『BANANA FISH』がアニメに 吉田秋生40周年で傑作少女漫画が映像化

『BANANA FISH』がアニメに 吉田秋生40周年で傑作少女漫画が映像化
『BANANA FISH』がアニメに 吉田秋生40周年で傑作少女漫画が映像化

(C)吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH

漫画家・吉田秋生さんによる不朽の名作『BANANA FISH』が初めてアニメ化されることが明らかになった。

2018年、フジテレビの「ノイタミナ」枠で放送となる。

監督はアニメ『Free!』を手がけた内海紘子さん、シリーズ構成は現在同枠で放送中の『いぬやしき』でシリーズ構成・脚本をつとめる瀬古浩司さん、キャラクターデザインは、劇場版アニメ『同級生』でキャラクターデザインを担当した林明美さん。

そして、アニメーション制作は、『ユーリ!!! on ICE』などで知られるMAPPAが手がける。

世界最高峰の短編集を題材にした傑作漫画『BANANA FISH』

吉祥天女』や『海街diary』など、これまでいくつもの作品が映像化されてきた吉田秋生(よしだ あきみ)さん。

中でも代表作品の一つとして数えられているのが、少女漫画誌『別冊少女コミック』(小学館)で連載された『BANANA FISH』だ。

スラム街に生きる少年グループのボスであるアッシュ・リンクスと、日本人学生の奥村英二を中心に、「バナナフィッシュ」と呼ばれるものを巡る物語を描いている。

本作は、アメリカの小説家であるJ・D・サリンジャーの著名な短編集『ナイン・ストーリーズ』に収録されている「バナナフィッシュにうってつけの日」という短編をモチーフにしていることでも知られる。

デビュー40周年で初の映像化

2017年は、1977年にデビューした吉田秋生さんの40周年に当たるため、記念サイト「YOSHIDA AKIMI'S DIARY」公開および『漫画家本special 吉田秋生本』の12月25日(月)刊行発表と同時に、重大発表が予告されていた。

『BANANA FISH』は長く愛された作品だったが、これまで舞台化やラジオドラマ化はされてきたものの一度も映像化されたことはなかった。

特に、作品の大きな魅力の一つである、強くも儚いカリスマのアッシュ──映画『スタンド・バイ・ミー』で一躍注目を集めながら若くして亡くなった俳優のリヴァー・フェニックスがモデルとされていることは、ファンの間では広く知られている──彼を誰が演じるのか、注目が集まる。

発表と同時に、アニメ『BANANA FISH』の公式HPとTwitterも開設となった。

あれも? これも!? 傑作が続々映像化

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