2016.07.11 08:00
米村智水
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『バケモノの子』場面写

アニメーション監督・細田守さんの最新作『バケモノの子』が、7月22日（金）にテレビで初放送されることが決定した。

放送は日本テレビ系の番組「金曜ロードSHOW!」にて行われ、番組時間を25分拡大しての本編ノーカットでの放送となる。

また、本作のテレビ初放送と細田守さんの代表的作品『時をかける少女』の上映から10周年を記念し、スタジオ地図と細田守さんのイベント『スタジオ地図 2016 in Summer』の開催も決定している。

細田守監督、最大のヒット作となった『バケモノの子』

『バケモノの子』は2015年の夏に公開され、大反響を呼んだアニメーション映画作品。

東京・渋谷の街からバケモノたちが生活する異世界「渋天街」に迷い込んでしまった少年・九太と、渋天街で1、2を争う最強のバケモノ・熊徹との交流と成長を描く。

スタジオ地図が制作し、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』といった人気作を手がけた細田守さんが監督した作品の中でも、観客動員数459万人を記録し、細田守作品最大のヒット作となった。

海外でも高く評価され、サン・セバスチャン国際映画祭にてアニメーション映画として初のコンペティション部門に選出。49の国と地域で配給が決まり、今なお世界各地で上映が行われている。

細田守監督からのメッセージ

Q1.テレビ初放送、どのような思いですか？
“初放送をすごく嬉しく思っています。「バケモノの子」は基本的にアクション映画ですので、面白いことが次々に起こります。テレビの前でワイワイみんなで楽しんでみてください。”

Q2.「2016年夏休みのはじまり」このタイミングでの初放送、視聴者にどのように楽しんでもらいたいですか？
“ついに夏休み。人は夏に成長するものですよね。夏には色々人生の思い出になる出来事が起こります。出会いと別れ、悲喜こもごもかもしれませんが(笑)、「夏休みが始まった〜」という盛り上がった気分で、そんな夏の思い出の皮切りとして楽しんでください。”

Q.3「バケモノの子」に込めたメッセージ、視聴者に届けたい思いとは？
“みんな誰しも胸の中に心の師匠、親、がいる、と思います。それは身近な人かもしれないし、会ったこともない人、あるいは歴史上の人物かもしれない。実際の親だけでなく、人はそういう大切な存在によっても育てられているんだということを伝えたいです。そんな人のことを思い出しながら観ていただければと思います。” 細田守監督からのメッセージ

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