展覧会のディレクターには、全国の駅舎や橋梁の設計、景観やまちづくりのデザインを手がけ、土木と建築の分野に精通する建築家/デザイナーの西村浩さんを迎える。
入場料は、一般が1,100円、大学生が800円、高校生が500円、中学生以下は無料となっている。
街全体におけるデザインの基礎となる「土木」を身近に
「土木展」は、土木のエキスパートたちによる企画チームと、参加アーティストやデザイナーがリサーチを行い、幅広い層に土木をより深く知ってもらう展示作品を計画、自然や土地の歴史を調和するデザインを紹介していく。イントロダクションでは、自然と向き合う日本の名土木をマップで紹介。「土木オーケストラ」と題した展示空間では、高度経済成長から現代までの土木の歴史を振り返りつつ、音と映像でその迫力を表現する。
また、道路や橋などの土木施設を「ためる」「ほる」「つむ」「はかる」「ささえる」といった行為を参加作家が分析、インスタレーションでわかりやすく伝えていく。さらに、来場者が参加できる作品も取り入れ、土木をより身近に感じることができる展示となりそうだ。
「土木」にまつわるプロジェクションやドローイング
この記事どう思う?
企画展概要
「土木展」
- 場所
- 21_21 DESIGN SIGHT
- 会期
- 2016年6月24日(金)〜 9月25日(日)
- 休館日
- 火曜日(8月2日は特別開館)
- 開館時間
- 10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
- *8月2日(火)は17:00閉館(最終入場は16:30)
- 入場料
- 一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
- *15名以上は各料金から200円割引
- *障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料
- その他各種割引についてはご利用案内をご覧ください
- 主催
- 21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
- 助成
- サカエ・シュトゥンツィ基金
- 特別協賛
- 三井不動産株式会社
- 展覧会ディレクター
- 西村 浩
- 企画協力
- 内藤 廣
- 企画チーム
- 崎谷浩一郎、新堀大祐、中村勇吾、八馬 智、羽藤英二、本田利器
- 会場構成
- 菅原大輔
- 展覧会グラフィック
- 柿木原政広
- アドバイザー
- 中村英夫
【参加作家・参加団体】
株式会社 感電社、桐山孝司、康 夏奈(吉田夏奈)、田中智之、ドローイングアンドマニュアル、西山芳一、公益社団法人 日本左官会議+挾土秀平、ヤックル株式会社、ヤマガミユキヒロ、ライゾマティクスリサーチ、ワークヴィジョンズ、WOW、渡邉竜一+ローラン・ネイ、403architecture [dajiba]、ほか
【関連プログラム】
オープニングイベント 「これからの土木、これからの都市」
7月2 日(土)11:00〜12:30
出演:西村 浩、内藤 廣、柿木原政広、西山芳一
トーク 「土木と建築と」
7月16 日(土) 11:00〜12:30
出演:崎谷浩一郎、新堀大祐、菅原大輔、403architecture [dajiba]
トーク「土木を愛する人たち」
7月30日(土)11:00〜12:30
出演:大山 顕(フォトグラファー、ライター)、八馬 智
関連リンク
0件のコメント