mixi笠原社長が退任を発表 新経営体制へ移行

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mixi笠原社長が退任を発表 新経営体制へ移行
mixi笠原社長が退任を発表 新経営体制へ移行
5月15日(水)、国内大手のSNS(social networking service)である「mixi」を運営する株式会社ミクシィの代表取締役社長の笠原健治さんが退任を発表した。

新たに取締役候補者として代表取締役社長及び最高経営責任者に朝倉祐介さん、取締役最高財務責任者が荻野泰弘さん、取締役最高事業責任者に川崎裕一さん、取締役最高技術責任者に松岡剛志さんが選ばれ、笠原さんは取締役会長となる。

今回の異動について、笠原さんは2012年より実施していた「ユーザーファースト」や「ユニット制」といった概念を打ち出す頃から、より大きくなった組織に合う、役員それぞれの強みを活かせる経営チームづくりを検討していたとのこと。笠原さんは東京大学経済学部在学中に求人情報サイト「Find Job!」を開設し、ミクシィの前身となる企業を創業。卒業後、2004年に「mixi」をリリース。クローズドのSNSとして国内最大規模のユーザーを集めた。

新たな代表となる朝倉さんはというと、中学卒業後に15歳で騎手を目指し、オーストラリアの騎手養成学校へ留学した後に日本に戻り、東京大学法学部に進学。在学中に株式会社ネイキッドテクノロジーを創業、さらに卒業後は大手コンサルティングファームであるマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社するという異色の経歴の持ち主として知られている。

国内にSNSというWebサービスの在り方を提示し、インターネットの面白さを拡張させた「mixi」だが、近年は類似サービスの台頭によって後退を余儀なくされていた。そんな中での新経営体制への移行ということもあって、期待は大きい。新社長の朝倉さんはまだ30歳と若いことからも、抜本的なサービス改善に注目していきたいところだ。

しかしながら、仮釈放中の旧ライブドア社長・堀江貴文さんはTwitterでこう発言している。 栄枯盛衰の激しいWeb・IT業界だが、一時代を築いた「mixi」の社長が交代ということで、今後どのようにシーンが変化していくのか、常に動向を追う必要がありそうだ。

代表取締役の移動に関するお知らせ
http://v4.eir-parts.net/DocumentTemp/20130515_114646512_x4p45zfryrr42155x41ks4y4_0.pdf
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