女優の堀北真希さんが2017年2月末日をもって芸能界から引退すると、所属事務所を通じて明かされた。
新聞はじめ芸能ニュース各社が続報を含めて報じているが、中でも目を引いたのが、スポーツ報知が取り上げたフジテレビの笠井信輔アナウンサーのコメントだ。
フジテレビ系情報番組『とくダネ！』3月1日放送分で、笠井アナは堀北真希さんが公式サイトに掲載したメッセージから、復帰の可能性を推察した。
しかし、メッセージをあらためて読むと、たしかに「引退」の文字はない（外部リンク）。該当するとすれば、「これまでやってまいりましたお仕事から離れることを決意致しました。」の一文だ。
1988年生まれの28歳だけに「まだまだ堀北真希さんの演技や出演を観たかった！」と思うのも素直な感想だろう。そして、同じように思った経験は過去にもある。一旦は芸能活動を休業したものの、出産後に復帰を果たした女優たちもいる。
もしかすると、堀北真希さんも……？ との期待のもと、数人の女優のケースから、その復帰までの年数を調べてみた。
その平均値、あるいは最短の値から、再び堀北真希さんをテレビやネットを通じて観られる日までの時間がわかるかもしれない。
音楽ナタリーの記事（外部リンク）によれば、2008年12月のシャ乱Qのライブに姿を見せている。
その後、2012年にデビュー25周年をきっかけに、本格的に活動再開。このことを思うと、子どもが小学校中学年を過ぎたころくらいに転機があったといえそうだ。
スポーツ報知が2008年に報じた記事のアーカイブ（外部リンク）によれば、長女の出産は1999年とされる。また、「（2008年の段階で）石橋との間に９歳、７歳、６歳になる３人娘がいる」とある。
女優としての本格復帰作は2011年の大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』。映画.comのニュース（外部リンク）では「約10年ぶりに女優復帰する鈴木保奈美」と記されているが、森高千里さんと同じく、子どもたちの年齢も落ち着いた段階といえそうだ。
産後復帰作は2011年12月スタートのテレビドラマ『悪女たちのメス』。この作品の試写会に姿を見せていることを、Sponichi Annexはニュース（外部リンク）にしている。
TBSテレビ制作局担当局長でドラマプロデューサーの貴島誠一郎さんに、メディアゴンがインタビューした記事（外部リンク）では、「連続ドラマでは約4ヶ月の撮影期間があります」と語られている。こちらも撮影期間を加味すると、おそらく2011年夏頃の活動再開と思われる。
瀬戸朝香さんは第二子も出産している。NEWSポストセブンによれば（外部リンク）、その際は女優復帰まで2年間だった。
SANSPO.COMの記事（外部リンク）では、2015年12月に行われた若手漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2015」の司会を務め、「芸能界再始動」のが報じられていた。出産後、わずか4ヶ月での復帰ということになる。
復帰は2016年2月放映の連続ドラマ『嵐の涙〜私たちに明日はある〜』で初主演だった。ORICON NEWSの記事（外部リンク）には「産後復帰作が、いきなりの主演で驚きました」という佐藤江梨子さんのコメントも寄せられている。
参考までに、昼ドラを多数手がけてきた東海テレビの西本淳一プロデューサーに、女性自身がインタビューした記事（外部リンク）によると「撮影は4カ月続く」と明かされている。放映日から逆算すると、佐藤江梨子さんの復帰は2015年9月頃だろうか。
ちなみに、海外にも事例を観ると、ナタリー・ポートマン、ミーガン・フォックス、アンジェリーナ・ジョリーなどのハリウッド女優たちも、数カ月から数年で復帰しているようだ。
ぼくらが堀北真希さんの姿を再び見られるのは……もしかすると、東京オリンピックに熱狂する真っ只中か、あるいはその熱狂が落ち着いた頃だろうか。
ともかくいまは、「あたたかでかけがえのない幸せを全力で守っていきたい」と決意した堀北真希さんを応援したい。
新聞はじめ芸能ニュース各社が続報を含めて報じているが、中でも目を引いたのが、スポーツ報知が取り上げたフジテレビの笠井信輔アナウンサーのコメントだ。
フジテレビ系情報番組『とくダネ！』3月1日放送分で、笠井アナは堀北真希さんが公式サイトに掲載したメッセージから、復帰の可能性を推察した。
所属事務所がメッセージに添えた文章には「堀北真希が芸能界を引退することとなりました」とあり、すでにプロフィール写真も取り下げられている。「（※前略）この文面からすると私は山口百恵さんよりも森高千里さんパターンかな」と推察し、子育てがひと段落したところで帰ってくる可能性を「自分の中でどこか消さずにいる引退表明かな」 ──『フジ・笠井アナ、堀北真希は「百恵さんに憧れ」も「森高千里パターンかな」』スポーツ報知（外部リンク）
しかし、メッセージをあらためて読むと、たしかに「引退」の文字はない（外部リンク）。該当するとすれば、「これまでやってまいりましたお仕事から離れることを決意致しました。」の一文だ。
1988年生まれの28歳だけに「まだまだ堀北真希さんの演技や出演を観たかった！」と思うのも素直な感想だろう。そして、同じように思った経験は過去にもある。一旦は芸能活動を休業したものの、出産後に復帰を果たした女優たちもいる。
もしかすると、堀北真希さんも……？ との期待のもと、数人の女優のケースから、その復帰までの年数を調べてみた。
その平均値、あるいは最短の値から、再び堀北真希さんをテレビやネットを通じて観られる日までの時間がわかるかもしれない。
森高千里さん、復帰まで８年〜12年間
前述の笠井アナが挙げた森高千里さんは、1999年6月に俳優の江口洋介さんと結婚、2000年2月に長女を出産している。音楽ナタリーの記事（外部リンク）によれば、2008年12月のシャ乱Qのライブに姿を見せている。
その後、2012年にデビュー25周年をきっかけに、本格的に活動再開。このことを思うと、子どもが小学校中学年を過ぎたころくらいに転機があったといえそうだ。
鈴木保奈美さん、復帰まで12年
月9ドラマ『東京ラブストーリー』で一躍人気女優となった鈴木保奈美さんは、一度の離婚を経て、1998年にとんねるずの石橋貴明さんと再婚。3人の子どもを出産した。スポーツ報知が2008年に報じた記事のアーカイブ（外部リンク）によれば、長女の出産は1999年とされる。また、「（2008年の段階で）石橋との間に９歳、７歳、６歳になる３人娘がいる」とある。
女優としての本格復帰作は2011年の大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』。映画.comのニュース（外部リンク）では「約10年ぶりに女優復帰する鈴木保奈美」と記されているが、森高千里さんと同じく、子どもたちの年齢も落ち着いた段階といえそうだ。
瀬戸朝香さん、復帰まで1.6年
主にテレビドラマや広告を舞台に活躍する瀬戸朝香さんは、2007年9月に、アイドルグループ・V6の井ノ原快彦さんと結婚。自身のブログ（外部リンク）で2010年3月2日に長男を出産したことを報告している。産後復帰作は2011年12月スタートのテレビドラマ『悪女たちのメス』。この作品の試写会に姿を見せていることを、Sponichi Annexはニュース（外部リンク）にしている。
TBSテレビ制作局担当局長でドラマプロデューサーの貴島誠一郎さんに、メディアゴンがインタビューした記事（外部リンク）では、「連続ドラマでは約4ヶ月の撮影期間があります」と語られている。こちらも撮影期間を加味すると、おそらく2011年夏頃の活動再開と思われる。
瀬戸朝香さんは第二子も出産している。NEWSポストセブンによれば（外部リンク）、その際は女優復帰まで2年間だった。
上戸彩さん、復帰まで0.4年
女優や歌手として活動している上戸彩さんは、EXILEの当時のリーダーで現在はプロデューサーのHIROさんと、2012年9月に結婚。2015年8月に第1子を出産している。SANSPO.COMの記事（外部リンク）では、2015年12月に行われた若手漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2015」の司会を務め、「芸能界再始動」のが報じられていた。出産後、わずか4ヶ月での復帰ということになる。
佐藤江梨子さん、復帰まで0.2年
グラビアアイドルとして人気を博し、舞台女優としても評価を得る佐藤江梨子さんは、「2015年1月にブラジル人男性と結婚し、同年8月に長男を出産」とSponichi Annexが報じた（外部リンク）。復帰は2016年2月放映の連続ドラマ『嵐の涙〜私たちに明日はある〜』で初主演だった。ORICON NEWSの記事（外部リンク）には「産後復帰作が、いきなりの主演で驚きました」という佐藤江梨子さんのコメントも寄せられている。
参考までに、昼ドラを多数手がけてきた東海テレビの西本淳一プロデューサーに、女性自身がインタビューした記事（外部リンク）によると「撮影は4カ月続く」と明かされている。放映日から逆算すると、佐藤江梨子さんの復帰は2015年9月頃だろうか。
堀北真希さん×東京オリンピック？
ここまで5人の歌手・女優たちの復帰を見てみた。家庭の事情によるので一概にもいえないのは承知だが、平均すると5年弱となった。ちなみに、海外にも事例を観ると、ナタリー・ポートマン、ミーガン・フォックス、アンジェリーナ・ジョリーなどのハリウッド女優たちも、数カ月から数年で復帰しているようだ。
ぼくらが堀北真希さんの姿を再び見られるのは……もしかすると、東京オリンピックに熱狂する真っ只中か、あるいはその熱狂が落ち着いた頃だろうか。
ともかくいまは、「あたたかでかけがえのない幸せを全力で守っていきたい」と決意した堀北真希さんを応援したい。
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