ファンとアイドルの交流を描く──映画『あの娘、早くババアになればいいのに』

ファンとアイドルの交流を描く──映画『あの娘、早くババアになればいいのに』
ファンとアイドルの交流を描く──映画『あの娘、早くババアになればいいのに』

『あの娘、早くババアになればいいのに』

2013年、インディーズ映画界の登竜門とも呼ばれている「第7回 田辺・弁慶映画祭」にてグランプリ賞と市民賞のW受賞を果たした〝アイドルファンとアイドルの交流〟を描いた、頃安祐良監督の話題の映画『あの娘、早くババアになればいいのに』が、2014年初夏、ついに劇場で公開されることがわかった。

オタクにとっての夢──アイドルファンの父が娘を理想のアイドルに育てる

映画「あの娘、早くババアになればいいのに」予告編
本作は、今や日本の音楽シーンを語る上で欠かせない存在と化している〝アイドル文化〟に着目し、アイドルとアイドルを支えるファンの生き様を描いた作品。

コメディーのように笑える場面も交えながら、アイドルファンの父とアイドルを目指す血のつながらない娘との究極の親子愛やアイドル愛が描かれている。

娘のアイドルを目指す高校生・蟹沢アンナ役には、2012年公開の映画『苦役列車』での好演で注目を浴びた中村朝佳さん。父親の平田役は、『亀虫』や『パビリオン山椒魚』など、冨永昌敬監督の作品で常連の尾本貴史さんが演じている。

数々の受賞や推薦コメントが

アイドルとオタの「聖なる」関係を、こんな風に描く事が出来るのか!と驚いた。
アイドル志望の子、そしてアイドルファンだったら、
一度は立ち止まってみて観るべき。自分が映ってるから。 高橋栄樹(映画監督『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』)

リングに上がる前のトレーニング、シャドーボクシング!
この映画はそんな選手とトレーナーの青春物語。
選手はトレーナーに育てられ、トレーナーもまた選手に育てられる。
あ、でもたまにトレーナーが選手にマッサージ受けてたな…。
そして!日々サンドバッグに不満や怒りを打ち込み、
いつか打ち込んだ分、お客さんに笑顔で返してくれてるのね(泣)。
アイドルありがとう!!! 前野朋哉(映画監督・俳優/『桐島、部活辞めるってよ』)

頃安くんがアイドル好きだとは聞いてたけど、まさか映画界、いや映画史におけるあの巨匠 までも利用し、アイドルを選んでしまうなんて...、大丈夫か頃安くん?
是非ともフランス語字幕をつけてあの巨匠にこの映画を観せに行くドキュメンタリーを撮っ てください! 山下敦弘(映画監督『もらとりあむタマ子』 乃木坂46『君の名は希望』MV)

アイドルって何だろう。アイドルを目指すって何だろう。
近い将来、日本中にこんな親子があふれていても不思議じゃないと思った。怖いし、笑える アイドル映画。 今泉力哉(映画監督『サッドティー』『午前3時の無法地帯』)

ほかにも各界の著名人から絶賛する声が上がっているほか、「第24回 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」でのフォアキャスト部門の入賞や、「第14回 TAMA NEW WAVE」でのノミネートを果たしている。

近年はアイドルグループの作品を制作

乃木坂46 『桜井玲香 -Digest-』
本作の監督・脚本・編集を務める頃安祐良さんは、「東京学生映画祭」でグランプリを受賞した『シュナイダー』や、2010年公開の『マイ・サンシャイン』などの映画作品を手がける一方で、アイドルグループの映像作品も多く手がけている。

近年では、SKE48の1stアルバム『この日のチャイムを忘れない』に付属する特典DVD収録作品や、乃木坂46の4thシングル『制服のマネキン』の桜井玲香さんの個人PVなどを手がけている。

映画『あの娘、早くババアになればいいのに』は2014年初夏、テアトル新宿にてレイトショーで上映される。


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