広瀬すずがスピッツを口ずさむ短編映像が切なくて苦しい

河原和音さんによる累計発行部数570万部突破の大ヒット純愛漫画『先生!』の実写映画が10月28日(土)より全国公開されることを記念して、特別映像が公開された。

本編でも監督をつとめる三木孝浩監督による映像では、本作のヒロインをつとめる女優・広瀬すずさんが、スピッツの書き下ろした映画主題歌「歌ウサギ」を口ずさんでいる。

映像は、映画本編で描かれる物語のその後、高校を卒業したヒロイン・響の姿が描かれている。

実写映画化される『先生!』

アニメ『こどものじかん』や『とらドラ!』、『心が叫びたがってるんだ。』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』など数々の名作を手がけてきた脚本家・岡田麿里さんが脚本を、『ホットロード』や『アオハライド』など漫画原作の映画を多く手がけてきた三木孝浩さんが監督をつとめることで注目を集めている本作。

『僕等がいた』以来5年ぶりとなる「恋愛映画」への出演を果たす主演・生田斗真さんと、映画にひっぱりだこな女優・広瀬すずさんとの初共演が発表されている。

その映画主題歌は、三木監督は大ファンだというスピッツが書き下ろしている「歌ウサギ」だ。

脚本づくりや衣裳合わせの段階からスピッツの曲を聴きながらイメージを膨らませていたことなども明かしていた監督だったが、「この曲の世界観を映像化したい!」と熱望。映画の公開に先駆けて、暖かくも切ない映画の世界観と同じ短編映像が完成した。 最高にかわいい広瀬すずさんが映画のロケ地である学校を訪れ、ヒロインの響きとして思い出を振り返る構成になっている。

広瀬すずさんコメント
久しぶりの学校での撮影は、空気が東京とは違って映画の世界観によりそうようなとても懐かしい雰囲気です。今回は高校を卒業した後の響ちゃんを演じましたが、私もこの春卒業したばかりで学生時代撮った「先生!」は想い出がたくさん詰まった作品。懐かしいですが、映画の撮影のときには生田さんやみなさんと一緒だったので、今日の撮影は一人で少しさみしいです。「歌ウサギ」を初めてエンドロールで聞いたときには「なんて素敵なんだろう」と思って鳥肌がたちました!本当にぴったりだなって。響の恋心や切なさとか、撮影中のいろんな感情がよみがえってきました。映画の中で『今は一番好きな人を、好きでいたい』というセリフがありますが、年齢関係なく大人になっても大切にしたい気持ちだと思います。ただ大人になると、いろんなことを考えるようになって、響ちゃんみたいに純粋にまっすぐに誰かを想う時間はひょっとしたら高校生のときだけなのかも、とも思うようになりました。そんな彼女のひたすらにまっすぐな部分は、見る人に勇気を与えてくれると思うので、ぜひ映画館で響ちゃんのまっすぐなセリフをたくさんしみこませてください。

三木監督コメント
初号試写で「歌ウサギ」をエンドロールと共に聴いた時、撮影から半年しか経っていないのに、映画の中の世界がどこか遠い思い出のように感じて、懐かしさと切なさで胸がいっぱいになりました。
その場に一緒にいたすずちゃんはあの時から少し髪も伸びてて、その姿を見てなんだか卒業して久しぶりに会った響が映画を観ながら自分の思い出を回想しているようなそんな錯覚にとらわれて、もしすずちゃんが「歌ウサギ」を聴きながら、かつて自分がいた場所をたどることができたらとっても素敵だなぁと思ったのが、今回のスペシャルムービーを作りたいと思ったきっかけでした。
見た人全てが、自分の初恋の気持ちを蘇らせて抱きしめたくなるようなそんなムービーにしたいと思って作った作品です。ぜひ映画本編とあわせて楽しんでいただけたら嬉しいです!

漫画の実写化、たくさん控えてます

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作品情報

「先生! 、、、好きになってもいいですか?」

上映
10月28日(土曜)新宿ピカデリー他 全国ロードショー
原作
河原和音『先生!』(集英社文庫コミック版) 
主題歌
スピッツ「歌ウサギ」(ユニバーサルJ) 
監督
三木孝浩
脚本
岡田麿里
出演
生田斗真 広瀬すず 竜星涼 森川葵 健太郎 中村倫也 比嘉愛未 八木亜希子 森本レオ
製作
映画「先生!」製作委員会
配給
ワーナー・ブラザース映画  
(C)河原和音/集英社 (C)2017 映画「先生!」製作委員会

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