双子のラッパーのT-PablowさんとYZERRさんが率いるヒップホップクルー・BAD HOPをはじめ、第1回高校生RAP選手権のファイナリスト・LIL MANさん、君島かれんさんら、地元ミュージシャンの生々しい証言を数多く掲載。 気鋭の女性写真家・細倉真弓さんが撮り下ろした、視覚的インパクトにあふれた写真も多数収録される。
帯には「ここは、地獄か?」という衝撃的な問題提起とともに、「凄惨な出来ごとが続いたのは、偶然ではない」と川崎の特異性を物語っている。 初回限定の特典として、Amazonではポストカード、特定書店ではオオクボリュウさんが手がけたイラストステッカーが付属。刊行記念イベントも準備中だ。 なお同日には、写真を担当した細倉さんの写真集『写真集 川崎 KAWASAKI PHOTOGRAPHS』も刊行。『ルポ 川崎』未掲載の写真も収録される。 巻末の解説は川崎出身のホラー作家・平山夢明さんが担当。「右腕が夜道に転がっているのを見た」と自身の体験を綴っている。
双子のラッパーのT-PablowさんとYZERRさんが率いるヒップホップクルー・BAD HOPをはじめ、第1回高校生RAP選手権のファイナリスト・LIL MANさん、君島かれんさんら、地元ミュージシャンの生々しい証言を数多く掲載。 気鋭の女性写真家・細倉真弓さんが撮り下ろした、視覚的インパクトにあふれた写真も多数収録される。
BAD HOPらも登場する衝撃のルポルタージュ
『ルポ 川崎』はサイゾー誌上で物議をかもした連載を、大幅に加筆して書籍化したルポルタージュ。 中1男子生徒殺害事件や簡易宿泊所火災、老人ホーム転落死──凄惨な事件が発生した街・川崎を舞台に、ラップやヤクザ、ドラッグ、売春、人種差別まで、様々な人や文化、現象が登場する。帯には「ここは、地獄か?」という衝撃的な問題提起とともに、「凄惨な出来ごとが続いたのは、偶然ではない」と川崎の特異性を物語っている。 初回限定の特典として、Amazonではポストカード、特定書店ではオオクボリュウさんが手がけたイラストステッカーが付属。刊行記念イベントも準備中だ。 なお同日には、写真を担当した細倉さんの写真集『写真集 川崎 KAWASAKI PHOTOGRAPHS』も刊行。『ルポ 川崎』未掲載の写真も収録される。 巻末の解説は川崎出身のホラー作家・平山夢明さんが担当。「右腕が夜道に転がっているのを見た」と自身の体験を綴っている。
俺は彼処で切り落とされた右腕が夜道に転がっているのを見たし、砂利トラに轢かれた酔っ払いが脳味噌を真夏の灼けたアスファルトに撒き散らすのも見た。(中略)高架下の廃車、刺青を纏った若者、在日の人々、一癖も二癖もありそうな人物たち、猛々しい面魂のラッパー、ここには俺が好きだった川崎とその先にあるカワサキが紛れもなく存在している。平山夢明さん「解説」より
ストリートにあるリアルとは?
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